見出し画像

【②選考・面接編】ワーホリ後の再就職と私の転職の思考法

こんにちは。
たくびーんです。

20代で会社員をやめて2023年4月からワーキングホリデービザを使い、
1年間エストニア暮らしをし、2024年4月に日本に帰国しました。

今回の記事はワーホリから帰国後に日本で再就職するにあたって私が気をつけたこと、学んだことをみなさんにシェアしたいと思います。
ワーホリに興味あるけどワーホリ後の再就職が不安で決断できない・・・という人や、現在ワーホリしているけど帰国後にちゃんと就職できるか不安・・・という人の助けになれば嬉しいです😊
本記事は全3回のパート2です。
▼前回の記事はこちら


2−1)求人応募の判断と応募した企業数

前回の記事でもお話ししたように、私は今回の再就職にあたって転職エージェント1本にしぼって活動しました。使ったエージェントはJACリクルートメントとパーソルキャリアです。個人的にはJACリクルートメントがおすすめで、こちらはハイクラスや専門職に特化したエージェントです。年収アップを目指したい人も検討の余地があります。
一方でパーソルキャリア(doda)の方は業界最大手のひとつで多くの求人数を取り扱っていると思われるので、広く求人を探してみたい人にはおすすめです。

実際にエージェントが求人を紹介してくれる前に、自分専用に求人紹介担当者が1名ついて、WEBで面談して自分の好みの業界、業種、キャリアの指向性などをヒアリングしてくれます。ここは正直ベースで答えてOKです。ここでの内容(要望)が具体的であればあるほど、自分の好みに合った求人を紹介してくれます。事前にある程度業界や職種が決まっているならその要望を伝えていきましょう。
相手はヒアリングのプロなのでこちらの要望がそれほどまとまっていなくても、上手に言語化してくれます。さらに、ここで求職者の要望を上手に言語化できていないと、ミスマッチな求人ばかりが紹介され、エージェントにとっても求職者にとってもアンハッピーなことになります😔
私の実際にあったケースでいうと、JACリクルートメントの担当者の方は初回のWEB面談のときに速くも求人票を紹介してくれました。(私が事前にキャリアアンケートに答えていたからかもしれませんが)私の職務経歴書などを読まれて、私にマッチしそうな求人を事前に探しておいてくれたのでした。(しごでき〜〜🥺)

さて、WEB面談が終わると順次求人を紹介してくれます。この時に、求職者は求人内容を読み込んで、その企業に応募するかどうかを判断する必要があります。
紹介される求人数は求職者のスキルセット(どういう経験があるか)などによりますし、エージェントの担当者の匙加減もあります。
エージェントのWEBサイトのマイページから紹介された求人内容を見ていくケースや、直接メールアドレスに求人票のPDFが送付されてくるケースもあるので、求職者は求人票をさばくだけでもややパワーが必要です。

私の場合は、エージェント2社合計で50−60社ほど紹介していただき、実際に応募したのは8社、そこから書類選考を突破して1次面接に進んだのが4社でした。
私は応募企業数はそれほど多くないかもしれませんが、逆に応募数を増やすと面接の日程調整など大変になる可能性があり、ちょっとずつ応募していったことは正解だと思いました。さらに、選考が進むにつれて企業ごとにスピード感も違うので、1次面接の結果を待っている間に、片や最終面接まで進んでいる企業があったりと足並みが揃わない可能性があります。最終的には手持ちの手札からカード(就職先)を選ぶことになるのですが、すでに最終面接が終わった企業がある中で、これから別の企業の1次面接に臨むにはモチベーションが上がりきらないということも考えられます。

2−2)面接での質問事項と面接に臨むスタンス

履歴書などの書類選考を突破し、実際に1次面接に進むとなった場合、エージェントが面接対策として自己紹介、志望動機、自己PRなどの組み立て方をアドバイスしてくれます。また、担当者によっては面接で聞かれる想定質問も事前に教えてくれるのである程度の面接対策をすることは可能です。
私の場合は、前職で中途社員の採用担当もしていたので想定される質問は私のほうでも考えることはできました。私はまずは次の項目を準備して、エージェントとの面接対策(オンライン)に臨みました。

・自己紹介(1分程度)
・転職理由(1分程度)
・志望動機(1分程度)
・入社後はどのように会社に貢献するか(1分程度)
・成功体験もしくは苦労したこと3パターン(応募企業の求める人物像に沿って、職務経歴書に記載のある具体例も織り込むとベターです)
・強み3パターン(応募企業の求める人物像に沿って、職務経歴書に記載のある具体例も織り込むとベターです。入社後どのように再現性を発揮するかまでセットです。)
・弱み(ポジティブ転換して伝えるところまでセットです)
・仕事のやりがいを感じる時2パターン
・ワーホリはなぜその国を選んだか?(理由は4つ。職務経歴書に記載済み)
・ワーホリ期間中は何をしていたか?(上記の国を選んだ理由の4つのことが体験できたか、学べたかの進捗報告)

これらの準備した内容を、面接に進む企業の求める人物像や会社の雰囲気に寄せてしゃべっていくと面接での評価は高いと思われます。
私はしっかり原稿まで準備して面接に臨まないと、その場で上手にしゃべるのが苦手なタイプなので、原稿が自分の言葉として自然に話せるようになるまで、何度も何度も練習しました。

私のスタンスとしては、上記のような一般的な質問にきちんと答えることができて初めて企業の求める人物像のスタートラインに立てると思っています。なぜならば、一般的な質問については時間さえかければ準備可能であり、逆にそういった準備ができないようであれば、仕事においても前もって想定される準備ができないことを証明してしまっています。そもそも面接というのは、求職者の人柄や業務遂行能力を測るために行っているのです。
ここまでで、事前に準備ができているかどうかを企業側と求職者側で合意形成を図った上で、具体的な業務(キャリア)の深掘りが始まります。この点については自分の取り組んできたことを事実ベースで丁寧に説明するだけなのでそれほど難しいことではありません。企業側は、必要としているスキルや特性が求職者に備わっているのかをヒアリングしますし、逆に求職者側はこの会社で長く働くことができるか(面接官の雰囲気や会社の風土)を面接官を通して判断します。

面接時間は30分程度で組まれることが多いですが、意気投合して面接が盛り上がったり、職務経歴書の内容が豊富であれば幅広く深掘りされることが想定されるので、求職者は1時間は予定を見ておきましょう。たとえば効率的に面接をこなすために予定を詰めることはあまりおすすめしません。1日に何件も面接日程を組むとどこかの企業は事前準備が疎かになる可能性があります。

2−3)逆質問

面接の最後に求職者から面接官に質問をする時間が設けられています。ここでは求職者が気になったポイント(職場の雰囲気、人数、年齢構成、男女比、賃金の伸び代、仕事の進め方、将来的なキャリア形成など)を質問するようにしましょう。意図があいまいな質問はNGなので場合によっては伝え方の工夫が必要かもしれません。
間違っても「質問はありません」とは言わないようにしましょう。面接官からすると「当社にあまり興味がないのかな?」という印象を与えてしまいます。いくら求職者が下調べをしているとは言え、面接時間は限られていますし、面接の場で会社のすべてがわかるということは決してあり得ません。

逆質問で重要なことは、面接官が答えられるような質問をするということです。具体的に私の場合は、1次面接、2次面接、3次面接(最終)と選考ステップがあったのですが、それぞれの面接では担当者クラス、部長クラス、役員クラスが面接官をされていました。したがって、担当者クラスの人が答えられる実務的な質問、部長クラスが答えられる部全体への質問、役員クラスが答えられる会社全体もしくは経営の質問を用意していきました。
逆質問の場では会社の内部のことを知ることができる良い機会ですので質問は3−5個は用意していきましょう。面接の中で気になるポイントも出てくると思うのでそれについて質問をしても良いでしょう。
逆質問することによって面接官に志望度の高さをアピールすることができます。
ただし最低限、会社のホームページや新卒のナビサイト(リクナビ、マイナビ)などは読み込んでいくようにしましょう。一定規模以上の企業であれば全従業員のうち中途採用の占める割合が公開されていたり、IR情報を公開している場合は会社の売上や利益、経費なども掲載があります。そのあたりの質問をすることで、事前にホームページなどで予習をしていることを面接官に間接的に伝えることもできます。

参考までに私がそれぞれの面接官にした質問は以下のとおりです。

担当者・部長クラス:
実務的な課題や取り組んでいること、求める人物像、組織構成(男女比、年齢層)など

役員・社長クラス:
今後注力したい事業や研究内容、人への投資はどれほど行っているか、コロナの影響、今後の業績の見通しや会社ビジョン、私と同年代の年齢の従業員に望むこと、活躍している人に共通している要素など

もちろん私がした質問が必ずしも正解とは限らず、私が実際に転職活動をしてみて、将来的に働くことになる会社ならこういった部分は事前に聞いておきたいな、と思った内容を質問していました。

おわりに

私はエストニアにワーホリをしたことは大正解だったと思っています。たった1年でも多くの貴重な経験をすることができました。それは日本で前職を続けていたら決して手に入らなかったであろうものです。
▼詳しくはこちらの記事で

もしこの記事が少しでもエストニアにワーホリを考えている方、もしくは別の国へワーホリに行こうかどうか悩んでいる方の助けになれば嬉しいです。
その他、私で力になれそうなことがあればお気軽にコメントかインスタにDMください。
可能な範囲でお答えいたします。

私の自己紹介記事はこちら。

YouTubeでも情報発信しています😄おかげさまでチャンネル登録者数300人を突破しました!いつも見ていただいてありがとうございます!!

Instagramでも情報発信しています😄

これからも随時記事を更新していきますので次回の記事も読んでいただけますと嬉しいです。
次回の記事もお楽しみに。

#海外移住
#ワーキングホリデー
#ワーホリ
#エストニア
#英語学習
#ビザ
#ワーホリビザ
#海外留学
#留学
#海外
#バックパッカー
#バルト三国

もし記事が有益だなと思っていただければサポートいただけると大変嬉しいです! いただいたサポートは私のエストニアでの活動費に充てさせていただきます。これからも有益な情報を皆様に届けられるように励んでいきます!