読書ノート(144日目)
年末年始の読書テーマである
「統計学が最強~」の2冊目として、
本日もこちらの本からです。
今回はデータを縮約する
2つの方法の紹介でした。
本書の中では登場しなかった
データを縮約する手法として
「主成分分析」というものもあります。
因子分析は、各テストのスコアから
共通して影響を持つ潜在的な要因を
見つけることを目的とした手法であり、
(本書での場合は「一般知能g」等)
主成分分析は、各テストのスコアを
まとめて単純化しデータの把握を
しやすくすることを目的としている点で
異なるという理解で使い分けています。
(例えば、各テストの合計点を出し
「総合学力」という変数を作る等)
また、
この章での最後に書かれていた
この言葉は、分析することを目的化せず、
「課題を解決してこそ意味がある」
という筆者の想いを強く感じました。
私自身も、数々の分析を担当させて頂く中、
クライアントや顧客の課題解決に
どれだけ貢献できたかに興味関心があり、
分析レポートを納品した後も、
機会を見つけて伺うようにしています。
これは今思い返すと、
新卒で入った事業会社で
最初の上司に何度も言われた
「我々は評論家ではなく、実務家になろう」
という教えや、
その後に転職した経営者からの
「経営者とは、一言でいえば
『成果をあげる人』です」
という言葉が、いまでも強く心に残っており、
日々仕事をする時の一つの目標や指針や心掛けに
なっているんだろうなぁと、感謝しています。
先人から頂いた心に残る言葉を今思い返すと、
「ことある毎に何度も同じ話をしていて、
本人がまさに有言実行していた」
ことが思い出されます。
良い上司と良い仕事に恵まれたなぁ
と自分の運の良さにも感謝しつつ…
これからの自身の仕事でも
「そもそもこれで課題解決するんだっけ?」
という初心と自問自答を忘れずに
今年もデータ分析を通じて
様々な課題解決に取り組もうと思います。
ということで今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨