takatty_love696

プロレスに関する記事がメインとなっています

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マガジン

  • タイトル未定

    小説 めんどくさくなったらフェードアウトします でもがんばります 歴史はあるが小さな女子プロレス団体が舞台です #1〜#39までが第一部です

  • 雑記

    その時感じた事や小ネタ的なモノたち 特にジャンルはありません

  • ゆづきとhotでdeepな仲間たち

    2023.5.14に旗揚げしたプロレス団体「hotシュシュ」その観戦記と団体エース「ゆづき」が作ろうとしている「うつくしい世界」とは?という考察のお話で読切が中心となってます 今後も更新予定

  • TAKAKIとあの日原チャリで

    何の変哲もない町に全日本女子プロレスがやってくる それを初めて観に行く二人の少年のお話 観戦記を中心に個々の選手とのエピソードや二人の物語、平成初期の風景等をごちゃまぜにした内容になっています この作品をあーちゃんまるに捧げます

  • TFTL,TYTD

    正式タイトルは「TOO FAST TO LIVE,TOO YOUNG TO DIE」 Vivienne Westwoodの有名なTシャツのデザインから拝借 「TAKAKIとあの日原チャリで」から一年後の全女観戦記から伝説の全女崩壊の序章となった日本武道館大会の開場までの間に起きた二人の少年の旅立ち、そして急な別れを回想するお話

最近の記事

#57 吐露

突然の真琉狐さんの気持ちの吐露に私は驚く 真琉狐さん、、、 でも夢子さんは動じず受け止め投げかける 「一体、何が恐いの?」 きっと涙が溢れて言葉が詰まらないようにと天井を見上げ語りだす 「何が恐いかもわからないんです。私自身がどうなるのかなのか、プロレスラーとしてのカーコなのか、世間に叩かれていることなのか、それとも過去と対峙することなのか、何が恐いのかがわからないんです」 「、、、」 「夢を見るんです、、、試合が決まるまではカーコをぶっ倒してやる。どっちがベル

    • 観てもないのにIWGP女子戦を語る

      観てもないのに? 結果しか知らないのに? 何言ってんだこのクソヤロー!! と、思ってる人に最初に言っておこう プロレスってそれだけで語れるもんなんだったりする スポーツ新聞の片隅に載っている試合結果だけで想像を膨らませ 「こういう結果ということはこうだったんだろうか」 「て、ことはあの選手はこう思ったのでは?」 「ここからこういう展開になっていくんだろうなぁ」 と、いうことを何年も毎日の様にやってた 自分はターザンが辞めた直後の浜部さんの時代に初めて週プロを買った な

      • hotシュシュ決起集会を振り返る

        YouTubeもアップされたので決起集会の様子を少しだけ まずはバスがスムーズ過ぎて30分前には到着 実は以前にラックでのゆづきドッキリを観て食べに行ったことがあった 歩いて行ったのだが妙に暑い日で汗ダラダラで想像より時間が掛かりランチ終了ギリギリで食べ終わりそそくさと帰った記憶 なのでもう歩きたくはないというのと時間がかかる記憶からかなり余裕を持って待ち合わせしたらこのザマさ! そうだ! アレを見よう!! 桐ヶ丘商店街のシャッターにはテレビの企画でくっきー!や千

        • #56 502号室

          電話を切った夢子さんはものすごい勢いで階段を駆けすぐに戻ってきた 「たま、駅前行くなら通り道だから乗っけてくけどどうする?」 「あ、あの、、、真琉狐さん、、どうかされたんですか?」 夢子さんは一瞬、話すべきか躊躇したかに見えたが 「、、、ああ、病院に運ばれたらしい」 やっぱ無茶が祟ったんだ 夢子さんがこないだ話してくれた過去の話と同じ結果に、、、 思わず俯いてしまう 「私は今から病院に向かう。たまは、、、」 夢子さんの言葉を遮り 「私も行きます!連れてって下さい!

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        • タイトル未定
          57本
        • 雑記
          10本
        • ゆづきとhotでdeepな仲間たち
          27本
        • TAKAKIとあの日原チャリで
          7本
        • TFTL,TYTD
          10本
        • 真琴vsゆづき
          12本

        記事

          #55 電話が鳴る

          「へ?ゆ、夢子、、さん?」 いきなりのことで一瞬状況把握が出来なかった あ、アレ?真琉狐さんのことぶったよね? すると真琉狐さんが 「ゔぅ、うぅぅ」 と言いながら目を開ける 「ま、真琉狐さん!」 良かった!良かったよ! 真琉狐さんが生き返った!! そんな私の様子を見て 「アンタ、真琉狐が死んだと思っただろ?」 「え?あ、あ!あぁぁ」 私は何が言いたいんだ? 「いいか?たまぁ、頸動脈を押さえて頭に血流が行かないようにして失神させただけだ」 「け、け、頸動脈を、、押

          #55 電話が鳴る

          ロックンロールからゆづきを紐解く

          いよいよゆづき選手のCTW24公式戦が泣いても笑っても明日で終了となり 残念ながら予選敗退は決定していると思われる(正直wave公式のルールの書き方がわかりにくかったり点数の間違いもあったりでもしかするとどうなるかわからない) 通常、土日祝は仕事でありhotシュシュとしての興行やイベントを優先すると運任せなのだ しかも毎月休み確保する度にぐちぐちネチネチ文句を言われ涙を流し悔しさで拳は血塗れになって観戦しているのだ だから「CTWどこか行けますように!」と願ったが全滅 行

          ロックンロールからゆづきを紐解く

          #54 ビンタ

          翌日、社長の方から練習前にチケットは完売 追加のバルコニー席や立見も本日から販売したが間もなく完売になる見込みだということを告げられた セカジョが2年の活動休止からの復活、その頃に忽然と現れたスーパースター薨の移籍・参戦、衝撃の記者会見、異例のワンマッチ興行、そして根強いセカジョファンの力もあったと思う それらの歯車がガッチリと合って回り出した その結果が今はなかなかどの団体も難しいと言われる後楽園ホールのチケット完売となった 「よし、当日券の準備しなきゃだな」 と社長

          マリーゴールド旗揚げ戦

          いやー驚いたというか何というか 昨日、マリーゴールド旗揚げ戦がYouTubeで無料配信されたので観ててまあその感想でもまとめてみようかなぁみないでおこうかなぁなんて考えててちょっとだけ触れると 青野未来vs石川奈青は良かった 朝陽さんの気持ちを背負ったかのような入場ガウン シェイプした体に焼けた小麦色の肌でイメチェン ポスターの配置への問題提起と何が何でも注目を集めてやるんだという想いに溢れていた 2人に関する情報はほぼ無しの状態で観たが2人とも自分の想像を遥かに上回

          マリーゴールド旗揚げ戦

          #53 懸念

          私がお弁当発注係兼電話番の契約解除されてから2週間が経った 5月に入りゴールデンウィークにも突入 晴れの日も続き気温も暖かくというより暑い日もあり半袖で過ごせるようになってきた 合同練習の中心は真琉狐さん 一線級でいろいろな団体に上がって活躍しているレスラーの体力は伊達じゃない 基礎練なら負けないと半分冗談めいて言ったが少しだけは自信があった でも初日で打ち砕かれた だがようやく2週間が経ち歯を食いしばりながらもついて行ける様になっていた 「ハァハァハァハァ、もうダ

          #52 たまちゃん、退職金をもらう

          「全くお前は!!*×*☆○¥$€%〒♪」 私は朝からリングの上でいびきをかいて寝ていたことを社長に怒られていた 昨日の感動はなんだったんだ?というくらい現実に引き戻される 神聖なリングの上で寝てたんだ 俯いて黙って怒られるしかない 「たくぅ本当に、わかったか?!」 「すみませんでした」 ペコリ 「もう朝から怒り疲れたわ」 社長は階段の方へ向かおうとした その時 「もう終わりましたー?」 声がした 「え?」 声がする方に目をやると道場の扉の前に真琉狐さんが立ってい

          #52 たまちゃん、退職金をもらう

          #51 深い一日

          「えー!!ワンマッチ興行ーーっ?!」 その場にいる全員が声を合わせた そんな中、星野さんが先陣を切って社長に 「ど、ど、どういうことですかっ?!ワンマッチ興行なんて無茶です!無謀過ぎますって!!」 と声を荒げる 社長は小指で耳を掻きながら 「ああーうるさいっ!!大声出すな!聞こえてるわ!お前といい真琉狐といい!!」 「でも社長!ワンマッチなんて私は反対です!!」 言い切った そうだ!そうだ! 私のデビュー戦はどうなるんだー!! 自然と口が尖っていく 「星野ーー!!」

          #51 深い一日

          丸森レア、退団

          いやーずっと気にしていて噂は出ていたが仙台ガールズプロレスリングの丸森レアさんの退団が発表された うーん残念! 仙女自体は旗揚げ前の記者会見とかもリアルタイムで知ってたし 10年間ずっと黒字経営のまま解散 クラッシュ2000の復活、様々なレジェンドたちが集まったGAEA JAPAN その中で驚異の新人と謳われた選手たちの中でも長与千種の赤を受け継ぐ里村明衣子 彼女が仙台という地方で団体を旗揚げするということで注目を集めていた だがこの辺りから自分はプロレスからフェードア

          丸森レア、退団

          #50 6.9カード発表

          「ハイ!女子プロレス!!」 今日は朝イチから電話が鳴る 昨日は練習までに鳴ったのは10回強ってくらい そして練習行く時に留守電のボタンを押す やっぱあんま意味ないような? 気になったのは電話に出る時に「全世界女子プロレス」だったり「セカジョ」じゃなくて「女子プロレス」と団体名ではなくそもそものジャンルを名乗るのであろうかと夢子さんに聞いてみた すると「セカジョ」の創世記には他の団体はなく"女子プロレス=セカジョ"だったのでそのままの名乗りが受け継がれているらしい 「

          #50 6.9カード発表

          #49 社長のイライラ

          翌朝 少し早起きし朝のルーティンを終えキッチンで社長が来るのを待っていた 暫くすると階段の音が 「ん?来たかな?」 私はキッチンの扉を開ける すると社長と鉢合わせになり 「お!ビックリさせんなよー。なんだ早いな」 「おはようございます!」 ペコリ 「いやぁーなんか緊張しちゃってー」 ポリポリ 「電話取るだけじゃねぇーか。緊張もクソもねぇーよ」 「アハ、まあそうなんですけど、、、」 「まあ入れよ!10時には留守電が解除されるようになってる。まあかかってこない時は

          #49 社長のイライラ

          hotシュシュIgnite 終幕

          とうとう5/26をもってhotシュシュ第1章の幕が降ろされる あれだけ観戦してきたのにこの大会を観れないのは残念というより無念である ただ寂しさや悲しさを直面視して引きずることがない事を救いと前向きに考えようか ではちょっと試合について触れていこうと思う 皇耀vs芭奈子 二期生同士のシングルマッチ ジェンダーレス団体を謳ってるのだからもっとこういう試合をガンガンと組んでいけばいいのにとは思っていた 例えば皇耀選手がバチボコにしたっていいのだ それがプロレスでしょ?

          hotシュシュIgnite 終幕

          家出レスラー

          鑑賞してきました 2年も待ってたのでそういった意味での感動はひとしお で、どうだったのか?を書いていこうと思います 忖度無し!! 多少はネタバレあり!! まあファンなら麻優さんの歴史は当然知ってると思うのでネタバレもクソもないんだけどもしパッとタイトルとかで開いた人がいたらここからは自己責任でお願いします それではちぇけらー!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ど頭からひきこもりになってしまった衝撃の理由が語られる 初耳だったが事実らしい 原作では歯切れ

          家出レスラー