見出し画像

学生最後の夏休みは、旅行が1番似合う。~ラーメン編 横浜・東京にて~

皆さんこんばんは。ご無沙汰しております。
さてさて、2週連続に渡って旅行に関する記事を書いていますが、またまたその続きでございます。今回は横浜・東京へ旅行した時のお話です。行ったと言っても8月中旬頃でして、その後も別件で東京に旅行に行っていました。その時のグルメについては、また別の機会に。

今回もグルメ編と言えばグルメ編ですが、紹介する料理が全てラーメンなんですね。もうこれはラーメン編と言っても差し支えない、ということでタイトルを多少弄りました。

ラーメン、好きなんですよ。嫌いな人はいないと信じているくらいには。そもそも嫌う要素がないでしょ!食べやすいし、好みに合わせた様々な味が展開されてますし、何より美味しいし。国民食と言えるくらいの地位は築いているのは間違いないですね。私にとって主食は、米よりラーメンですよ。

さあしょうもない前置きはこれくらいにして、早速お料理持ってまいります。


① 淺草 來々軒(神奈川県横浜市)

外観

さてさてまずご紹介するのは、淺草 來々軒です。浅草なのに横浜??と思われた方もおられるでしょう。と言うのもここ、少し特殊なお店なんです。

こちらの施設の地下に

新横浜ラーメン博物館、皆さんご存知ですか?
新横浜駅から少し歩いたところにあるこの施設は、1階には主にラーメンの歴史を展示等を用いて説明するエリア、そして地下には有名ラーメン店の味を体感できる夢のエリアといったような構成となっており、もうラーメン好きは必ず訪れなければならない場所です。

レトロな街並みが再現されている

地下の夢のエリアは上の写真のような、レトロで良い雰囲気なんです。ただのフードコートみたいにしない所が乙ですな。

こちらに現在店舗を構えている淺草 來々軒は、元々は明治43年開業のお店。日本初のラーメンブームを巻き起こしたとされる、伝説のお店です。
庶民的なお店として初めてラーメン、ワンタン、シュウマイを提供したということでもお馴染みです。

当時の店舗再現

戦争を経て浅草から東京駅八重洲口へ移転もされましたが、1994年に後継者不足のため閉店してしまいました。では、何故ここにあるのか??
それは新横浜ラーメン博物館の再現プロジェクトのおかげなのです。

博物館が証言や史実を元に調査・裏付けを行い、支那そばや(こちらも有名ラーメン店)が再現・運営をし、それを最終的に淺草 來々軒の店主の末裔が承認する。
このようなかなり大掛かりなステップを踏んで再現された1杯というわけです。それが、こちら。

らうめん(青竹打ち)

どうですか。これこそラーメン、といった見た目じゃないかと私は思います。素材本来の旨みが重視されているような1品です。
お味の方は、もう非常に体に優しい。最近過激なラーメンばかり食べている気がする自分自身を落ち着かせて貰えました。あっさりではなく、やさしいです。この違いはぜひ食べて確認してみてください。

補足ですが私が食べたのは1日100食限定の、麺が青竹打ちの方です。簡単に言えば当時広く用いられていた製麺技法なのですが、100食作るのに6時間もかかるそうです。恐ろしや。
一つ一つの麺の大きさが良い意味でバラツキがあって、面白いんですよ。これも体験してみてくださいね。

② 家系総本山 吉村家(神奈川県横浜市)

午後4時ですよ?これ。

さて次にご紹介致しますのは、家系総本山 吉村家です。
皆さん家系ラーメンは、、ご存知ですか?
それは吉村家創業者である吉村実さんがトラック運転手として働いていた頃、「九州の豚骨と東京の醤油を混ぜたらうまいんじゃないか」と思いついたことがきっかけで生み出されたというラーメンです。

師だったのか、私は。

言わば豚骨ラーメンと醤油ラーメンのいいとこ取りの様なラーメンなんです。その豚骨醤油スープに極太ストレート麺。さらには大きな海苔が3枚に青味としてのホウレンソウ。もうね、ハーモニーを奏でる音が聴こえてくるでしょ?うんうん。

家系ラーメンは一躍大人気となり、最近では様々な場所で見かけることが増えました。そのほとんどが、企業がセントラルキッチンを利用することで経営している〝資本系〟と呼ばれるお店です。
まあ、そこに行っているだけでは家系ラーメンを食べたとは言えないんじゃないか!という私のいつものプライドの高さが発動したため、今回参戦したんですよね。そのラーメンが、こちら。

これは芸術なんじゃないか。

どうですか。非常に美しくないですか。鶏油を使用しているため、なんだか黄金のラーメンにすら見えてきます。これが本当に美味しい。前述した淺草 來々軒を食べてすぐ向かったのでお腹の具合が心配でしたが、全く問題なかったです。一瞬でお腹の中に消えてしまいました。

濃厚でありながらキレがあるんです。嫌なしつこさがありません。写真をよく見ていただければ分かるのですが、奥に様々なトッピングがあるのも面白い要素ですね。味変し放題。

資本系の家系ラーメンの店舗よりも、醤油の印象が強いように感じましたね。豚骨醤油というジャンルと言うよりかは、醤油ラーメンの亜種、といった感じでしょうか。私はこちらの方が好みでしたが、皆さんの感想も聞いてみたいです。ということで行ってらっしゃい!!

③ ラーメン二郎 上野毛店(東京都世田谷区)

ずっと来たかったんだあああああ

さて今回最後にご紹介致しますのは、ラーメン二郎 上野毛店です。
ラーメン二郎、、、ご存知でしょうか?
現在は三田に本店を構えるラーメン二郎は、学生から絶大な支持を受けた事でもお馴染みのお店。圧倒的なボリュームやパンチのある味、そし創業者であり、総帥とジロリアン(ラーメン二郎を愛する者たち)から呼ばれている山田拓美さんの人柄などが人気の所以でしょう。

ジロリアンはお盆など関係ないのだ

さらに特徴的なのが、その独特な注文スタイルです。提供前に「ニンニク入れますか?」と声を掛けられるのですが、このタイミングでヤサイ・ニンニク・アブラ(背脂)・カラメ(ラーメンのタレの追加)の4つの量の変更が無料でできるんです。安価な値段でもう本当におなかいっぱいまで楽しむ事が、出来るわけですね。「ヤサイマシマシ!」なんて言葉、聞いた事ないですか?こちらのお店が発祥ですよ。

いやね、今回の旅で本来私は三田本店に行きたかったんです。しかしちょうどお盆休みの時期でして、上野毛店くらいしか行けそうなお店がなかったんです。残念。まあでもラーメン二郎なことに変わりはありません!さらに言えばこちらの上野毛店、非常に評判が良いんです!はい!問題無し!!
ということで、こちらがそのラーメンです。

小ラーメン

こちらが小ラーメンです。何もマシていません。さらに言えばラーメン二郎の店舗の中で、こちらのお店は量が少ない方です。それでこれです。
そうなんですよ、十分素の量で多いんです。世の中に数多あるラーメン店のラーメンの標準サイズの3杯分だと言われています。ですから初めて行かれる方は、絶対に無理をしてマシを注文しないでください。お店側にとっても迷惑でしょうしね。

こちらのお店の店主は見た目がかなり厳つい方で、ビビりながら入ったんですが、(ラーメン二郎は比較的厳しめの雰囲気が漂っているお店なんです。詳しい事はここでは言いませんが、、、。)とても接客も柔和で暖かかったです。良かった、良かった。
そんなわけで、ここの店舗は初心者の方でも向いていると思いました。

ニンニク入れます。

お味はもう、最高。大好きです。関西にあるラーメン二郎にインスパイアされたお店よりも、ここの店舗は醤油が効いている印象がありました。パンチのあるニンニク!さらに濃いめのスープ!太い麺!!最高じゃないですか。

味付け、さらにお店の雰囲気がかなり独特なので、好き嫌いは絶対に分かれると思います。ただ、好きな人はとことん好きになってしまうような圧倒的中毒性がここにはあります。並んでいる列の中に、ラーメン二郎のTシャツ着てる人が普通にいるくらいですからね。
少食の方にはオススメしません。しかし、そうでないのなら1度食べてみることを強くオススメしたいと思います。行かずに、嫌うことなかれ。


おわりに

さて今回も長くなってしまいましたが、グルメなお話をさせて頂きました。いやー、好きなものを語ると止まらなくなりますね。控えめに書いたつもりでしたが、過去一の分量となってしまいました。

あと書いていて思ったのですが、関東のお店は私が住んでいる関西のお店よりも醤油の味が強い傾向にあるようですね。やはり関西の薄味好み、関東の濃味好みというのは本当のようです。面白いね、料理って。

そして来週もグルメ編になる予定です。次回は倉敷・尾道の美味しかった料理をご紹介しますね。それでは、また来週!!

この記事が参加している募集

私の遠征話

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?