マガジンのカバー画像

自分史

18
自分が書いた過去を振り返る記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

児童期の自分⑤(養護学校〜小学部③)

児童期の自分⑤(養護学校〜小学部③)

地獄から何とか生きて帰ってきました。

いや、一度死んだのだと思っています。

そして、また養護学校へ戻ってきました。

入院生活中の学習実は入院中、学校の授業も受けていた。
「院内学級」なるものがあったのだ。

そうは言っても、フルで授業がある訳では無い。
一日何コマか授業があるのみのため、当然学年に合わせた学習でも遅れていくものだ。

だが、この授業は楽しかった。
そして、人間界とを繋ぐ一つの

もっとみる
児童期の自分④(地獄への幽閉②)

児童期の自分④(地獄への幽閉②)

さて、ついにここまで来ましたね。
恐らく、私の今の原型はこの時期に大体作られています。

そのため、書くのも力が入りますね…。
なるべくフラットに…書きたいものです。

手術は2日後にもう一度…右足は全く良くならず、紫色だった指先は黒ずんできていた…壊死である。

最初の手術から2日後、緊急手術を行うことになった。

親指の先を切断し、もう一度足首を開いて血管のどこが詰まっているのか確認した。

もっとみる
児童期の自分③(地獄への幽閉①)

児童期の自分③(地獄への幽閉①)

さて、これまでは養護学校時代のことを書いてきました。

前回の記事はこちら。

そして、自分の障害について向き合うことを迫られた「入院生活」がついに始まるのです。

始まりは突然に…夏休みの後半に入院生活が始まった。

主治医から「入院期間は2週間、簡単な手術だから大丈夫」と言われ、気づけば入院当日になっていた。

手術内容としては、足首が内反(内側に変形していくこと)になっており、このままでは座

もっとみる
児童期の自分②(養護学校〜小学部②)

児童期の自分②(養護学校〜小学部②)

前回は小学部の低学年の時のことを書きました。

今回は思春期へ突入する前の「養護学校生活」について触れておきたいと思います。

偏食家は健在だったアホな自分にとって、給食は衝撃だった。

何故弁当じゃないんだ??

本当にそう思っていた。

毎日毎日、昼休みいっぱい給食室の自分の席で残されていた。

先生に「じゃあ、これだけは食べようね」と言われ続け、
泣く泣く一口食べ過ごしていた。

それで、何

もっとみる
児童期の自分①(養護学校~小学部①)

児童期の自分①(養護学校~小学部①)

仕事の記事が続きましたが、過去にも振り返ってみたいと思います。

これまでの記事は、下記をご覧ください。

ついに、カルチャーショックを受けた養護学校時代です。

とにかく何もかもが衝撃だった入院生活が長かったくせに、私は多分他の人に興味がなかったのだろう。

入学式の日、式が始まるまで学年で待機していた教室で固まった。

周りにいる同級生達が、本当にインパクトのある人達だったから…。

何故に養

もっとみる
幼少期の自分③(幼稚園)

幼少期の自分③(幼稚園)

昔を思い出すってなかなか楽しい時間ですね。
苦しいことたくさんあったんですけどね…美化されちゃうところもあるんだと思います。

さて、今日は人生最大のモテ期を話します!

前回は入院生活についてでしたねご参考まで…

番外編はこちら!

はい、こんなんでしたわ笑

人生最大のモテ期がすぐに来た!当時、障害児を受け入れてくれる幼稚園ってほとんど無かったんですよね。
成田市在住だった当時、福祉に手厚い

もっとみる
幼少期の自分②(入院生活〜ちょっと番外編〜)

幼少期の自分②(入院生活〜ちょっと番外編〜)

連日投稿ってすごいなぁ…。
これまでの記事は下書き保存ほぼ無しで一発書きだったんですけど、少しずつ書き溜める形式に変えます笑
うん、これなら続けられる予感もします!

前回は入院生活の中で、人生初の信じてくれた人のことを書きました。

↓良ければ、こちらもご覧ください。

今日は少し番外編です!(←初回しか書いてないのに?笑)

入院先で出会ったキーパーソン10代未満の半分は入院生活。10代も半分

もっとみる
幼少期の自分①(入院生活)

幼少期の自分①(入院生活)

何と3日連続で投稿しますよー。
熱しやすく冷めにくい私が、ここまでやるといよいよ本気かな?(←何言ってるんだ?笑)

ここ数日、本当に色々ありまして…
親知らずがついに身体から居なくなるという大きな出来事を乗り越えて、今この記事を書いております。

幼き日の自分は…本当に臆病者でした。

とにかく人と話せない。
恥ずかしい。
すぐ泣く。
基本ネガティブ。

入院生活も長かったのですが、ほとんど覚え

もっとみる