武田斉紀の『社長の思いはこうすれば伝わる』シリーズ

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第7回 社長が交代する時、“社長の思い”はどうなるの?<非同族企業編>

1 人が代われば社長の思いも変わるが、変えてはいけないことがある

 前回は「社長が交代する時、“社長の思い”はどうなるの?」というテーマで、同族によるオーナー型企業のケースについて書いてみました。今回は同じテーマで、非同族企業においてはどうか触れてみたいと思います。特に歴史のある大手企業に多いケースです。

 社長交代とは、すなわちトップの“人”が代わるということ。この点においては、同族か非同族

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第6回 社長が交代する時、“社長の思い”はどうなるの?<同族企業編>

1 社長の思いは変わらない…同じ人間がオーナーとして経営している限り

 前回までの第3~5回では、社長の思いを従業員に伝えていくためにはまず、社長の思いそのものをすっきりと明らかにする必要があること、そのための4種類の質問についてお話ししてきました。

 特に日本企業の約8割を占めるといわれるオーナー型企業においては、質問の中心となるのは「社長の個人史」でした。

 多くの人にとって、“人生の価

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第5回 社長の思いを明らかにする質問<未来編・社長の個人史編>

1 “人生の価値観”は20歳(ハタチ)くらいまでにできあがっている

 多くの人にとって、“人生の価値観”は20歳(ハタチ)くらいまでにできあがっていて、その後はよほどのことがない限り変わらないもののようです。

 これは私が多くの経営者にインタビューを重ねて実感してきたことですが、専門家にも聞いたところ一般的にも正しいそうです。

 例えば大人になるまでに家族の大切さを感じていた人は、家族を価値

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第4回 社長の思いを明らかにする質問<現在編・過去編>

1 「社長の思い」を明らかにする4種類の質問の関係とは?

 「社長の思いはこうすれば伝わる」と題してスタートしたこのコラムも4回目になりました。

 社長の思い(=会社として「何を大切にしながら(価値観)、何をめざしたいのか(目的)」)を整理し、わかりやすい言葉にして全員で共有浸透し行動していけば、顧客や社会、株主からも支持されて、従業員も社長も喜べる会社になる。みなさんがご存じの「従業員が生き

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第3回 社長の思いを明らかにする4種類の質問とは?

1 「社長の思い」の整理・明確化のプロセスは“オーダーメード”

 「社長の思いを伝える、共有すること」のゴールは、「社長の思い」を現場の従業員たちと共有し、行動につなげることで、お客様や社会、株主にも伝えて、結果として会社を永続的に発展させていくことです。

 しかしそれを実現していくためには、“そもそも”大本となる「社長の思い」がしっかりしていないと話にならないということを、前回(第2回)お話

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第2回 社長の思いがしっかりしていないと“そもそも”始まらない

1 社長の思いは、現場の従業員が行動し、お客様や社会に伝わってこそ

 第1回は「社長の思いを共有することで経営危機を脱したA社」と題して、社長の思いを全社で共有することの意味について考えてみました。

 社長の思いを全社で共有できると、「特に危機に対して組織として強いこと」、また「永続的な成長へとつながる可能性が高くなること」がおわかりいただけたでしょうか。

 そして共有の前提として、「入り口

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第1回 社長の思いを共有することで経営危機を脱したA社

1 なかなか聞けなかった、社長の心の底にあった一番の悩み

 「自分の思いを社員にうまく伝えられないんだよ」。

 社長のそうした悩みを私が初めて耳にしたのは、前職のサラリーマン時代のことでした。

 ずいぶん昔の話ですが、私は新卒で株式会社リクルートに入社して人事部に配属されます。1年目から、中途採用と当時は同社の半数以上をしめていた数千人に及ぶ長期アルバイト、新卒採用などを中心的な立場で任せて

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