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イギリス英語の表現

今日はイギリスにきてから、おもしろいなと思った英語表現(よく使うもの)を紹介していきたいと思います。わたしは幼少期はアメリカに住んでたので、イギリス英語はとても新鮮に感じます。言っていることはなんとなくわかるけど独特の表現をするものや、中にはこっちでしか使わない表現まで多種多様です。「郷に入っては郷に従え」なので、イギリスにいるからには知っておいた方がいいフレーズをいくつかピックアップします。


1. I'm up for it! (賛成!)

何かの誘いがあって、「賛成」とか「いいね」みたいなニュアンスで返したい時によく使われる表現です。例えば、、、

'Football today' (今日サッカーしない?)
'Yeah, I'm up for it!' (いいね、賛成!)

のような使い方ですね。サッカー等のスポーツを友達とする人はぜひ覚えておくといいかもです。飲みの誘いへの応答にも使えますよ。

他には'I'm cool with it'とか'Sounds great'とかの定番ももちろん使えますね。
ちなみに'I'm down'なんて表現もありますが、これはアメリカでよく使われるスラングです。(体調が悪いということではないので注意)
こちらも仲のいい友人同士との会話やチャットでは頻繁にみるので、カジュアルな場では使ってみてもいいかもです。

2. Cheers (ありがとう/こんにちは/さようなら)

この' Cheers'はとにかく万能です。'Thanks'のような感覚で、カジュアルなお礼を言う時に用いる表現でもあれば、出会い頭の挨拶で'Cheers, mate!'のように使われることもあります。これは「よお、元気か?」という意味合いでアメリカ英語でいうところの「What’s up?」に近いニュアンスですね。

なんと、さらにややこしいことに、これは別れの場面でも使えます。’Cheers. See you later!’(じゃあね。また今度!)みたいなニュアンスで使うことができます。つまり万能なんです。

なお、わたしはアメリカ英語に慣れているので、どうしても’Cheers’は「乾杯」に聞こえてしまい、未だに違和感が拭えないのですが、こちらでは本当に毎日当たり前に使われてます。そこらかしこで’Cheers’を耳にするので、イギリスくるなら覚えておいた方がいいかもです。

3. Lovely (素晴らしい)

これもとにかく万能な表現のひとつです。

'I had a lovely night.' (とても素晴らしい夜を過ごしたよ。)

'What a lovely day!'  ((良い意味で)なんて日だ!)

'She's got such lovely eyes.'  (彼女はとても美しい目をしている。) 

とにかく褒める時や良い事柄に対してなんでも'Lovely'と言いがちです。これは間違いなくイギリスでしか使わない表現なので、これ使ったらあなたも一人前のイギリス英語使い風に見えるかもです。

ちなみに'Love'とはいっているから女性専用の表現に聞こえがちですが、男性もよく使う表現です。最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れればなんてことないです。

4. Right (そうだね/さて)

イギリスでよく聞く相槌のひとつです。何か聞かれたり、とりあえず返答に困ったら'Right'って返せば、なんとなく会話が続くような感じです。

「さて」みたいなニュアンスでも使えます。例えば、'Right, I am going to take off'(さて、そろそろ出発します。)のようなニュアンスで使用することができます。とても便利な言葉なので、ぜひ覚えておくといいかもです。

5. Sorted (手配済み)

「解決しました!」とか「それは手配済みです!」みたいなニュアンスを伝えたい時に使えるフレーズです。例えば、、、

'Did that problem been solved?' (あの問題って解決したの?)

'Yeah, everything sorted.'(うん、全て解決したよ。)

'sorted'だけでも十分伝わります。いろいろな場面でなにかと便利なので覚えておくといいかもです。

6. You alright? (元気?)

'How are you?'のイギリスやオーストラリア版ですね。

アメリカだとこの表現は、相手の異常がみえた時に安否を確認するために使用されることが多いですが、イギリスでは通常の挨拶で使われてます。

7. Revise (復習する)

これはちょっと日常生活から離れた番外編ではありますが、面白かったので載せておきます。イギリスだと「復習する」のことを'revise'と言います。「え、'review'(レビュー)じゃないの?」ってわたしも最初驚きましたが、こちらでは'revise'をその意味で用いてます。

'Please revise accurately the material so far studied.'
(これまでの授業で使った資材をしっかり復習してください。)

最初は「何?訂正しろってこと?」と戸惑いましたが、理解できれば納得しました。他にもアメリカ英語と違うアカデミック関連の単語はいろいろあるので、もし興味があれば自分で調べてみてください。

では今日はここらへんでお暇させていただきます。興味があれば、またよろしくお願いします。

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