たけうちのぶお|突破計画

プランナー・ファシリテーター・講師|あり方とやり方の両輪で個人・組織に伴走|思考の整理…

たけうちのぶお|突破計画

プランナー・ファシリテーター・講師|あり方とやり方の両輪で個人・組織に伴走|思考の整理、世界観デザイン、ビジョン策定・浸透、ワークショップ・セミナー、イベント・空間制作、シリアスゲーム開発、大学教員|https://potofu.me/takeuchinobuo

マガジン

  • 突破計画のオシゴト(企み)

    どんなお仕事をしているか、どんなことを企んでいるかのご紹介です。

  • 怪文書シリーズ〜何言ってんだか思考が迷子〜

    思考のとっ散らかるままに書き連ねた結果、なんだこりゃ?という文章になったものたちを陳列してドヤ顔で見せつける場です。だいたいX(Twitter)で垂れ流した文章の転載なのであしからず。

  • フカボリドリル

    色んなテーマを自分なりに深掘りしています。そんなガッツリ系濃厚noteです。

  • 解釈を図にする図解【Twitter図解投稿まとめ】

    Twitterで投稿した図解をまとめたものです。図解とは「図で解説する」ことではなく「解釈を図にする」ことだと捉えています。

最近の記事

【実施振り返り】カードゲーム×ワークショップでキャリアを考えてみる

先週と今週の2週連続で、同志社香里中学校にて「キャリアを考えるワークショップ」を実施しましたので、その振り返りをしてみたいと思います。 最初の週はオリジナルのカードゲームを使いながら価値観、スキル、行動、職業の関連性を感じ取り、2週目にはそのゲームの構造を応用して自分自身を表現するカードを作るというワークでした。作ったカードはそのまんま「ジブンカード」という名前です。 ワークのポイントは二つ「掛け合わせにより生まれる意味」と「異なる二つの時間軸に対する解釈」です。 掛け

    • 多様性の面倒臭さを実感し、でもその面倒臭さに真正面から向き合おうとする

      D&Iに関連する大学のプロジェクトや企業研修などを実施する機会が増えてきました。また、このテーマは僕自身にとってもずっと考えて掘り下げ続けているテーマです。このタイミングで一度自分自身にとっての「多様性」を言語化しておきたく、noteを書くことにしました。 01.多様性社会とは(いまとこれから) 人間は一人一人違っていて当たり前。しかし「何がどう違うのか」は具体的に認識されているとは言い難い。 そもそも多様性社会を構成する制度や文化の変化は、人間が持つ性質にある時点で名

      • 【自己認識にどう迫るか】京都文教大学プロジェクト科目「障害体験・交流クラス」の振り返り

        昨年度シリアスゲーム作成プロジェクトを実施した京都文教大学、この春学期はプロジェクト科目として【障害体験・交流クラス】の運営を臨床心理学部の松田先生とご一緒させていただきました。 プロジェクト科目とは学生が課題を自分たちなりに設定し、その解決策を実践、振り返りも含めて進める科目で、普段の学部学科とは異なる枠組みで進みます。 今回のテーマは「障害」です。大学近隣の福祉施設と交流しながら、障害・障害者に対する偏見の除去や理解の促進に向けた取り組みを実施するというものでした。分

        • 【イベントをもっと面白く意味のある場にしていくための対話の場】イベンターズ☆ミートアップ@GRANDSLAM 始動!!

          とても小さな、しかし意味の大きなイベントがグランドスラムで始まりました。 その名もイベンターズ☆ミートアップ。 イベントの主催者が集まり、主催者同士のつながりを作ったり、それぞれの悩みやノウハウを共有することでさらなる成長を目指そうという場です。 「イベント」というもの自体がグランドスラムの日常にとって非常に大きな要素を占めています。昨年は120本、今年はおそらく180本以上のイベントがグランドスラムで開催されます。 グランドスラムにおいてイベントは決して単発の打ち上げ

        【実施振り返り】カードゲーム×ワークショップでキャリアを考えてみる

        マガジン

        • 突破計画のオシゴト(企み)
          9本
        • 怪文書シリーズ〜何言ってんだか思考が迷子〜
          6本
        • フカボリドリル
          42本
        • 解釈を図にする図解【Twitter図解投稿まとめ】
          48本

        記事

          グループワークの可能性を突き詰める【仲間×グループワーク研究会@GRANDSLAMのあしどり】

          今年のはじめから「グループワーク」の可能性を探求する会を大阪福島のコワーキングスペースGRANDSLAMで始めています。 研究会がはじまったキッカケや主旨はコチラのnoteを読んでみてください。 会場は毎回大阪福島のコワーキングスペースGRANDSLAMです。 ここまで月1回、計6回実施してきたので、それぞれどんな企画を実施してきたのかを振り返ってみたいと思います。 vol.1 研究会キックオフ 2024/01/30(火)★やったこと ①会の趣旨を共有 ②「グループ

          グループワークの可能性を突き詰める【仲間×グループワーク研究会@GRANDSLAMのあしどり】

          connecting the dots 「経験の星」から「意味の星座」を描く

          スティーブ・ジョブズのスピーチで出てくる有名なフレーズ「connecting the dots」を聞いたことがある方も多いでしょう。 検索すれば全文が出てきます。いまは翻訳ツールで日本語にすることも容易です。ジョブズのスピーチそのものもYoutubeで見ることができます。興味ある方はぜひ見てみてください。 今日は、この「connecting the dots」という言葉を「どう捉えるか」について考えてみたいと思います。まだまだ掘り下げ途中なのでだいぶ散らかっていますが、コ

          connecting the dots 「経験の星」から「意味の星座」を描く

          シリアスゲーム体験会のお知らせ(大阪福島)

          社会問題の解決を目的にしたゲームをシリアスゲームと言います。いまはまだこの言葉自体がまだまだ市民権を得ているとは言い難いですが、僕はこのアプローチに世界を変えるような強いエネルギーと可能性を感じています。 特にアナログ形式のボードゲームやカードゲームを通した唯一無二の体験が「人の認識」「人と人との関係性」を大きく変えていくチカラがあります。その背景にあるのは以下のようなゲームのプレイを通して生まれる変化です。 ①リアルな当事者意識を獲得できる ②失敗を恐れずに挑戦できる

          シリアスゲーム体験会のお知らせ(大阪福島)

          【気づき】屋号を手放す、専門性を主体的に「持たない」選択が有り得てしまう。

          この気づきは、僕にとって劇薬かもしれない。 万人に向けたものでは、全くないです。 僕自身に生じた、おそらくは大変珍しい類の違和感に対して僕自身がどう答えを見つけ出すのかというプロセスです。「気づきはじめた」ことについて、書き散らしていきます。
 01.屋号をアップデートする感覚の起こり 一年前〜半年前ぐらいからなんとなく「そろそろ屋号を変えるかも」という感覚が自分の中に芽生え始めてきていました。あ、またこの感覚がきたなと、自分の中に何度か生じた感覚です。 フリーランス

          【気づき】屋号を手放す、専門性を主体的に「持たない」選択が有り得てしまう。

          【アルコール×社会問題 シリアスゲーム作成プロジェクト報告】ゲーム作りから得られる圧倒的な学び

          「シリアスゲームを作るプロセスって、ものすごい学びの可能性があるはずなんです」 そんなことを方々で語って回っていたのが2023年の春ごろ。そこから様々な方のご縁がつながり一つのプロジェクトが生まれました。 それが今回のタイトルでもある「アルコール×社会問題 シリアスゲーム作成プロジェクト」です。 ちょうど僕がシリアスゲームの可能性を語りまくっていたタイミングを同じくして「アルコールに関連する問題を学習するゲームが作りたい。」と考えられていた大学の先生がいらっしゃいました

          【アルコール×社会問題 シリアスゲーム作成プロジェクト報告】ゲーム作りから得られる圧倒的な学び

          【世界観思考ワークショップ】始動

          渾身の、魂を込めたワークショップを作りました。 タイトルは【世界観思考ワークショップ】です。 僕のここまでの活動や思考の積み上げの先にできた、一つの集大成です。 誰しもが持っている世界の捉え方を「世界観」と位置付け、多くの人が言語化できていない自らの持つ世界観を知り、その世界観をさらに豊かに拡張させていくためのワークショップです。 だいぶ長いのですが、どんなことを感じてきてこのワークショップを作るに至ったかをお話しさせてください。 「どんなワークショップですか?」と言

          【世界観思考ワークショップ】始動

          【講座・ワークショップ事例】価値観×天賦の才が燃料の自分ロケットを見つけよう!

          昨年の後半、とあるご縁で大阪経済大学のキャリアデザイン講義にお招きいただき、「自分を知る」というテーマでお話し&ワークさせていただきました。 自分を知る・・・僕が追いかけている大きなテーマの一つでもあります。これだけで話し始めたら延々と話せそうな気がするテーマです。 とはいえ、学生の皆さんにとって唐突に現れるメガネのおっさんの独演会を聞いても「なんやねん」となることは目に見えていましたし、僕が学生の立場でも面白くないなぁと思ったので、この日に向けて一つ「自分を知る」の入口

          【講座・ワークショップ事例】価値観×天賦の才が燃料の自分ロケットを見つけよう!

          【伴走サポート】世界観デザイン〜あなたはどんな冒険をする?〜

          あなたのビジネス・生業に「世界観」はありますか? 世界観は、あなたのビジネス・生業を強力に加速させてくれるモノです。 世界観を持つことで、短期的にはあなたと顧客との出会いを生み出してくれます。 世界観はあなたの取り組みを説明しやすくしてくれます。それってどういうサービスなの?という説明を感覚的にイメージさせてくれるため、相手にとっては受け容れやすいものとなる。また、相手にとってもあなたの「世界観への共感」から入っていくことができるので、心理的なハードルなく前のめりに対話す

          【伴走サポート】世界観デザイン〜あなたはどんな冒険をする?〜

          複数の認識を同時に抱えることはできない【ルビンの壺】

          この画像を見たことがない人はいないのでは?というぐらい有名な「ルビンの壺」、見方によって人に見えたり壺に見えたりというアレです。 この画像はたまに、物事の多面性や見方によって解釈が変わるモノの分かりやすい事例として使われることがあります。人に見えるか、壺に見えるか。両方の見方を往復して気づきを得ることが大切だよという主張をわかりやすく伝えてくれるモノです。 でも、「ルビンの壺」は物事の多様性を理解するプロセスで発生する「大きなハードル」も内包しています。 それは「一つの

          複数の認識を同時に抱えることはできない【ルビンの壺】

          フカブンカブンの両手持ち【COTEN RADIO 民主主義の歴史編を聴いて】

          【COTEN RADIO 民主主義の歴史編12】ぐらつく世界をどう生きる? 民主主義が持つ脆弱性との向き合い方を聴いて、特に最後のまとめで深井さんが言ってたことについて思うことです。 最後のそもそも論として提示されたのが、インディビジュアルである個人を前提という西洋的な世界観を僕らが本当に取り入れるのかという問題でした。 この概念は社会のシステムにはインストールされたけども文化や価値観にインストールされていない。だからこそ起こるコンフリクトが起こっている。 深井さんは「

          フカブンカブンの両手持ち【COTEN RADIO 民主主義の歴史編を聴いて】

          「思考の便秘」を解消せよ!

          だいぶ表現がアホな方向になってしまっているような気がしますが、この記事では僕がサービスとして提要する「思考の整理」をする意味についてお話ししていきたいと思います。 率直に聞きますね、「思考の便秘」に陥ってないですか? 思考がモヤモヤする、同じところでぐるぐるする。あるいはやりたいことがたくさんあるけど何をすべきかまとまらない。「考え」は色々浮かべども「アウトプット」ができない。こんな状態を思考の便秘と表現します。出したいけど出ない、完全に便秘です。 僕はこの「思考の便秘

          「思考の便秘」を解消せよ!

          理性と感性を駆動させて認識をアップデートする【COTEN RADIO 障害の歴史・社会福祉の歴史を聴いて】

          最近の取り組みに関連して COTEN RADIO の「障害の歴史」「社会福祉の歴史」を周辺を何度かリピートしています。そのなかで【番外編#84】株式会社ヘラルボニーの挑戦 〜障害×アートによるビジネスが描く社会の新たな目線〜を聴いていて感じたことです。 番外編の最後に深井さんが発していた言葉、差別に向き合うために視点として「理性」を駆動させる、その具体的なアプローチが「定義を複層的に持つ訓練をする」ことはまさに自分も強く感じています。 ある定義から見ればAとBに分かれるけ

          理性と感性を駆動させて認識をアップデートする【COTEN RADIO 障害の歴史・社会福祉の歴史を聴いて】