檜垣嵐

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランドを拠点にサッカーメディア界隈でフリーランスの仕事してます ⚽️…

檜垣嵐

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿イングランドを拠点にサッカーメディア界隈でフリーランスの仕事してます ⚽️ 仕事や生活、あとは趣味の語学について自由に書いてます

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    個人的に気に入った内容の記事をまとめています。

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イギリスの大学院を卒業したメリットは?

今回はイギリスの大学院(マスター)を卒業するメリットは本当にあるのかどうかを実際の経験から意見をシェアします。これは個人の見解なので、もちろん賛同しない人もいるかと思いますが、そこらへんはご容赦ください。 マスターの学位は就職の役に立つか?イギリスの大学院を卒業したら、博士号(PhD)に進学しない限りは就職に進むケースが多いのではないでしょうか。日本であれば、新卒での就職であれば、海外の大学院を卒業したという実績は高く評価されるはずですし、英語の能力や研究分野によっては即戦

    • 言語学習の優先順位

      以前に「トリリンガル計画」についての記事を書いて、そこからコツコツとスペイン語を勉強してきました。 テストを受けていないので(タイミングが合わず)どの程度のレベルにあるのかは不明ですが、現地の人と何ら不自由なくコミュニケーションが取れるようにはなったので、一応トリリンガルになる夢は叶えました。 この2年間でライフスタイルに大きな変化があったので難しかったのですが、今度機会があればテストでも受けに行こうかなと思います。 さて、言語学習については前に自論を展開しましたが、今

      • イギリス生活の現実

        イギリスに住んでもうそろそろ4年近くが経とうとしていますが、今回はそんなイギリス生活の中で感じた色々な現実を書き連ねていきます。 ありのままのことを書くので、意見が食い違う方もいると思いますが、あくまで個人の経験をもとにした感想と思って読んでもらえると幸いです。 生活がちょっと苦しいまず日本の方はイギリスと聞くとハリーポッターの世界観が先行して、非常に華やかなイメージを持たれる人が多いのですが、暮らしてみると華やかなのはほんの一部であって、日本の方が便利で豊かだと個人的に

        • エッセイの書き方

          今回はイギリスの大学院におけるエッセイ(論文)の書き方のコツを自分なりにまとめて紹介したいと思います。(今後イギリス留学される方/する予定の方は必見です!) イギリスの大学院の評価制度まず以前の記事でも紹介したかもしれませんが、イギリスの大学院 (Postgraduate)の成績は、[Distinction, Merit, Pass, Fail] の4段階で評価されます。大学や学部によって評価幅は変わりますが、基本は70%以上でDistinction(日本での「優」)、60

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          意訳がしづらい日本語

          今日は簡単にですが、意訳がしづらい日本語について書きます。日本語の教師をしていると、時々ですが、英語で意味を完璧に伝えるのが難しい単語に出会うことがあります。 例えば、代表格は「もったいない」という言葉です。「もったいない」はGoogle翻訳で調べても、’Mottainai’と出てきます。直訳すれば、'That’s a waste of ~'になるのですが、使い方によってはポジティブな意味になり得るので扱いが難しいです。これを英語で説明しようとするとなかなかこの言葉の本質を

          意訳がしづらい日本語

          オンライン教師に必要な語学力

          今回は以前に私が投稿した記事で妙に評判がよかった(私の数少ない投稿の中で比較的プチバズりした)「オンライン日本語教師のバイト」について、もう少し深堀した内容を書いていこうと思います。つまりオンラインで日本語を教えるのに語学力は必要なのかどうかです。 1. 日本語を教えるのに英語は必要か結論から申し上げますと、日本語を教えるのに英語(および他国の言語能力)は必要条件ではありませんが、他の先生と差別化を生み出せるひとつの条件にはなります。 まず、語学の教え方として一般的なのが

          オンライン教師に必要な語学力

          イギリスでの草サッカー

          ここ最近は大学院の勉強が忙しくて投稿を怠っていたのですが、やっと時間ができたので再開しようと思います。今回はイギリスの草サッカーについて書こうと思います。(なお、草サッカーとは大まかにはレベル関係なく楽しむことを目的にしたレクリエーション的な意味で言ってます。) スポーツ環境についてまずその前にイギリスのスポーツをやる環境がどうなのかについて、私の大学を例に取り上げてみたいと思います。 私がいま通っているラフバラー大学は特にスポーツ分野がものすごく発達しているところで、イ

          イギリスでの草サッカー

          トリリンガルになりたい

          今日はわたしが趣味でやっているスペイン語の学習についてと、わたしの夢のトリリンガル計画について書いていこうと思います。 スペイン語を本気でスタートしたのは実は去年の4月くらいからで、緊急事態宣言の時に、ステイホームの時間を有効に使えないかなと考えた結果、英語の他にもうひとつちゃんと喋れるようになりたいと思って勉強を始めました。 昔からトリリンガルには憧れていたのですが、なかなか本気を出して勉強することにはなかったんですよね。英語は小さい頃から喋れたので、別に他の言語を習得

          トリリンガルになりたい

          スポーツマネジメントとは

          今日はせっかくスポーツマネジメントについて勉強しているので、具体的になにを勉強しているかについて少しずつですが、お伝えしようと思います。 今日は誰にでも身近なスポーツについて、「スポーツ」とは何かについてお伝えします。多くの方にとって、普段あまり考えたことのないトピックだと思います。少し長いですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。 スポーツとは?そもそもスポーツとはなんでしょうか。現在我々が理解している「スポーツ(Sport)」とは 19世紀から 20世紀にかけて使用

          スポーツマネジメントとは

          言語習得について

          今日は言語勉強について、持論を展開してみようと思います。あくまで持論なので、参考にできない部分もあるかもしれませんがそれはあしからず。 また語彙力乏しい部分については先に謝っておきます。感覚を言語化することの難しさを痛感してます。 1. 学習をスタートし継続するこれは当たり前ですが、始めないと何も起こりません。まずは何事もスタートすることが大事です。車がエンジンをかける時が最もエネルギーを消費すると言われているように、人間も何かを始める時が一番大変で労力を要するのです。

          言語習得について

          イギリス英語の表現

          今日はイギリスにきてから、おもしろいなと思った英語表現(よく使うもの)を紹介していきたいと思います。わたしは幼少期はアメリカに住んでたので、イギリス英語はとても新鮮に感じます。言っていることはなんとなくわかるけど独特の表現をするものや、中にはこっちでしか使わない表現まで多種多様です。「郷に入っては郷に従え」なので、イギリスにいるからには知っておいた方がいいフレーズをいくつかピックアップします。 1. I'm up for it! (賛成!)何かの誘いがあって、「賛成」とか「

          イギリス英語の表現

          オンライン日本語教師のバイト

          今日はわたしが小遣い稼ぎとしてやっている個人向けオンライン日本語教師の仕事について書いていこうと思います。 オンライン日本語教師を始めたきっかけわたしのビザはTier4の学生ビザと呼ばれるものでして、現地では週20時間以内の範囲でしか仕事(パートタイム)ができません。加えて今コロナ渦ということもあり、あまり外に出て働きたくないと考えた末にオンラインでの日本語教師という仕事に辿りつきました。 最初はオンライン英会話の教師を応募したのですが、どこもこの状況のせいか応募が殺到し

          オンライン日本語教師のバイト

          海外スポーツ大学院のコース内容について

          イギリスに渡英してからあっという間に3ヶ月が経ちました。 11月に2回目のロックダウンがあり、今も予断を許さないような状況ですが、そんなバタバタの中でもなんとか妻と二人で慎ましく過ごしています。 いろいろなことで忙しかったこともありなかなか更新できなかったのですが、年末にむけて少しずつ身の回りのことを整理していくことにします。 今日は私がこの学期に受講したモジュールの紹介を簡単にしていこうと思います。 まず私はプロフィールにもあるとおりスポーツマネジメントのマスターコー

          海外スポーツ大学院のコース内容について

          既定路線を逸れる決断とニート生活

          今日は自分がなぜこのタイミングで海外留学を決意したのかについてお話してみたいと思います。とは言っても理由は実にシンプルで、「将来は海外で暮らしてみたいという夢があり、それを叶えるには海外に勉強しに行ってしまうのが一番早いと自分で考えたから」です。 こんなシンプルな理由で道を逸れる決断に至りました。気持ちとしては、「今まで留年も浪人もしてこなかったし、1年くらい自由奔放な選択をしてもいいか!」みたいな感じです。そうです、ノリです。 いちおう日本では結構名の知れた大企業で働く

          既定路線を逸れる決断とニート生活

          イギリスへの留学

          みなさんこんにちは。長らくこのnoteを更新できていない日々が続いておりましたが、あらためてここからまた書いていく習慣をつけていこうと思います。 プロフィールにも書かせてもらってますが、9月末からイギリスにある大学院にスポーツ分野を学びに留学をしてます。新型コロナウィルスの影響で渡英できるかがとても不安でしたが、つい先日無事にビザが発行され、渡英することができました。 今回自分がイギリスに留学するにあたって、自身にとって最大限有意義な経験にしたいと思っているので、ここで自

          イギリスへの留学

          規律と哲学

          自分の人生を振り返るPart3である。前回からかなり時間が空いてしまったが、それには理由がある。ここまでのシリーズは大きく高校時代と大学時代と社会人に突入してからの期間で分けて書いている。 社会人時代についてはまだ続くはずだが、ひとまず先月末で4年ほど勤めた会社を辞めたので、区切りのいいところでこの振り返りを書きたかった。 最初に断っておくと、自分は今の会社が嫌で辞めるのではなく、ただ別の環境に身を置いてチャレンジしたいと考えた末の決断である。会社は自分が成長できる環境を

          規律と哲学