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音をつむぐ⑫(制作日記③)

【ジャケット候補04】

2022年4月にリリースするアルバムの制作過程のことを記事にしています。
前回の記事では「開かれた場所」についての効果について書きました。

今回、紹介するジャケット候補がこちら⇩

*デザイナーさんには公開することについて承諾を頂いています。

私の「目」を素材としてデザイナーさんが制作したとても強烈なイメージのジャケット候補。
友人に今回のコンセプトを説明すると、それならば「目や手などの意思や歳を重ねた年輪を感じるパートにフォーカスさせながら対等や尊重を感じる絵を創ることができないか」ということを考えてくれ、撮影をしてくれました。その写真を使ったジャケットが【ジャケット候補04】です。

【50/50】

正直このジャケットを見たとき「インパクト強!!!」と思って、現在の私がこのジャケットの迫力に負けてしまっているということを感じて、採用はしませんでした。
ただ、今でもすごく心にひっかかっているジャケット候補ではあります。

2022年4月で50歳の節目となりました。
自分の「50歳」という年齢とも絡めて、

全ての人は、大人から子供まで互いに対等の関係にあるということ。相手を尊重して、わからないまでも、わかろうとすること。相手の文化、育ってきた環境、宗教、思想などを尊重して、話し合い、理解しようとする姿勢を持つこと。

そんな意味を込めたタイトル⇒「50/50」

この私の目が見ている「今」、そして「未来」がどんなものであるのか。
この【ジャケット候補04】から

君は本当に【対等】や【尊重】について本気で大切だと考えているのか?

と、あらためて私自身に問われているようにも思えてきます。そのような意味でこの【ジャケット候補04】は、私のこれからの方向性を示す意味ある作品となりました。

その時、撮影した「左目」と「右目」の写真です。
右目と左目、全然表情が違うんですね。50歳手前の49歳の男の顔の染みや皺。これが今の姿。50年近く晒されてきた肌。
いろんなことやってきたなーとあらためて振り返りつつも、
前を向き、今とてもワクワクしています。
もしよろしければ、アルバム「50/50」を手に取ってみて下さい。
宜しくお願い致します。

左目
右目

【takeプロフィール】
千葉県在住。会社員。
ライフワークとして音楽活動を続けています

★メジャーレーベルへの楽曲提供実績はこちら⇩

最後まで読んで頂きありがとうございました。