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うつわマガジン2020

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2020年10月の記事一覧

ほおずきチョコと賢者

ほおずきチョコと賢者

粗末ではいけませんが「いいものをつくるぞ」と力んだり、相手に期待したり、想い描きすぎたりしてどこかにしがみついたりすると、ふと気づいた時、近視眼的でおもしろみのないものになっていることが往々にあって。

この作品を納品するころ、甘酸っぱいほおずきを頬ばるんだ。そんなちいさな想いくらいが、作品を丸く、赤く染めるのでしょう。

今年も、長野の森にたたずむギャラリー主催の公募展納品を無事に終え、いつも楽

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池波正太郎風 湯豆腐のススメ

池波正太郎風 湯豆腐のススメ

急に寒くなりましたね。
たちまちお豆腐の食べ方が、冷奴から湯豆腐になりました。

今日は、久しぶりの「陶芸職人のなんちゃってレシピ」を。湯豆腐ですから、レシピというほどのものではありませんが、池波正太郎風といういわくつき。時代小説はいまいち苦手で、彼の小説も親しんできたとは言いがたいけれど、食の話だけは好きで、確か最初に読んだのは大学生のころでした。記憶の片隅に、いつも湯豆腐の描写があって、その中

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土鍋で秋を炊く2020年「落花生ごはん」

土鍋で秋を炊く2020年「落花生ごはん」

あの人を想う味

土まみれな殻は地味だけれど、殻をやぶって出てきた薄紅色の実は、惚れ惚れするほど華やか。今年も恒例の落花生ごはんを炊いた。

日ごろの我が家は100%玄米食で、減農薬の玄米を秋田の農家から取り寄せている。子どもが卒業した学園と農家が古くから協働したもので、お米に学校の名をつけてくれている。食べるたびに、ホームステイ先の農家の顔を思い出す。食材から誰かを想うことは、とても大切なことだ

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あの日の新宿と展覧会 「世界の友だちへ」

あの日の新宿と展覧会 「世界の友だちへ」

あの日の新宿

新宿高島屋での展覧会でうけたまわったオーダー納品が完了しました。長らくお待たせしました。(正確にいうと1点だけ後発納品があります)

2月、横浜元町での個展は、暗雲が立ち込めはじめた中、無事に終了。
その後、東京に緊急事態宣言が敷かれました。都市移動の制限が解除されるか否かのタイミングでの新宿高島屋での展覧会。正直、制作していても落ち着かず、いっそうのこと延期になればいいのになんて

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