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社会人の本気の自己分析

みなさん、こんにちは。

渋谷にあるベンチャー企業に4月から新卒入社した、たかおです!

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最近は一緒にシェアハウスをしている友人4人と、一緒に住んでいるはずなのに言葉を交わす機会が少なくなっており、寂しくなっております😭

普段はスキルアップ型の新卒支援サービスのカスタマーサクセスという役割と、学生のメンター業務、そして、会社の新卒採用の副責任者を担当しています。

新卒採用エージェントをしつつ、自社の新卒採用に関わりつつ、自らが新卒1年目ですので、「新卒」については何でもお聞きください!笑


早速ですが、今回は、キャリアを設計する上で大事な2つのこと、自己理解と社会理解。

これらをinteeでお伝えしているフレームワークと絡ませて、僕が就活時代にそれぞれどんなことを考えていたのかということをお伝えしようと思います。

長くなりますが、是非お付き合いを〜^ ^

自己理解「Will/Can/Must」

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inteeでは、本当に大切にしている考え方です。

ここをしっかりと見極めずに、それどころか、考えたこともなく、就活をする学生が本当に多いんです。

その結果、内定はもらえても、入社後、自分のなりたい像に近づけている実感がなく、仕事は楽しく無いという社会人が増えているのです。

これから何十年と働くことになるんです。
せっかくなら生き生きとして働きたいですよね。笑

そのためには、この自分の原体験に紐づくWill/Can/Mustを鮮明に描き出すことが大事です。

Will・・・自分がなりたい姿、実現したいキャリア
Can・・・実現したいキャリア(Will)のために必要な能力
Must・・・必要な能力(Can)を得るために必要な環境や必要な経験

これらを原体験→Will、Will→Can、Can→Mustという風に描くことが大事。

皆さんも是非してみてください。

僕の就活時代の「Will/Can/Must」

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では、僕のWillは何だったか。

①「関わった人を幸せにできる」人間になること=人生
②「働く日本人の幸福度を高める」事業を展開していくこと=キャリア

上記2つです。

なぜこの2つなのか、説明します。

▼関わった人を幸せにしたい!

僕は香川県に生まれ、5人家族の男3人兄弟の末っ子として生まれました。

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幼い頃の記憶は、
週末には家族みんなでキャンプに行ったり、温泉に行ったり、スキーに行ったり、公園で遊んだり、みんなで独自の遊びを考えて遊んだり、桃鉄やマリパをしたり、

と本当に仲が良かったんです。

僕が小学3年生くらいからその状況はどんどん変わっていき、中学に上がる頃には完全に家庭崩壊をしていました。

幼いながらも、小学5年生くらいの時には、もう自分以外の家族はほとんどコミュニケーションを取らない状況で、4人が僕を介してでしか意思疎通をしていない状況でした。

家族で楽しくご飯を食べていたはずの食卓もいつの間にかギスギスと、時には声を荒げて喧嘩をする場所になっていて、その度に他の家族みんなにはバレないように涙を流していた覚えがあります。


そんな経験から、いつしか僕は、「自分が辛いのとかは本当にどうでもいいからとにかく周りの好きな人たちに笑っていて欲しい、幸せになっていて欲しい」と考えるようになっていました。

それからは、自分が苦手な人にでもサプライズをして喜ばせたり、自分が肉体的精神的にしんどくなっても周りの人が最終的に喜んでもらえるためには力を尽くしたり、その時々で相手に合わせて相手が一番喜ぶ行動を勝手にするようになっていました。

こんな流れで、僕は強く「関わった人を幸せにしたい」と考えるようになっていました。


▼働く日本人の幸福度を高めたい!

そしてその価値観を持ったまま大学生になり、大学1年生の時は48連勤を経験するバイト戦士でした。

そんな48連勤が途絶え、元々働こうと思っていたリゾートバイトが募集を締め切っていて、急に10日間暇になってしまいました。

元々テレビでみていたような景色に憧れ、ずっといきたいと思っていたヨーロッパへの航空券を調べ、初海外初一人旅で、ベネルクス3国と呼ばれる、オランダ・ベルギー・ルクセンブルクに。

後から知ったのですが、オランダは世界の幸福度ランキング5位。日本はというと60位くらいで、先進国内では最下位でした。

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いつでも、どこでも、どんな人たちも、本当に幸せそうで笑顔でした。自分が単に初海外で舞い上がってそう感じていただけかもしれませんが、僕には確かにそう感じました。

特に違って見えたのは、働く人の顔です。

あっちでは、カフェの店員から安いホテルの店員、バーの店員から街を歩く会社員、昼間から駅でピアノを弾いている大人、どの人も笑顔で幸せそうだったんです。

それをみた時に、自分の「関わった人を幸せにしたい」という価値観の、「関わった人」というものが、「日本人」にまで広がりました。

その初海外の経験から、キャリアにおけるビジョンとして、「働く日本人の幸福度を高めたい」と感じるようになったのです。


そして、もう一つ。

「関わった人を幸せにしたい」「働く日本人の幸福度を高めたい」と思っているのだから、「まずもっと自分に力をつけて、自分が周りの人を幸せにできるほど幸せにならなければ。このままでは実現できない。」という危機感を感じたのです。

帰国後の行動は早いものでした。

出発前に入れていたバイトのシフトを消化してからは、掛け持ちしていたバイトをいくつか辞め、生活が困難にならないレベルでシフトを入れ、浮いた時間で自分に力をつけられることを探しました。

そして見つけたのが、学生団体TABIPPO。

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自分を変えてくれた旅。
その旅の魅力を広めるイベントやメディアの企画/運営/広報と、そのための組織づくりに尽力しました。

そこでのお話はまた今度。

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まず、大前提として、

①「関わった人を幸せにする」
②「働く日本人の幸福度を高める」

この2つを実現するために、まず周りの人に幸せを与えられるほど、自分が幸せにならなければならず、そのためにまず自分に力をつけて自立しなければならない。

そう考えていたので、僕が就活時代にCan/Mustとして挙げたのは、とにかく自分に実力をつけることでした。

わかりやすい指標として掲げたのが、30歳までに独立ができるほどの実力を持ち、その上でしたいことができる自分になっていることでした。

それがこれ。

・自分の想いを実現するための明確な判断軸を持つこと
・人脈
・クリティカルシンキング
・パーソナルスキル全般の高いレベル=カリスマ性
・様々なポジションでの経験=営業/マーケ/人事/会計/経営
・お金を持続的に生むビジネスモデルを考える力

バラバラではありますが、めっちゃざっくりいうと、「何でもできるし何でも与えられる最強の万能人」になることが自分のWillを実現するために必要なことだと思っていました。

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・掲げるビジョンに親和性があり、事業にも紐づいていること
・経営層と距離が近いこと
・いろんな職種を兼ねたり数年で他の役職も経験できること
・自分が成果を出した分、次の大きな目標を掲げられるところ
・自ら主体的に行動・チャレンジできること
・働く人間が優秀であること
・働くことに没頭できる環境

Canのために、掲げていたMustは、自分に力をつけられるように、とにかく働ける環境と、その環境に没頭できるほど自分がやりがいを感じられることでした。

そのために、上記のようなものをバーーーッと挙げていて、

それを感覚的に、

自分が共感できて、規模小さくて、超優秀で、そして働く人間を成長させる文化があるとこ。

って感じで考えていました。笑

社会理解「7つのフレームワーク」

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自己理解の「Will/Can/Must」を通して、ざっくりと志望する企業像のようなものは描けると思います。

ただ、Must→具体的な選考企業というふうに抽出できない学生の方が多いんじゃないかと思います。

そこで使うのが、Mustをより明確に、解像度高くするための社会理解。

それを上記の7つのフレームワークというものを用いて描き出すのです。

そして、上記の7つのうち、文化/価値観以外は基本的に公式HPで確認できるので、これが明確になれば、自分の受ける企業群を絞れるのです。

その後選考に行ったり、リサーチをしたりして、文化/価値観も合うかを考えていくのです。

僕の就活時代の「7つのフレームワーク」

僕の場合の7つのフレームワークでは、正直全てにおいて細かく決めていたわけではありませんでした。

また、確保したいこと、つまり優先度が高いものが確保できれば何でもいいと思っていました。

▶︎優先度No.1 文化/価値観
・自分のwillとあった場所が良かったし、自分が一緒に働きたいと思える人たちと働きたかった
・自分が共感できるMVVが、事業にも人にも浸透している
▶︎優先度No.2 規模
・ピラミッド階層がなるべく少なく、経営陣と距離の近いところがよかった
・顔と名前が一致する人数規模が良かった
・横に裁量権がある(いろんなことに手を伸ばせる)会社が良かった
・新規事業が活発で多くのポジションが生まれる場所
▶︎優先度No.3 時間
・20代は死ぬほど仕事に打ち込みたかった
・働くのを制御されるのは嫌だった
▶︎優先度No.4 場所
・東京が良かった
・純粋に仲がいい人たちが東京に多かった
・関西で住んでいて、情報も機会も多いのが東京だと感じた
▶︎優先度No.5 年収
・当面は生きていければいいと思っていた
・また、自分に力をつけるため、優先度の上から3つが確保できれば自らにお力をつけることができ、自然と上がると思っていた
・30歳に手取りで年収600万以上あればいいと思っていた
▶︎優先度No.6 職種
・社外の人とも関われる職種であれば何でも良かった
▶︎優先度No.7 業界
・何でも良かった

僕の場合、正直、こんな感じでした。
優先度1,2→絶対抑えたいこと
優先度3,4→抑えたいけど、そのつもりで選べば絶対可能
優先度5,6,7→ほとんどどうでもいい

なので、内定承諾のずいぶん後に契約する際、初めて給料や福利厚生を知ったほどです。笑

内定承諾してから給料とかよく聞かれたのですが、「知らない笑」ってゆってたら、ヤバイ人を見る目で見られてました。笑

最後に

いかがでしたか?

いつも就活について発信している僕の就活はこんな感じでした。
そんな僕が働く会社はここ

興味ある方は是非見てみてください〜^ ^


inteeを利用する学生でも、そうじゃない学生でも、今の社会人がどんなことを考えて、何を軸にして、入社する企業を決めたのか知りたい学生は多いんじゃないかと思います。

まずは自己理解。そして社会理解をして、自分の幸せになれる道を選びましょう。
そうすれば、日本のサラリーマンの6%しかいない、「生き生きとやりがいをもって働く」人間に仲間入りできるはずです。

また、こんな僕と話してみたいな、と思う学生がいればぜひDMしてください。
ちなみに、僕の働くinteeのホームページはこちら👇

また、twitterもやっているので気になる方は、是非下記画像をクリックしてフォローしてください〜!🙇‍♀️

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