身近なアフターコロナ

コロナが全く収まらずに辟易しているが、何よりの問題はマスクを付けた生活だ。肺が弱いのでできるだけマスクの無い外出がしたいところである。しかし、今後感染症に対する恐怖が増したことと相まってワクチンができてもマスク生活は続くのではないかとちょっと心配している。

とは言え、レストラン等で店員さんがマスクやフェイスガード?を付けているのは賛成だ。実家に行ったときにテレビで会話等でどれくらい唾が飛ぶかみたいな実験を見てしまったが、あれを見ると最早他人の食べ物の前でしゃべる事は許されないと個人的には思うのであった。

自分の会社はコロナの影響をあまり受けなかったのでその点は一安心だが、会社通勤は個人的には復活して欲しいものである。しっかりと習慣管理をできる人は良いが、私の様に気が乗った時にできる限り仕事を進めるタイプだとだらしない生活リズムになって苦労する。それに加えて電車は本を限られた時間だけ読むことができて助かっていた。面白い本は読み始めるとずっと読んでしまってダメダメ生活まっしぐらである。

今後も通勤する人は以前程ではないだろうから、そこだけはありがたい事である。毎日通勤できる様になればだが。

それとウェブ会議はやはり深い打ち合わせには足りていないことを実感している。段取りや方針が決まっている仕事の打ち合わせには問題無い、ただ進捗や方針の修正を話すだけだからだ。しかし、お客さんと話す時やプロジェクトの開始等の時に大切なのはノンバーバルな部分だ。

表情なんかはまぁ判るのだが、目線や手の動きが見えないので本音を深く理解できていないことを実感した次第である。こちらからのアクションも効果薄で言葉と口調だけで説得力を出していく必要があるわけだ。

人数が多いと顔が見えないし、資料共有している時なんかは絶望的である。

そうは言っても最早時代は動き出した感じで、現場にいる必要の無い知的産業は基本ウェブ会議という事になるのだろう。これからは肩から上だけでお客さんの本音のところまで突っ込んでいく技術が必要になるということか。

世代交代されない様に頑張らねば。

生鮮食品についてはやはり自分で選びたいしお店が一番と思っているが、世間一般ではウェブでの配送も増えているのだろうか。一見それなりにお客さんが戻っている様に見えるが、土日情報なのでなんとも言えない。近所の店がつぶれないことを願うばかりである。

あとは知人友人と会うのに躊躇しない環境になって欲しいなぁと個人的には思うのだが、これからは個人の考え方によって付き合い方が変わるのだろうと思う次第である。

こうして書いてみると煩わしいこともいくらかあるが、個人的にはアフターコロナでもそんなに大きな影響は出なそうだ。一番大きいのが人付き合いの面で、ここを放置するとただでさえ少ない人付き合いがより少なくなりそうで怖い。ウェブ飲み会、進出すべきだろうか・・・