【一人旅】八重山諸島アイランドホッピング④小浜島へ
離島めぐりをしに石垣島へ行ったときの話。
最後は小浜島へ!
BLUE CAFEを出てターミナルへ向かいます。
安栄観光の窓口で乗船チケットを引き換えて、水色のベンチでお船待ち。
15:00出発になってしまったので、おそらく行って2時間くらいで戻って来ないといけない。
小浜港から一番近いトゥマールビーチまで歩いて10分くらいとのことだったので、ビーチまで行ってカフェでも入ったらちょうど良いかな。
と、思ったのだけど。
いざ島に着いて地図を頼りに歩いてみると…10分??
どう考えてもそんな近くはない…
改めて地図でルートを調べ直すと歩いて17分。
まぁでも17分なら全然歩けるわ!と思って出発するのですが、歩けど歩けどたどり着かない。
しかもちょっと雨が降ったあとだったのでめちゃくちゃ蒸し暑い。汗だらだら。
息も上がり、だんだん不安になってくる道中。
一本道だし迷ってる訳ではなさそうだったのでひたすら歩き、そしてようやく茂みを抜けたと思ったらどこを見渡しても(多分)サトウキビ畑。何もない。人もいない。誰もいない。
どうしようかと思ったけど、でも引き返すにはもう遅い位置。
ここまで来たら進むしかないので、汗だくになりながら歩いて歩いて、途中でヤギと遭遇したりしつつだいたい30分。
やっと着いた!
浜辺へ続く小道を抜けると、
そこは信じられないほど綺麗なトゥマールビーチ。
誰もいない。
独り占め。
苦労して辿り着いただけあって、ビーチに出た瞬間の爽快感たまらなかった。
私のnoteのトップ画像にしているのはこのとき小浜島で撮影したトゥマールビーチでした。
ずっと曇ってたのに、このときちょっとだけ青空がでて嬉しい。
流木的なものとかあったりして。
座ってみたりして。
…なんか、思ってた感じと違う写真になってしまった。修行が足りなかった。
ただ本当に綺麗なビーチで、しかも雑音が何もなくて聞こえてくるのは波の音と風の音だけ。
海と空を眺めたり。
ふかふかの砂浜を歩き回ったり。
短い時間だったけど、穏やかな時間を過ごして心がとっても癒されました。
デトックスって言葉がぴったりかも。
そして竹富島、川平湾といろいろビーチを見てきたけどどこにも同じ海の色ってないから不思議。
きっとこのトゥマールビーチも、毎日見てたら1日も同じ色ってないんだろうな。
帰り道も徒歩17分は全然嘘だったけど、なんだか心がスッキリしてたので足取りが軽い。
途中すれ違った島の方(たぶん)がこんにちは!って笑顔で挨拶してくださったのもめちゃくちゃ嬉しくて、なんて素敵なところなんだって思いました。
こんにちは、また来ますね。
実は旅行先についてあんまり調べずに行くタイプでして、道中で興味を持ったことを帰ってから調べることが多いです。
だから小浜島のことも全然知らなかったんだけど、俄然興味が湧いて帰りの船で調べまくった。
人口700人ほどで信号もない小さな島ということ。
国仲涼子ちゃんが主演だったちゅらさんの舞台ということ。
トゥマールビーチからちょっと歩いたところにシュガーロードという一本道があるということ。
小浜島と西表島の間に、ヨナラ水道というマンタの通り道があるということ。
星野リゾートやはいむるぶしというリゾート地が島の産業を占めているということ。
↑これでビーチまで徒歩5分って見たけど嘘なので!笑
なんだ私、ちょっとビーチ行っただけでめちゃめちゃ満足してたけど、全然小浜島の良いとこ満喫できてないじゃん!
もっと海も見たいし、星も見たいし、展望台も行きたいしマンタも見たい。
あと竹富島の星のやは有名ですが、小浜島にも星野リゾートがあるの知らなかった。
このとき泊まってたホテルがあんまりにもコスパ重視で安らげなかったから、次はちょっとリッチな癒しの旅ができたら最高だろうな(←フラグ)
まだ旅行中なのに、次の旅への憧れを抱いてしまう。
そんな感じで妄想をしながら石垣島に戻ってきて晩ご飯。
ずっとカフェ飯ばっかりだったので、最後にちゃんとご当地感あるもの食べようとターミナルの近くにある八重山そばのお店へ。
ソーキそば。
ソーキは軟骨まで柔らかく煮込まれてて、ガッツリ系に見えるけどでも優しいカツオ出汁の味。
あとタコの唐揚げを頼んだら爆盛りだった。
こちらのお店、店内に名刺がびっしり貼ってあるのですが私も自分の名刺貼ってきました!
まだ残ってるかな…?
あと離島ターミナルの売店に売ってた紅芋のサーターアンダギーを買って。
コンビニでブルーシールアイスも買って。
一緒に食べたら口の中で紅芋パフェじゃん!と思ってみたけど(発想が小学生)やっぱり竹富島で食べた出来立てサクサクの美味しいサーターアンダギーとはちがったなぁ。
出来立ての美味しいサーターアンダギー食べたいな。
⑤へ続く
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