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音楽ビジネス系noteまとめマガジン

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最新の音楽業界のビジネスモデル研究から、個人のアーティストや演奏家が生きていくためのマネタイズのヒントまで、色々な角度から音楽業界について書かれたnoteを発掘&アーカイブするマ…
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2016年8月の記事一覧

山を借りて2万人動員する独立アーティスト

 メジャー、インディーというのは日本特有の言い回しです。
海外ではもう十年くらい前からインディペンデント(独立系と言ったりします)な活動をしているアーティストが成功を勝ち取っていることをご存知でしょうか?

 メジャーとか音楽ビジネスについては、数年前にITmedia内のオルタナティブブログ「こじつけ力-闘う現代アーティスト論-」で書きましたので、こちらをご参考に。ちょっとソースは古いですがご容赦

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音楽プロデューサーもセルフプロデュース能力が必要になった

今までの日本の音楽業界では音楽プロデューサーが経済的リスクを負うことはありませんでした。
ほとんどの場合、レコード会社や事務所からの発注でプロデュースを請け負い、ギャラもしくはギャラ+印税の契約でのプロデュース業だからです。
現在ではレコード会社が経済的に厳しくなったので、ギャラの設定は低くなるし印税なんてほとんど期待できないので、音楽プロデューサーという仕事も続けていくことが難しくなりました。

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音楽業界が崩壊してしまった最大の理由

今まではCDを売ることで成り立ってきた音楽業界なので、CDが売れなくなったことで音楽業界が崩壊してしまったことに間違いはないのですが、その理由が大きく分けて二つあります。

その一つはプロダクションが経済的にレコード会社に依存する体質になってしまったことで、自らがアーティストを育てプロデュースする能力を失ってしまったことです。
レコード会社と契約すれば契約金や援助金の名目で経済的にサポートしてもら

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芸能界や音楽業界も変わる

先日はこれからの会社組織について書きましたが、それは音楽の世界でも同じで、組織としては変わらざるを得ないでしょう。
但しそれは今の音楽業界がどうのというより、これから本気で音楽で活動していこうとしている人たちの精神的な変化によるものが大きいでしょう。

今までのタレントや音楽アーティストのマネジメントは、事務所に所属して方針に従うというのが主流で、海外のようにマネージャーを雇うというような発想では

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