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移住者こそが、少子高齢化対策である

田舎に移住してもうすぐ1年経ちます。


わたしはUターン移住なので、
家族が地元にいる身です。


親も高齢で80歳を過ぎています。


去年は父親の心臓手術もあり、
家族ともどもハラハラしました^^;


兄家族が近くにいるとしても、
家で暮らしているのは老夫婦です。


80歳にもなれば、
可動域が狭くなり体が思うように
動かなくなる。

「いままで出来てたことができんようなった」
「こんなに出来ないのは今年が初めて。嫌になるわ」


嘆く親が一番かわいそう。


耕す畑の面積が狭くなり
掃除する部屋が少なくなり
喋る日も、笑う日も、
日に日に少なくなってきます。


老化による身体的負担と、
そこからくる精神的負担が、
心身ともに老化を促進させます。


そして、、、物忘れ、痴呆、骨折、不自由な生活。
夫婦の一人が旅立ち、残された方のさらに痴呆は悪化。
自分の故郷も家族も忘れてしまい、大切だったものを


傷つけ始める。


わたしの叔母がそうだったように、
老化が進行すると、人って
こうやって変わっていくんです。


これが、今、どこの田舎にも起こっている
過疎化が引き起こす現実なのではないでしょうか?


▶︎移住して変わったこと


わたしが移住し
大きく変わったことは
間違いありません。


まず、何をしているか?
ざっとこんな感じです。

  • 慣れない農作業を引き受ける

  • 草刈り、山の木や竹の伐採

  • 親から土地・歴史・農スキルの伝承

  • 伝承されたもののデジタル化

  • 家の掃除と模様替え

  • 食卓を囲み毎日コミュニケーション取る

  • 毎月1回モーニングに連れて行く


こんなことしてます。


最初は、
「あと数年の命だから」とか、
「もうやらなきゃならないことに追われて死んでいくだけ」
など

暗いことしか言わなかった両親でしたが、
今は違います。


新しくメルカリを覚えて出品を楽しんだり
ものが捨てられない世代でも断捨離を楽しんで、
部屋の模様替えを考えたり、


新しいことややりたいことに
徐々に目線を向けられるようになってきました。


今年の目標は、そんな家族を旅行に連れて行くこと。
それも行ったことのない宮古島へ🌴

そんな毎日をワクワクさせること、
それが、いつしかエネルギーに変わり


今年耕す面積の増加。
50年間掃除してこなかった場所を掃除。
毎日話すし、毎日声を出し、
そして腹を抱えて笑う日々。

これが日に日に増えていきました。

▶︎社会課題を解決するのは田舎への移住者


これまでわたしがしてきたことは、
息子だからできることもありますが、
そうではないことの方が多い。

農作業を引き受けたり、
部屋の掃除をしたり、
話相手になることは、

誰だってできること。


移住者が増え、人が増え、それを事業化できれば、
より高齢者のためになる。


政治家はよく高齢者のためにと、
人口数の多い高齢者に向けた政治をし始める。


人がいなければ、高齢者のサポートは
だれがするの?


少子化対策。そう、これが本当に大切なこと。
でもこれは僕らの抱える課題じゃない!
大きなことは政治に任せれば良い!

古いシステムから
新しいシステムへ変える
そんなことは課題じゃない。

まちに住んでいるわたしたちができること。

それは、『このまちに住んでみたい』を増やし、
移住・定住したくなる人を増やすこと。


移住者に新しく挑戦できる環境を。
移住者に暮らしを楽しめる環境を。

そして、高齢者を助けられる人を増やすこと。



そして高齢者も、
未来の子どもたちのために、
自分のいのちを使っていくこと。


移住者が高齢者をサポートし、
高齢者が子どもやその母親をサポートし、
そしてその子どもがこれからのまちをサポートする。


全てが全ての世代がWINWINに生活をしていくためには、
いまから移住者を増やして行く活動すること。


これは政治では絶対に絶対に絶対に
できないから、民間の我々が動き出す必要がある。

さぁこれからだ!


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