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観てもないのにIWGP女子戦を語る

観てもないのに?
結果しか知らないのに?
何言ってんだこのクソヤロー!!

と、思ってる人に最初に言っておこう

プロレスってそれだけで語れるもんなんだったりする

スポーツ新聞の片隅に載っている試合結果だけで想像を膨らませ
「こういう結果ということはこうだったんだろうか」
「て、ことはあの選手はこう思ったのでは?」
「ここからこういう展開になっていくんだろうなぁ」
と、いうことを何年も毎日の様にやってた

自分はターザンが辞めた直後の浜部さんの時代に初めて週プロを買った
なのでいわゆる「活字プロレス」というものの洗礼は受けていないがそれまでのターザンのやり方を否定した「クラスマガジン」を掲げたわかりやすさや何かに肩入れしない週プロから紐解くやり方が性に合っていたのかもしれない

それは自分だけが楽しいというマスタベの様なプロレス観
だがそういった自分と同じ様なプロレスファンは実は多数を占めるのではと思っている

パリピ的に楽しみたい人、カッコいい写真を撮りたい人、アイドル的に推し活するのが楽しい人などなどどれも正しい楽しみ方だと思う

でも自分は勝手に投影して勝手に考察して一人で楽しんでる根暗なファンでいたい
○か×かだけで楽しめるイカれたプロレス好きでいたいのだ

なのでそんなキチガイが書いているnoteなんだと思って読んで下さい


ではスターツ!!


やはり今大会の核は
岩谷麻優vs藤本つかさのIWGPなのは麻優さんファンの自分だけでなくこの大会を見守った大半の方々も同じはず

スターダムとアイスリボンの関係性や
まだ女子としては歴史は浅いが世界中の強いヤツらを集めて一番を決めようという構想から始まったIWGPの冠が付いたベルトをアイスのリングでやるなんて奇跡である

麻優さんの凄さはいくらでも語れるが自分は藤本つかさの凄さは全く知らないと言っても過言ではない

本人を見かけたことは何度かあるがそれは半プライベート状態
試合に関しては映像では観たことはあるが個人的にピンとくるものは感じなかった

だがそれはファイトスタイルの好みだったりたまたま観た試合映像が自分とスイングしなかっただけなのだとは思う

凄いと言われてる選手でも「そう?」ということはみなさんもあると思うのでここは理解してもらえるかな?

だが創始者であり看板のさくらえみや様々な選手が離脱する中でその看板を守り抜いたのは藤本つかさでありそこに誰も意義は唱えられないであろう

そしてそこは麻優さんとも共通点があるのも面白い

プロレスとは対決する選手同士の共通点を見つけそこからどういう生き様を見せて来たのかを探っていくというのも醍醐味の一つ
共通点があればあるほど面白い
そしてその生き様が対比となり頭の中でより対立構造を膨らませていけるのだ

そしてよく把握しきれていない藤本つかさ像というのも頭の中で作り上げていく
これもどう作り上げてもいいのだ
正義の使者でも悪の親玉でも自分の中にある情報を組み立て自分だけの藤本つかさを作る

だが一つ注意点
あくまでチラシの裏案件なので自分の中だけで留めとくべき
誤情報も入っているわけで実像とはかけ離れている可能性が高いからだ

いろいろな歴史や背景を思い返し
麻優さんの入場シーンを思い浮かべる
きっと今日は「THE ICON」での入場だ

そして今は自分が試合結果だけで興奮してた時代とは違い断片的であるがリアルタイムで写真や映像、レポなどが自然に入ってくる

それらを駆使し当時より更に鮮明な考察が出来るというわけだ


結果はレフェリーストップでの麻優さんがV6

この結果は誰も想像し得なかったと同時に誤解を招く言い方にはなるが
誰一人、何一つ傷付くことなく完結したと言えると思う
完璧過ぎてこれ以上何を言えばいいのかというくらい

もちろん藤本選手にとっては身体的な痛みに加え悔しさやこの後のスケジュール、子どものことを考えると大打撃だと思うし気持ちを考えると居た堪れない部分はある

「怪我したくてしたんじゃねーぞ!」
「ふざけんなクソヤロー!」
「死ね!ハゲ!デブ!チビ!」
という声が聞こえてきそうですが
チビではないと否定しておこう
そして言っても構わないけど本当に殺さないでね

長い間の鎖国を自らの手で解き
相手に嫌と言うくらいに強さを植え付け
そしてまた不可抗力(これは不運ではなくある種の彼女の持つ天運だと思う)だったとはいえ全ての見守る人の予想を裏切り自分の痛みと悔しさと引き換えに関わる全てを守り抜いた

幕末、世界でも稀な無血革命と言われている大政奉還や江戸城無血開城(当然ながら前後には血は流れているが、、、)を想起させられた

藤本つかさこそがラストサムライなのかもしれない

そして同じ痛みを知る麻優さんの言葉からはネクストを感じられ藤本選手の涙を拭ってあげる姿にまたいつかどこかでというストーリーも生み出された
これはストーリーだけが伝説となり実現しない方が美しいかもしれないなぁとは思う
人間は余白を楽しむことが出来る生き物だから


などとあくまで上記は自分のプロレス観に基づいて話しているだけで
藤本選手の怪我は大事にして早く治してもらいスケジューリングの組み直しも最小限になるように願ってます

そして麻優さんも怪我は気をつけてもらいたい!
例の脱臼の試合も今じゃモザイクかかるくらいにエグい曲がり方してるし
一回、その時もトペスイシーダで頭から床に突っ込んでって大会場なのに「ゴツッ」て音が響き渡り
「あ、麻優さん死んじゃった」
て、マジで思った時もあったし

本当に全レスラーのみなさん気をつけていただきたいです


そして前日にキク選手が来場するというポストをしてたのでもしかしたらとは思ってましたがその断片的な映像にゆづき選手が映り込んでるではありませんか!

プロレスファンなら一度くらいは好きな選手に「こうやってみては?」
「あの試合観てみては?」
「こんな技使ってみたらいいんじゃない?」
と、思ったことはあるはず

でもそれらは基本、余計なお世話だと思う

なので言ったことはない

しかし一度、岩谷麻優を感じて欲しいと勝手に思っていた

そこから学ぶことがあるとかヒントにしてなんて事は思っておらず
ただただ感じてみて欲しいなぁと思っていた

同じ業界にいても団体が違えば彼女を至近距離で感じられるチャンスはそうそうあるものではない

ゆづき選手の目に映った岩谷麻優
考えただけでゾクゾクする

この試合を観てなのかどうかはわからないが

「強くなりたい」
と、彼女は表明した

もし繋がってるとするならそれはもうときめきトゥナイト(イミフ)

と、まあ長々と書いてみました
自分はアイスの選手に勝手に親近感は抱いているものの純粋にアイスファンかというと違うし知らなさ過ぎる

断片的な情報から考察はできるが正しいとは言えないだろうけどこういう見方も出来るんだということです

まだプラスして書きたいこともあるので書くこともあるかもしれませんのでその時はよろしくお願いします

では

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