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🇹🇭タイ編

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渡タイは年2回ペースで20年。マガジンの使い方がよくわからないのでここに集めよ。
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#一人旅

🇹🇭ジュライホテルとヤワラーと。

🇹🇭ジュライホテルとヤワラーと。



2018年。ファランポーンとヤワラー界隈を散策してから三年が立つ。まさか未来に疫病との戦いが迫っているとは思いもよらず。

最後の訪タイは2019年末。
バンコクのホテルでスマホをみる。
ニュースには小さく「武漢で新型のウィルス」
とあった。何も脅威は感じなかった。

久しぶりにNOTEを開いた。
ヤワラーのジュライホテル界隈のトピックの閲覧数が桁外れだった。

なぜか。推測にしからないが、

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🇹🇭なぜジュライホテル・楽宮ホテルは人を魅了するのか@ヤワラー2017

🇹🇭なぜジュライホテル・楽宮ホテルは人を魅了するのか@ヤワラー2017

なぜこんなにもジュライホテルの廃墟は私を引き付けるのか?

ヤワラーのジュライホテル。かつて日本人バックパッカーが沈没していたホテルの廃墟。私は寂れたこの地域から離れたくなくなっていた。

カオサンのしかも後発組の私からすると、ジュライホテルの全盛期のバンコクを経験するには数十年遅く生まれていた。

この数十年で変わり果ててしまったバンコク。それよりもさらに数十年遡るバンコクを根城に沈没していた男

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🇹🇭「お勧めの観光地は?」と聞かれたら「冠婚葬祭とファーストフード」と答える

🇹🇭「お勧めの観光地は?」と聞かれたら「冠婚葬祭とファーストフード」と答える



「お勧めの観光地教えて」このように聞かれた事はないか?
僕が答えづらく、嫌いな質問。

「何をしたいの?」と思わず返してしまう。

だってそうではないか。
どこの国も多面性を持つ。
タイだってもちろん。

・アドベンチャーを欲するなら山へ
・騒いで酒を楽しみたいなら夜の歓楽街へ
・文化を学ぶなら寺回りと博物館
・タイの若者のクラブ体験ならRCAへ
・コアな人にはシリラートの死体博物館へ…

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🇹🇭「巨大な象がいるの」@カオサン通りから2005

🇹🇭「巨大な象がいるの」@カオサン通りから2005



「511番のバスに乗りなさい、真っ直ぐ行けば巨大な象の像に会えるから」

カオサン通りのインターネットカフェでメールチェックをしていると、学生時代の友人からこのメールがあった。

当時のタイではとっくに携帯は普及していたが、貧乏旅行を気取る私は携帯はおろか、クレジットカードすら持っていなかった。

カオサンの一泊150バーツくらいの水しか出ない共同トイレ付きのシングルに泊まっていた時代だ。

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🇹🇭ジュライホテル、楽宮ホテル廃墟@2018バンコク

🇹🇭ジュライホテル、楽宮ホテル廃墟@2018バンコク



この写真の奥のホテル。見てピンと来た方は80年代、90年代にバンコクにどっぷり浸かった旅の先輩方であろう。

「ジュライホテル」の廃墟だ。
1995年に閉鎖された。

日本人バックパッカーの聖地。ジュライホテル。そしてこれまた閉鎖済みのもう一つ。谷恒生の小説で有名な楽宮ホテルの廃墟も訪ねた。

場所はファランポーン駅西側にある運河を北上すると寂れた街があるので奥にはいってうろうろすると見つかる

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🇹🇭安宿に耐えられるか?@バンコク2006

🇹🇭安宿に耐えられるか?@バンコク2006



タイのゲストハウスのシングルに泊まることが多かった。まだ若かった。2000年代前半に幾度となく泊まったカオサンや、その他安宿の写真を見てみる。

「またこんな旅をしたい!」となるか、「もうこんな旅はごめんだ」となるか。

あの頃、安くて汚いところに泊まり、いかに金をかけないで重いリュックを背負うか?が勲章みたいなもんだった。バックパッカーと言えば聞こえは良いが、ホンマもののバックパッカー、それ

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🇹🇭タイの動物園はめちゃくちゃだ@チェンマイ2007

🇹🇭タイの動物園はめちゃくちゃだ@チェンマイ2007

この写真を見ておかしな事に気づかないだろうか。ここはチェンマイにあるパンダが有名な動物園である。あまりにチェンマイでやることが無いので、彼女に連れて行ってもらった。

?何かおかしい。

私「この動物園はおかしいよ」

彼女「そう?何がおかしいの?」

周りをみる。

これが園内。駐車場はあるようで無い。みんな阿吽の呼吸で見事に停めていく。不思議なことにイライラしてる人もいない。混沌としてるが絶妙

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🇹🇭タイでは時の流れが遅くなる@バンコク2004

🇹🇭タイでは時の流れが遅くなる@バンコク2004



・バックの写真は2004 ファランポーン駅
・上はアユタヤの運河のほとり
・CASIO EXILIM S20 200万画素

有給コンボを使い、一週間の訪タイをしたのは先週の事。現実に引き戻された。

だが、仕事がなければ、あの楽しみもない。仕事とは使命感だ!、とぶつくさ言いながら業務に励み、気づくともう週末。

私の体感速度では、日本の一週間はタイの三週間に等しい。これはタイの方が時間の流れ

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