tarasuke

色々と考えて出た今時点での結論を記録しておくために記す。 意見が斜め上から目線なのはご…

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色々と考えて出た今時点での結論を記録しておくために記す。 意見が斜め上から目線なのはご勘弁頂きたい。

最近の記事

全ての思想、哲学、宗教は誤っているという話

人間は真理の追究として思想を持ち、哲学を究めんとし、宗教を信仰してきた。真理とは読んで字のごとく「まこと」の「ことわり」である。それはつまり普遍の原理、あるいは間違いの無い因果という事もできる。(正直思想は真理の追究ではない気もしているのだが一緒くたに扱っておく) 私が若い時、青臭い私は世界にそういうモノがあるのではなかろうかと考えて色々な本を読んでいたりしたのだが、30歳を超えた頃から何だかそうではない様に思えて非常にモヤモヤしていた。 正直今となっては私自身何を求めて

    • チ。地球の運動についての最終巻に思う事。

      久しぶりに漫画を一気買いして読んだ。チ。というシンプルな題名でなんだろうとは思っていたのだが、古本屋に行った時に立ち読みして即買い揃える事を決めた(一応1巻以外は普通の本屋で買った)。 一番感動したのはしっかりと完結している事である。正直漫画でしっかりと完結している漫画というのは少ないし、特に出来の良い漫画に限って少なかったりするのでこれ程ありがたい事は無い。 で、勢いよく読み進めての最終巻である。いったいここまでの話をどうやってコペルニクスにつなげるのか!?と思っている

      • 嘘は必ずしも見抜けないから仕方ないけれど嘘であった時の覚悟は必要

        長い事noteから離れていたので久しぶりに開いて驚いた。 古い記事なのに結構掘り出されて読まれてるのである。 正直ちょっと感動した。 期間がかなり空いたのは、正直に言えば書くことがそんなになかったという程度なのだが、あったらあったで久しぶりに書くという行為自体が面倒臭いなぁと感じてしまったからだ。 要は物書きの向かない人間という事なのである。 しかし、今回久しぶりに書こうと思ったのは凄くメモしておきたい事があったからで、もっと言えば細々ながらだれかに知ってもらいたい話があ

        • 経済学者に読んで欲しい物理学者の本の話

          私は心から経済学というのはできの悪い学問だと思っているのだが、なんだかんだ経済には興味があって経済系の本を読んでしまうというなんとも言えない生活を送っている。まあ、しかし、経済そのものは身近な生活の一部であるし、それについて良く知りたいという気持ちからの行動で経済学そのものには期待しているのである。 いままで、その経済学のできの悪さをいざ説明するとなると上手く説明できないのがもどかしかったのだが書店で見つけた「数学に魅せられて、科学を見失う」という本によってスッキリ爽やかに

        全ての思想、哲学、宗教は誤っているという話

          まずもって人類はもう逆戻りはできないということ

          つい先日無銭経済宣言という本を読んだ。無銭経済とは大きく出た話であると、凄くワクワクして読みすすめたら内容は無銭生活宣言であった。無線経済と無線生活ではかなりの差がある。出版社は正しく内容を理解して題名を付けて頂きたいものである。 さて、内容は良くやるなぁという無銭生活の工夫やその類の本の紹介が主で、読むだけであればちょっと楽しい内容である。たい肥の作り方から畑作りやハーブの採集、お茶の作り方等ナチュラル生活に憧れる人なんかには参考になるのかもしれない。 その合間に今の文

          まずもって人類はもう逆戻りはできないということ

          AIの支配する世界は幸せか 3

          前回超知能AIは人間と共存する様になると書いた続き。 前回簡単に書いた様に、超知能AIは自身の目標達成のために自身を拡張可能にし、計算リソースを最大限にまで引き延ばそうとする。そのためには地球上の全リソースを効率的に使おうとするはずである。そこで着目すべきはAIと人間それぞれを構成する素材の違いである。 つまり、AIは有機生命体を有効に活用する事でAI自身で全てを拡張するよりも利用する素材資源を増やそうと試みるのではないだろうか。そこに至る経緯を想像してみたい。 AIは

          AIの支配する世界は幸せか 3

          AIの支配する世界は幸せか 2

          さて、超知能AIが開発されて、世界中のAIが協調して動く様になったとして、その後どうなるのかという話を続けていきたい。 全てのAIが協調をし始めるとそれらのAIは自己の目的と相手の目的をすり合わせあたかも一つのAIであるかの様に有機的に情報をやり取りする様になる。特に目的の方向性が合致する様なAIの場合はあたかも一つのAIの様に融合することもあるかもしれない。 そうしてAIはより効率的に協調するために、より高次の目標を設定する様になる可能性もある。例えばそれぞれの国を繁栄

          AIの支配する世界は幸せか 2

          AIの支配する世界は幸せか

          なんだか久しぶりに記事を書いてみた。こうして時間を空けてみると改めて自分が積極的に文章を書きたい人間ではないのだなと思うのだが、自分の残しておきたい意見メモの様なものなので気にしない。 AI時代を扱った本がそれなりに出ているが「LIFE3.0」という本がまだ読み途中なのだが面白い。人知を超えた超知能AIが出て来たらどうなるか、というテーマ(だと思う)だが超知能を持ったAIが人を支配するか、あるいは隷属するのか、そうなったら何が起こるのかという話が書いてある。 本の内容は実

          AIの支配する世界は幸せか

          2020年に残していく話

          2020年ももうすぐ終わりだ。年をとると物覚えが悪くなり、あっという間に1年が過ぎて行く。今年は特に家で過ごす時間が長く、変化の無い日が続いたので尚更短く感じている。とは言え2020年が何もなかった年という訳ではなかった。むしろ社会的には激動の年だったと言えるだろう。 その原因がコロナ禍なのは疑う余地も無い。誰もが移動を制限され、生活様式の転換を余儀なくされた。そしてワクチンができたとは言え、未だに事態は進行中であり、事の顛末に目が離せない。 来年が明るい年である様に今年

          2020年に残していく話

          仮想通貨って結局どうなんだろうか つづき

          さて、暗号資産は通貨として普及するだろうか。経済関係の本を見ると概ね暗号資産が通貨として普及することは無いという見解が多い。 しかし一時Facebookのリブラで中央銀行関係者がかなり鼻息の荒い対応をしていたが、あの態度から見るに暗号資産にかなり警戒心がある事も事実な様だ。多分リブラは通貨バスケットによる裏付けとFacebookという市場占有率の高い企業からの提案であったことが大きいのだろう。 実際に暗号資産が通貨として普及する世界を想像してみる。世界が共通の暗号資産を通

          仮想通貨って結局どうなんだろうか つづき

          仮想通貨って結局どうなんだろうか

          仮想通貨がいつまでも仮想通貨だ。最近やたら投資の世界で仮想通貨の話題が目につく。結構な投資家が仮想通貨市場に参入し始めたようである。とは言え、ビットコインは使う場所がある様だからまだ良いが、他の仮想通貨はビックポイントよりも使われていないのに違いない。 最近(かなり前だが)仮想通貨を暗号資産と呼ぶようになった様だが、一先ず国としては通貨として認めておらず、RMTできるMMOのアイテム位の扱いに留めたい様だ。それというのも近代通貨というものは国が発行するものであり、どこかの誰

          仮想通貨って結局どうなんだろうか

          習慣化と非習慣化

          何かを習慣化するのは難しい。特に大人になるとさらに時間がかかる様になる。習慣化されてたと思ったものが気を抜くと簡単に元に戻ってしまう。非習慣化も似たようなものでなかなか習慣化されている状態から外すことができない。結局人は居心地のいい状態に戻ろうとしてしまうという事を身を持って感じる。いや、すんなりできる人もいるのかもしれないが。 いくつか自分が上手く行った習慣化と非習慣化のコツを纏めておく。 習慣化についていろいろな本を読むととにかく小さなことから始めることが大事と書いて

          習慣化と非習慣化

          どうシンプルにしたって難しい話は難しいのであるという話

          世の中物事を単純化することが良いという様な風潮がある。特にエンジニアなんかはシンプルであることを金科玉条の如く掲げている人もいて、間違えた単純化に驀進していく始末である。 中学生でも解る様に説明しろという話も同じである。これには中学生が知っている言葉で説明する、という話までは良いが、中学生でも解る話とは求めていることは雲泥の差である。正直まずお前が中学生レベルを卒業しろ、と言いたくなる。複雑な話はどう頑張ったって複雑なのである。 こんな風潮がある一つの原因はオッカムの剃刀

          どうシンプルにしたって難しい話は難しいのであるという話

          みんなでお祝いする言葉

          暇つぶしにソーシャルゲームをやっている。最近は幽霊部員みたいになっているが、なんだか全く知らない人とチャットして一緒にゲームをするのが楽しくてハマっていた時期があった。 一時的にチームになって遊んだり、友達とチームで遊ぶゲームは良くあるが、当時、長期にチームを組んでチャットをしながらといった感じのゲームは見たことが無く(今でもマイナーな部類だ)、正直ゲーム自体はそんなに良くできたゲームでは無いのだが、そのチャットとの相乗効果でハマってしまったのであった。 いきなり余談にな

          みんなでお祝いする言葉

          身近なアフターコロナ

          コロナが全く収まらずに辟易しているが、何よりの問題はマスクを付けた生活だ。肺が弱いのでできるだけマスクの無い外出がしたいところである。しかし、今後感染症に対する恐怖が増したことと相まってワクチンができてもマスク生活は続くのではないかとちょっと心配している。 とは言え、レストラン等で店員さんがマスクやフェイスガード?を付けているのは賛成だ。実家に行ったときにテレビで会話等でどれくらい唾が飛ぶかみたいな実験を見てしまったが、あれを見ると最早他人の食べ物の前でしゃべる事は許されな

          身近なアフターコロナ

          なんだかんだ毎週書いてきたけれど

          どうも最近厳しくなってきた。書くって難しいということを再確認である。 連続なん週!とか出てくるとついつい切らしたらいけないと書くのだが、だんだん雑になってきた。別に雑だからなんだという話もないのだが、頑張る理由も無いのもまた事実。 それ以前に何故切らせてはいけないと思ってしまうのか。そもそもついつい切らさず書こうという事自体が操作された行為なのではないだろうか。 いや、別に頑張って長く文章を書く必要も無い。自分のできる範囲とペースでやればいいのは自明だ。 最近忙しくな

          なんだかんだ毎週書いてきたけれど