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【愛農かまど作りワークショップ2日目in兵庫県宝塚市)】2023年12月2日(土)、今朝も冷え込みました。水に浸している煉瓦の箱は水面が凍っていて、一度は溶かしたものの、30分ほどで再び

凍り付いていました。そして、屋外の水道管は凍結で使うことができない状況です。


愛農かまどを作る設計図は同じでも、毎回の施主さんや参加者の皆さんも、人数も、関わりも、場所も様々です。
季節や現場の気候風土が違っていることは、一つひとつのかまどができあがっていく過程や誕生するまでの物語が面白くなることの要素だと思います。

厳しい自然の営みに接した時や困難に直面したときこそ、本来の生き物としてのチカラやお互いの関わりが思い出されてくるのかもしれません。


2日目の愛農かまど作りは、作業内容も多様になり同時進行です。
レンガを切ったり、積んだり、平鋼と呼ばれる鉄を切ったり、ドラム缶を切ったり、壁土を練って丸めたり、それぞれの興味があるものを選択していただきながら、それらが響きあっていきます。


初めてのことに自ら挑戦したい!と手を挙げて嬉々として取り組んでいく姿の美しさったら、素晴らしいものがあります。

3日間の賄い料理を担当してくださっているIさんも、午前と午後に電動グラインダーでレンガを切ってくださいました。ご本人がとても楽しみにしていた作業内容で、丁寧さと落ち着いた手さばきは見ている私たちにとっても感動的でした。

真っすぐ切る単純形から練習をして、最後は円弧を描くような形にレンガを切ってくれました。


みんなで冗談を言い合いながら、日常でそれぞれが大切にしていることを聞きあったり、いろんな失敗や難しいところも、その場にあるもので工夫しながら取り組んでいくと、不思議に力が湧いてきます。

手仕事の中に、ひとり一人の人生や共同体の未来が映し出されていくようです。

当初より作業を延長して19時ごろ9段目まで積みあがりました。


施主さんや参加者の皆さんも、かまどちゃんに愛着が生まれ、グッとくる夜でした。

朝から晩まで、ありがとうございました。お疲れ様でした!

夜の鍋パーティーも楽しく、美味しく、お腹と胸がいっぱいになりました。

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愛農かまどとは?
https://ainou.or.jp/main/courses/others/

https://note.com/search?context=note&q=愛農かまど&sort=like

【動画『愛農かまど物語』を公開しました!】
https://youtu.be/SnbgCH7L-gM

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