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当たり前のことしか言ってないキャッチコピー

「当たり前のことしか言っていないキャッチコピー」が割とたくさんありますよね。

例えばクリエイターが使いがちな「想いをカタチにする」ってフレーズ。コレ、想いをカタチにするのはクリエイターなら当然のことだと思うんです。

「どんなカタチにするのか?」が一番伝えなきゃいけないところでは🤔とも感じます。

そう言えば、モノづくり系のBtoB展示会で全ブースのキャッチコピーをガチ集計したことが何度かあるんです。そしたら以下の類のワードは超頻出でした。

・ソリューション
・一気通貫、ワンストップ
・小ロット、低価格、短納期
・リーディングカンパニー、パイオニア
・高品質、高精度、高○○
・革新、革命、変革

みんな使ってる言葉なんですよね。ってことはココは「あなたの特徴」を言い表しているわけではない。

ちなみに「展示会」×「ことばづくり」には一家言あります。

「はぁそうですか🙄」って思われると勿体ないのです。キャッチできないコピーなんて単なる文字列・絵柄になっちゃいますよね。ええ、僕もよく「単なる文字列」を量産しちゃってると思いますよ。

ついつい自分もやってしまいがちですが「自分が言いたいこと」が「相手の聞きたいこと」かどうかは考えなきゃだと思うのです。少なくとも「それは当然でしょう」と思われることの先には辿り着きたい。


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