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takeshi_yamada_タケシ
2020年9月22日 05:36
ここは、高雄歴史博物館だ。台北でほぼ一文無しになった私。レンタルサイクルで港へ行ったりウロウロ。仕方なく高雄駅に戻る最中に見つけた。「高雄歴史博物館」堅苦しそうだ。無料である。座りたかった。私は図書館で暇をもてあそぶ老人達の気持ちが少し分かったような気がした。館内の案内のお姉さんが付きそってくれた。あまりに客がいない。挙動不審な旅行者に流暢な日本語で案内。「一日
2020年9月13日 18:13
高雄でくさっていた。台湾に訪れたのももう5回目くらいだろうか。最近はもっぱら台北でなく、高雄に来る事が定番になってきた。少しでも南国情緒に浸りたかった。でも、今回の旅は日本でのあれこれを全て忘れたくてやってきた。「もう、台北も高雄も飽きた」台湾は北と南を新幹線でつないでいるが、南から東側の丘陵地へはローカル線しかないし、時間もかかるので、不便極まりなかった。「もう、このま
2020年9月10日 19:26
財産の半分を台北の林森北路で使ってしまった私は、北回帰線を超え、南国情緒あふれる高雄へやってきた。ゲストハウスで借りたママチャリをこいでいると、生暖かい風と、台北に比べると申し訳ないが服装が適当に見える高雄の人々の渦に飲まれた。服装が適当というのは、女性のショートパンツとサンダル履きの割合が多くなったからだ。スラっと伸びた脚に目を奪われた。けだるそうにスッスッと歩く姿はタイ女性と似てい
2020年9月7日 05:52
台湾の初日は終わった。ほとんどの金を使ってしまった。たまたまマイレージが貯まったのでタイ以外の国にもいっとくか。マイレージ範囲は韓国、中国、台湾。台湾?行った事ないな。大きな島だっけ。こんな程度の感覚だった。到着日の台北で良い意味で期待を裏切られた私は、東南アジアの香りを感じさせるこの国と人々の虜になりつつあった。たが、台北に居続けたら無一文になる事間違いなしだった。誘惑から逃れよ
2020年9月6日 20:39
半ば全てを捨ててやってきた台湾。明日にも帰国しようとしていた。1週間の旅程は一瞬に過ぎ、残りは桃園空港に帰る片道の電車賃しか残っていなかった。台北駅の方を見やる。屋上のバルコニーに一人の若い男がいた。「XXXXXXXXXX」あまりに流暢な英語にたじろんでしまった。どうやら韓国人のようで、長らくオーストラリアにいたと言う。ビジネス以外で韓国人と話したのは初めてだった。彼もまた一
2020年8月29日 04:49
台湾にハマったのは比較的最近、2010年にマイレージ で初めて行った。そのころは歴史に疎く、台湾は大きな島くらいに思っていた。ここが一つの国として私を夢中にさせたのはまた別途。ここでは台湾に行ったきっかけを記す。これだ。檳榔である。「ビンラン」と現地人は言う。噛みタバコの一種だ。これをクチャクチャと噛んだあと赤みのある唾をそこかしこに吐いている。路上にはその跡がある。しかもその檳榔を売る「檳榔
2020年8月25日 22:10
台湾の東海岸に「七星潭」と呼ばれるビーチがある。発音は忘れた。シーチータン?だったような気がする。2014年の7月、台湾を一周してる最中、花蓮にいることをFacebookに載せると「行ってみて」と台湾の知人からメッセージが来た。衝動的に電車を降りるとタクシーに乗り込みビーチを目指した。ローカル電車を降りて、タクシーに乗り込み、紙切れに書いた「七星潭」を見せつけた。思い付きで行動する自由、爽快感