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既定路線を逸れる決断とニート生活

今日は自分がなぜこのタイミングで海外留学を決意したのかについてお話してみたいと思います。とは言っても理由は実にシンプルで、「将来は海外で暮らしてみたいという夢があり、それを叶えるには海外に勉強しに行ってしまうのが一番早いと自分で考えたから」です。

こんなシンプルな理由で道を逸れる決断に至りました。気持ちとしては、「今まで留年も浪人もしてこなかったし、1年くらい自由奔放な選択をしてもいいか!」みたいな感じです。そうです、ノリです。

いちおう日本では結構名の知れた大企業で働くことができていたので、周りからは「もったいない」と言われることも少なくなかったですが、この20代という時間を使ってやりたいことができない方が自分にとっては「もったいない」ので、そこらへんは全く気にしませんでした。

決断とか意思決定はそれくらいサクッという感じでした方が自分はいいと思ってます。深く考えて悩む方が、もしうまくいかなかった時にその選択を後悔することになるので。もちろん深く悩んだ方がいい時もありますが、自分は重大な決断ほどあっさり決めちゃう派です。

むしろ会社を辞めて久しぶりに暇な時間ができたことで、いろいろなことについて深く考えることができました。海外留学とは少し関係ないですが、これも副産物的なものなので書いておきます。

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6月末に会社を退職して約3ヶ月の間は絶賛ニート生活を満喫してました。ニートとはイギリス英語:でNot in Education, Employment or Trainingを意味している用語で、ご存知のとおり就学・就労していない状態のことです(笑)

この間に自分がやってきたことを羅列しておきます。

・新しい言語の勉強(スペイン語に挑戦)
 →久保建英選手のスペイン語のインタビューがカッコ良かったので、自分も習ってみようかなと思いました。いちおう片言なら喋れるレベルまでは上達しました!
・プログラミングの勉強(Python)
 →もともとIT関連の企業に勤めていたので、システムエンジニアの仕事やプログラミングに興味を持ってました。この際にと思い、教養として独学でPythonを勉強しました。
・留学準備
 →ビザや航空券の準備、それから大学側からの事前課題などをこなしてました。なんだかんだで結構これに時間をとられてましたね。。。
・友達と遊ぶ
 →しばらく会えなくなるので、この機会にできるだけ友達との時間をつくりました。コロナの影響で時間も場所も限られましたが、それでも会うことができてよかったです。
・夫婦の時間を有効に使う
 →二人で過ごす大切な時間をここでつくることができました。残念ながらずっと二人の願望であった新婚旅行(海外)には行けませんでしたが、代わりに日本国内を旅行(あまり声高々には言えませんが。。。)したり、ステイホームでの結婚生活を楽しみました。

これまで自分がやってこなかった分野の勉強から、これまで仕事のせいで時間が裂けなかったところまで目一杯エンジョイすることができました。

たしかに仕事してない状態(収入がない)は時々不安になることもありましたが、それ以上に、人生はこの「余白」の部分をいかに楽しむかが大事なんだなというのがここであらためて気づかされました。自分のこれからの人生をどう生きていきたいかを考える重要な時間だったと振り返って感じます。

まだ壮大な実験の途中ですが、今の時点では他の人に「仕事辞めても人生はなんとかなるぞ」と言えます。この実験の続き(結果)はいつかまた書きたいと思います。

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