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ショボいITエンジニアが少しでも安心できる大阪行きを目指して努力してみる

今日は長文だぞー!!総数6800文字(笑)

ITの話が出てきて、みんなを置いてけぼりのクソみてーなnoteだから流し読み推奨です!!!また明日からはきっとうつ病noteつぶやきになるのでご安心ください(ぇ


心がブレまくってる自分

DV旦那って、暴力を振るったあとはやたら優しくなったり謝ってきたりするらしいです。心から軽蔑する対象ですが、僕の感情のそれと比べると僕も怪しい人間に違いないと確信しました。

そもそも朝から「あー、地球が崩壊しないかなー」と全人類玉砕を祈りながら、昼飯では回転ずしでマグロうめえとたらふく頬張ってるアホです。

さて、今日のテーマ。土曜の朝からこんなに心がブレるのか。

掃除洗濯しながら、やってくるかどうかもしらん悩みが頭をグルグル回りだして、すぐトイレで嗚咽をして、気持ち悪い時間を過ごしてしまいました。

ご安心ください。その後ロラゼパムは美味しくいただきました。リーゼもそのあといただいております。お薬で生かされてる。

やっと薬が効いてきたら、今度は何となく自己嫌悪。上手く生きれないのは僕自身の努力不足と断じた人の言葉を思い出しながら、クソったれな自分の思考に嫌気がさします。



自分の狭い世界だけで生きようと思ってた

なんでこんなに悩むんだろうと、ふと思いました。

僕は自分に自信がなくて、他人から蔑まれるのが怖いという根本的な思考があります。そういうところから、新しいことをさせられると自分が失敗しちゃうんじゃないかという恐怖に脅かされるんですね。

つまりは、仕事に対して何をさせられるのかが分からないってことでの不安そのものです。そんなもん転職したら絶対発生するし、そもそも病気になる前だって仕事が変わったりするってことは往々にしてありました。

今、極度に怖がるのは病気の影響があるにしても、コアなところではそういう「新しいことへの恐怖」が昔からあるんだろうなと思ってます。

例えば資格を取得するという行為。

僕はちょっとだけITの資格を持ってます。別にそれは自己顕示欲を満たしてるとか、給料があがるとか、そういうものではありません。単純に新しいことを突然やらされる前に自己防衛のために学んでいこうという、どっちかというと後ろ向きなアプローチです。

いわゆる予習みたいなもん。

資格取得に関して褒められても僕は全然嬉しくもないです。ただただ自分を守るためだけの行為だったんですから。むしろ新しいことに裸一貫で飛び込もうという意識に反駁し、石橋叩いて渡ってるだけの人間になってしまいました。

ITにおいて、こういうヤツはまじで使えない。知ってます。手順書通りでしか仕事ができないから。むしろ体当たりで学んでいくやつのほうがエンジニアには向いてます。

新しいことへの挑戦をすることは、自分の可能性を増やし、世界を広げるチャンスです。でも僕は残念ながらそういう思考はとれなくて、自分の狭い手が届く範囲でしか仕事をせず、いわば安全な場所でチマチマやってることを望むような人間なんです。

そういう世界で極めればまた違う道もあっただろうけどなー。残念ながら、今はもう全く違う世界に入ってしまいました。今の僕は誰よりもスキル無し、度胸無し、あるのはうつ病だけって感じです。


仕方ない、じゃあ準備すりゃいいじゃないか

もうこうした生き方しか出来てこなかった自分ですから、今更違うアプローチをとれる自信はありません。

で、悩みに悩んで悩みました。結論。

同じアプローチで準備すりゃいいじゃんっていう思考はどうなんだろうと思ったわけです。

ああ、行きたくないよー、長期出張!!!(涙)大阪、もっと近かったらなぁ。遠すぎなんだよぉ。

今回のこの案件。冷静に考えました。悩みました。時々Youtube見て現実逃避しました。

まじでビバッチェ最高だった。エウレカ自体はみてないんだけど

話をもどして。まあ、つまりはようやく新たにやらされることに自信がないということに対して、「ちゃんと準備すりゃいいじゃん、自分なりにね」という思考をつなげることにしました。

そもそも僕は完全に人柄採用です。

「システム構築、設計系の知識がないのはスキルシートを見て理解しておりますので」といきなりブッこんできたお客様の言葉は個人的には凄く助けになってます。ということはいきなりとんでもないことは任されないであろうという安心感があります。

そのうえで、自分が出来る事、もう少しアプローチするべきところを前もって準備していけばいいんだと思うようにしました。やっとだよ。ようやくここまで来た。アヒルが歩くより遅い速度でここまでたどり着いた。

案件の情報量があまりにも少ないんですが、今回のプロジェクトはこんな感じらしいです。

・多分システムの入れ替え(インフラの更改)がメインの仕事
・結構サーバの数があるらしくて、数年単位のお仕事って言ってた
・OSはLinuxが多いけど、WindowsとかIBM AIXとかもあるって噂
・ミドルウェアはJBoss、PostgreSQL、Oracle、Apache、HULFTなど
・多分、VMwareのESXi配下の仮想化サーバ

ITに知見がない方、スミマセン。なんのこっちゃと思われるかもしれません。まあ、ようはPCのOS(Windows10、11)にサポート期限があるのと同じく、サーバにもOSが入ってて、アプリ含めてサポート期限があるんです。

それらを更新するための機器更改が今回の仕事のメインということになります。

全部OSのマークだと知ってる人はどれくらいいるんやろ

だいたいの場合、OSのサポートって発売してから5年です。有償サポートがあるOSだったら10年ぐらい面倒をみてくれます。入れ替えを検討する時にはハードウェアも古くなってるので、おおよそハードウェアごと入れ替えて行うことが多いです。現サーバとは別のサーバを用意してあげて、データを移行してあげるみたいな。

まー、簡単に書きましたけど、これがなかなか上手くいかないんですよ。Windowsはマジで上手くできてるシステムでして、旧PC→新PCへの移行って大体ファイルの移動とかアプリを再インストールすれば何とかなるじゃないですか。

これに対してサーバOSでメインで動かしてる黒と白の画面のアイツ、Linuxってやつはクセがありやがりまして。一筋縄ではいきません。そもそもアプリはプログラマーたちが作った自作って場合がほとんどですから、新しい環境で自作のアプリを動かしたらおかしくなることがよくあるんです。

そんなやりたくもないプロジェクトにぶち込まれた僕。そんな僕が足りないものってなんぞと書き出してみました。

・設計ができない。構築はまあ出来ると思ってる。設定すればいいだけだし
・Linux以外のシステムは全然わかりません。白旗♡
・ミドルウェアのJBossなんて全くしらん。Javaはむしろ人生から遠ざけてきた存在。PostgereSQLって使ってるとこあるんだ…初めて知った。Oracle??触ったこともない。Apacheだけできます。けど、最近やめちゃった
・VMwareに行く前にAWSへ行ってしまった人間

足らないのが多すぎるーーー!!!!

だが待ってくれ。僕にはイケてる相棒がいるっていう話だ。システムに精通しているイケメンに違いない(願)

僕は全部が出来なくてもいいじゃないか精神です。

なにをどう求められるかはわかんないけど、一番可能性としてありうるのは既存サーバの仕様が把握できることが求められるんじゃないかということに気づきました(超遅)

つまり、ちゃんと既存サーバの構築に関する仕様書を読める人間。基本設計とか詳細設計とかそこら辺の話だ!!!分からん人はPCのインストール方法が書いてある説明書みたいなイメージをしてくれたらよしです。

…え、設計書、あるよね(心配)



ワイ氏、自腹でUdemyの動画購入、設計をイチから今更ながら学ぶ

多分システムエンジニア一年目が見るような動画を中年オジサンがUdemyで購入して見始めたワイ、恥ずかしげもなくメモを取る!!めっちゃとった、多分5000文字ぐらいあるよ。

ほぼ知ってるようなことではあったんですが、体系立てて説明をうけたのは本当によかったです。Udemyありがとう。

僕は運用エンジニアとしてシステムの設計書を書くどころか見ることだってロクになかった(流し目程度)クソエンジニアでした。最初の最初から学ぶことに恥ずかしさはあったけど、仕方ないじゃん!!できないものは出来ない。それを突然の体当たりじゃなくて一歩ずつ教科書から学ぶのが僕の今までのやり方を試んだだけの話です。

ロラゼパムとクロチアゼパム、マジで効いてくれててありがとうございます。お前らがいなかったら勉強もできなかったよ。

まー、見るとね。え、僕にも出来ることってあるじゃない??て思うようになりました。ほんと、ちょっとだけ。ちょっとだけなんだけど。

もちろんこれだけで設計書は全然かけないし、読むのも苦労はしそうなんだけど。ただ、個別の設計書の目的とか概念は理解できたつもりです。

どっちかというと単純に自分が出来ない事ってこうしたドキュメントの書き方でしかないんじゃないかって思えるようになってきました。

個別のシステムの仕様(Linux周り)とかパラメータについてはむしろ知ってる方のはず。

複数のシステムが絡むような大規模なシステムの移行なら大変だけど、案件を見る限り、多分今回の移行は単体のサーバを移動するのがメインと思われます。

なら既存サーバの設計書をちゃんとよんで、それ通りに今度は新しいサーバに構築してあげればそう難しくはないだろーみたいな思考です。システム個別のことはまあまあ知ってるわけだから、知見をフル回転させてドキュメントからシステムを理解すればいいことだろうとポジティブに考えを変えるようにしました。

…設計書、あるよね?(焦)



そうは上手くはいかない

と思いながらも、そうは上手くいかないのが移行です。

ちなみに我が家ではサーバを運用しておりまして、24時間365日稼働し、ユーザにサービス提供してます。アラートが出るとLINEで緊急呼び出しあります(笑)

この運用しているサーバがCentOS8 stream(仮想サーバ)というLinuxのOSで運用していました。これが今月サポートが切れるということでAlmaLinux 9というOSへ切り替えようとしたんです。

RHEL系のディストリビューションです

まー、これがね。なかなか上手くいかない。

OSインフラの超適当設計からホームページ(Webアプリケーション)まで全部僕の手作りだったってのもあるんですが、OSが変わったことによってミドルウェアと呼ばれるツール群が色々変わってしまっていました。これによってワイのホームページが全くうごかん事案発生。テスト全然うまくいかない。俺マジ発狂。

前に構築した手順は残していたんだけど、バージョンも大きく変わってたので参考程度にしてたら全然仕様変わってました。仕事じゃ、こんなザルな仕事できないよね、と反省です。

まあ正直OSやミドルウェアの全てのバージョンアップ情報を見るのは工数かかりすぎるし、非現実的なので、ぶっちゃけ最低限の設定はしながらも、アプリを動かしてからトライアンドエラーみたいな世界はあります。

が、これはあくまでサーバ構築の部隊とアプリケーション作成の部隊が一緒の場合に使える作戦でなんですよね。SREと呼ばれる領域というべきか。

仕事としてトライアンドエラーのテストは避けきれないにしても品質の低い構築サービスの提供だけは避けなきゃなあと思うわけです。

そのための、既存の設計書をちゃんと読む。それが重要なんじゃないかと思うようになってきました。

…まじで既存サーバの設計書あるよな…(恐)



現在動いているサーバを見るしかない精神

いや、考えたくもないんですけどね。万が一設計書とかないなら、パワープレイですよ…。こうなったらマジ地獄です。

稼働しているサーバにログインして、インストールされてるアプリケーションとかを調べて、新サーバにインストールしていったりとか。合わせられる設定はあわせていくとか…動いてるプロセスとか開いてるポートのデーモン調べて、何のアプリかをチェックしたりとか。無数にあるミドルウェアのパラメータ設定を合わせるとか地獄の沙汰ですよ。あとはネットでググるぐらいか。ChatGPTに聞くとか。気が遠くなる世界です。

どんなに頑張っても、新しいサーバでは動かないアプリケーションは往々にしてあるんで最終的にはプログラマー様によろしく!ていう世界線は出てくるのもこの宿命です。こうしてアプリとインフラ部隊は仲が悪くなっていくのである…。

我が家の場合、NginxとPHP、あとはOpenSSLといわれるミドルウェアの設定が変わってしまってホームページが動かなくなってしまいました。最終的にはプログラムを修正しました。しゃーない。



あとやったこと

そうそう。この他にも勉強しました。何分、会社で一人だったんで。以下、何なのか分からんない人は読み飛ばしてもらって全然OKです!

お客様に「案件に入る前に何か勉強をしておいたほうがいいものってありますか?」と聞いたなかで回答があったのがJBoss。頑張ったつもりですが、最後まで謎でした。今でも缶コーヒーかなんかかって思ってるレベルです。そのためにJavaも触ってみたけど、全くわからん。

インストール自体は全然難しくないんですけどね。JavaEEのJavaアプリをデプロイするツールだというのは分かったぐらい?実際にJSPファイルでPostgreSQLというデータベースに接続するソースを書いてビルド、JBossにデプロイしたらホームページ上が開けるみたいなレベルで精いっぱいでした。

PHPとかPythonだったらこんなメンドクサイことをやらんでも出来るのになーと愚痴りながら、これはプロの領域と思って断念。コンフィグの設定とかはまあ何となく理解したつもりだけど、所詮初心者レベルの理解です。どうなることやら。

PostgreSQLもインストールとデータベースの作成、データの投入ぐらい。やっぱいつも使ってるデータベース(MariaDB/MySQL)と違うんで、わからんこと多し。これはしゃーない。インストールは難しくない、設定値もなんとなくわかった気になってますが、ここはあんまり触りたくないのが本音。

Oracle?触る気もなく。もうこれがきたら諦めます(笑)HULFTも同様。というか有償ソフトウェアなので個人だと触れないんです。

VMwareはとりあえずネットに転がってる情報は読みました。表面張力レベル(笑)の概念は理解できたと思ってます。いわゆるハイパーバイザーだから理解はしやすいっすな。

けど実際触ってみないとよくわからんところもあります。タダで触れるハンズオンがあるらしいんで、来週それ触って勉強する予定です。でも、これ使い続けるならVMware Cloud on AWSとかに移行してほしいなぁとは思う。



どこまでやるのが構築なんだろうねえ

前職だと、構築会社(SIer)側は構築と移行チームは別個に組まされることが多かったです。こっち側(事業会社)は僕1人だったのがほとんどだったけど(涙)

もちろん、土日や平日夜間が移行作業時間でした。え、大阪でそんなことやるの?それはゆるしてチョンマゲ。

移行は純粋に辛かったです。頭おかしくなりそうでした。データの移行だけでも数時間かかったからなぁ。作業部隊から深夜3時ぐらいに「失敗しました、切り戻しします」なんて言われた日には頭を抱えたもんです。ホームページに「すんまそん」って何回かいたことか(笑)

こういう経験でSEレベルのOSの勘所とか理解は出来た一方で、これを回していく相手のPMと呼ばれるマネージャーはマジで地獄だなぁと感じてました。僕には無理だなぁ。人とのコミュニケーションとか、ドキュメント書くとか、死にたくなりそうですし。



ここまで長らくnoteを書いてきて落ち着いてきた

これ以外にも勉強は結構やってました。AWSでいうとLambdaとか。あれは面白いっすな。何かで使いたい。

サーバレスアーキテクチャは安くあがるしいいなぁ

せっかくこの一か月、それなりに勉強してたのに誰にも言えずにストレス抱えてました(笑)ここで吐かせていただきました、申し訳ないです。

ITの世界は本当奥が深くて、常に進化し続けてます。勉強しても勉強しても足りることはないです。個人的にはそういうのは苦しくて、決まった世界でコチコチやるほうが合ってます。こうして構築案件を受けたうえで、次に僕はどこへいくんかなーとぼんやり思ってます。

友達からは「yazuなら要件定義、設計も出来る」って自信満々に言われましたけど、そういうのがやりたいわけじゃないのよね今んところは。心変わりすることはあるのか。

そうした人生探しになる、大阪行になりそうです。

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