マガジンのカバー画像

Covid19をめぐる法的問題

38
企業取引、離婚……Covid19関連で問題となりそうなことがらについてまとめています。 写真は、白川郷です。2019年8月撮影。
運営しているクリエイター

記事一覧

従業員が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に消極的! ワクチン接種を強制できるのか

新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。

私もワクチンを先月までに2回の接種を無事完了させることができました。

できるだけ多くの従業員にワクチンを接種してほしい、と思う経営者にとって、ワクチンを打たない従業員への対応は難しい課題かもしれません。

今回、OHACOに、ワクチン接種について労働法の観点からお話しました。

従業員が新型コロナワクチン接種に消極的です。会社としてはワクチン接

もっとみる

新型コロナ対策のための特措法改正と今後

先日、国会で、新型インフルエンザ等対策特別措置法や感染症法が改正され、2月13日に施行されます。今回は、そのうちの特措法の改正について、重要なポイントを2つ紹介します。

1 まん延防止等重点措置の創設
今回の法改正により、「緊急事態措置」とは別に、新たに、「まん延防止等重点措置」が創設されることになりました。

緊急事態に至らなくとも、国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがあるまん延を

もっとみる
台風・大雨・大雪、コロナで休業等の措置を講じる場合に、賃金・休業手当はどうするか

台風・大雨・大雪、コロナで休業等の措置を講じる場合に、賃金・休業手当はどうするか

このコロナ禍の中で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、売上減により休業を余儀なくされた企業や、国の緊急事態宣言や県独自の緊急事態宣言(又は非常事態宣言)下で休業の対象となり已むなく休業をした企業がありました。

また、新型コロナウイルス感染症とは関係なく、台風・大雨・大雪の場合に休業をしたり、従業員を早退させたりする場合があります。

こうした場合に賃金や休業手当を支払うべきなのか、悩まれ

もっとみる

売上が急減した事業者の賃料を軽減する家賃支援給付金、7月14日始まる予定です

売上が急減し家賃等の固定費の支払いに困っているテナント事業者を支援するための制度、家賃支援給付金。

制度が始まることは、既にこちらでもお伝えしています。

7月14日(火)から申請の受付がスタートとなる予定です。

受付開始は6月下旬、給付は7月以降と報じられていましたが、結局、半月遅れて7月14日(火)から申請の受付開始となりました。

本日7月7日に申請要領が公表されています。こちらをご確認

もっとみる
コロナを理由とする下請けいじめ、受けていませんか?

コロナを理由とする下請けいじめ、受けていませんか?

コロナを理由に、元請業者に、発注した製品について受領を拒否(納期の延期含む)された、返品や発注の取消しをされた、といったことはないでしょうか。

これまでも、東濃地方の中小企業の経営者の方から下請取引に関するご相談をいただいておりましたが、最近、コロナを理由とする下請取引のトラブルについての相談が増えてきました。

コロナを理由に、元請業者が、発注した製品について受領を拒否(納期の延期含む)する…

もっとみる
売上が急減したテナント事業者の賃料を軽減する家賃支援給付金、いよいよ始まります

売上が急減したテナント事業者の賃料を軽減する家賃支援給付金、いよいよ始まります

第2次補正予算が昨日(6月12日)、成立しました。

中小・零細事業者を対象とする家賃支援給付金や雇用調整助成金の日額上限の引上げが盛り込まれています。

雇用調整助成金の日額上限引上げについては、昨日既にお伝えしています。

さらに、第2次補正予算成立により、以前お伝えした、売上が急減し家賃等の固定費の支払いに困っているテナント事業者を支援するための制度である家賃支援給付金の開始も正式に決まりま

もっとみる
雇用調整助成金、助成額の上限額の引上げ、正式に決まりました

雇用調整助成金、助成額の上限額の引上げ、正式に決まりました

これまで、雇用調整助成金の1人1日あたりの助成額の上限額は8,330円となっていました。

雇用保険法の臨時特例等に関する法律や第2次補正予算が成立したことにより、この上限額が、15,000円に引き上げられます。

具体的には、令和2年4月1日〜9月30日までの期間の休業及び教育訓練について、企業規模を問わず上限額が15,000円に引き上げられます。【10月時点で、12月31日まで延期されています

もっとみる
今年も暑い多治見 withコロナの時代の熱中症対策

今年も暑い多治見 withコロナの時代の熱中症対策

多治見さかえ法律事務所のある岐阜県多治見市。

おととい(6月5日)の最高気温は、34.2度。全国一の暑さとなりました。

東海地方は各地で30度を超える真夏日となり、岐阜県多治見市では全国で最も暑い、最高気温34.2度を観測しました。(6月5日 東海テレビNEWS)

2018年に4回40度を超えた街 岐阜県多治見市多治見市は、2018年に4回40度を超えています。

2018年は、駅前の温度計

もっとみる
売上が急減したテナント事業者の賃料を軽減する家賃支援給付金、始まる予定です

売上が急減したテナント事業者の賃料を軽減する家賃支援給付金、始まる予定です

新型コロナウイルス感染症に伴う新型インフルエンザ等特措法に基づく緊急事態宣言が解除され、人の流れが徐々に増えてきました。

しかしながら、客足はまだまだ元通りとはなっていないのではないでしょうか。

今後、売上が急減し家賃等の固定費の支払いに困っているテナント事業者を支援するための制度、家賃支援給付金がスタートする予定です。

経済産業省が発表した、令和2年度第2次補正予算案(概要)にまとまってい

もっとみる
withコロナの時代に向けた、従業員の「心の健康」への対応 その2

withコロナの時代に向けた、従業員の「心の健康」への対応 その2

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、一時的に落ち着きを見せているようです。

企業経営者としては、これまでは、労働者の健康安全については、感染拡大防止策を中心に考えていたかと思いますが、今後は、第2波、第3波への警戒しつつ、労働者の精神衛生面にも目を配る必要があるでしょう。

前回は、メンタルヘルス対策を講ずる必要性について紹介しました。

今回は、メンタルヘルスの不調が発生した場合の対応と

もっとみる
withコロナの時代に向けた、従業員の「心の健康」への対応 その1

withコロナの時代に向けた、従業員の「心の健康」への対応 その1

岐阜県内では20日間連続感染者ゼロが続くなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は落ち着いたかのように見えます。

企業経営者としては、これまでは、労働者の健康安全については、感染拡大防止策を中心に考えていたかと思いますが、今後は、第2波、第3波に警戒しつつ、労働者の精神衛生面にも目を配る必要がありそうです。

今回は、電通事件や東芝事件、さらには、平成26年と平成30年の労働安全衛生法改正も振り

もっとみる
コロナハラスメントへの対応と改正労働施策総合推進法の施行

コロナハラスメントへの対応と改正労働施策総合推進法の施行

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、職場で新型コロナウイルス感染症を理由にしたハラスメントが頻発しているといった報道がなされています。

連合には「上司が部下に除菌スプレーをかけた」「新入社員は『若いから大丈夫』との理由で東京都内の職場に通常出勤を指示された」などの相談が寄せられた。(共同通信・4月21日付佐賀新聞)

見えないウイルスに対する不安や企業業績・経済情勢に対する不安が、新型コロナウイ

もっとみる
特別定額給付金、多治見市では5月14日から受付を開始しました

特別定額給付金、多治見市では5月14日から受付を開始しました

1人あたり10万円を給付する特別定額給付金。

多治見市では、「郵送申請」、「オンライン申請」ともに5月14日から受付を開始しました。

さっそく、私は、マイナンバーカードとカードリーダーを利用して、マイナポータルからオンライン申請をしました。

所要時間は10分程度。e-Taxと比べたら簡単です。ええ、あくまで、e-Taxと比べたら。

申請がうまくいくためには、次の4点が重要です。

・マ

もっとみる
緊急事態宣言解除を見越した裁判所の動き

緊急事態宣言解除を見越した裁判所の動き

岐阜県の新規感染者は、10日連続で0人となっています。入院患者も17名となっているようです(13日現在)。

岐阜県では、5月9日に、新型コロナウイルス対策の外出自粛や休業要請の解除に向けた独自基準を示しています。

基準指標

これは、次の5つの指標を2週間程度連続で達成した場合には、感染の地域的分布状況や検査体制の状況なども総合判断して、外出自粛や休業要請を段階的に解消し、逆に基準値を上回れば

もっとみる