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退職代行を使うことは甘えなのか?

こんにちは。

退職代行で失敗しないための情報を発信している、森山 拓です。

今回は、退職代行を使うことは甘えなのか?について解説します。


どうしても退職を伝えられない事情があったり、辞めたいのに辞めさせてもらえなくて退職代行を使おうか考える。

でも、退職代行を使うなんて甘えなのかな?と悩んでしまう人も多いです。


先に結論ですが、退職代行を使うのは甘えなのかな?と「悩んでいる人」は、甘えではありません。

まだ、ピンとこないかもしれませんね。

甘えなのか?については、世の中の意見を整理整頓すると、見えてくるものがあります。


退職代行は賛否両論

退職代行は賛否両論です。

賛成派

・ブラックなんだからしょうがない
・退職代行を使うほど追い込んだ会社が悪い

反対派

・退職くらい自分で伝えて当然

ご自身の中でも、賛否両論意見があって、悩んでしまいますよね。


ここで注目すべきは、賛成派・反対派の人はそれぞれに特徴があるということなんです。ここがわかると、だんだんすっきりしてきます。


退職代行に賛成する人の特徴

特徴は3つ

①若い人
②ブラック企業の大変さを知っている
③辞めたくても辞められない人がいると知っている

ということで、「退職代行を使わざるを得ないブラックな環境がある」ということを、知っている人たちなんですね。

好き好んで退職代行を使っている人はいません。

どうにもこうにも辛くて、藁にもすがる思いで退職代行を使っているんです。そうした人に対して、甘えというのはひどすぎますよね。


次に反対派の特徴です。

退職代行に反対する人の特徴

3つあります。

①年配の人
②ブラック企業のやばさを知らない
③辞めさせる側の人

ということで、退職代行を使う側の状況を知らないんです。

もちろん、育ってきた環境や性格が違うので、退職代行に反対するのは仕方ありません。


では、実際のところ、退職代行を使う人の状況ってどうなのか?について解説します。

退職代行を使う人の状況-例-

退職代行の利用について相談を受けることが多いのですが、常識がないやばい会社が多いなというのが印象です。

具体的には

・高圧的な上司から強い引き止めがある
・代わりの人材が来て引き継いでからでないと認めない
・有給などの権利を全く認めない
・退職届を破られた

など、法律を無視する非常識な会社が多いんです。

非常識な会社 vs 一個人であるあなた との闘いは、圧倒的に不利です。

そのほか、精神的にしんどくて辞めると伝えることが辛いという方も多いです。

このような場合、退職代行を使うメリットが大きくなると思います。


退職代行を使うと

・(一番重要→)非常識な会社と戦ってくれる味方ができる
・有給消化、退職金をちゃんともらえる
・当日から出社せず辞められる

ちなみに、辞める3か月前に伝えることといった就業規則がある会社もいますが、民法では2週間と決められています。

就業規則よりも、民法の方が上位のルールなので、2週間でOKです。

なので、退職を伝えた当日から2週間は有給消化、あるいは、有休がない場合欠勤という形で出社せずに辞めることができます。

退職代行を利用すると3万円前後かかりますが、トータルでみてメンタル・時間・お金が守られることになります。


ただし、ちゃんとした退職代行を使うことが必要です。

退職代行は新しい業態のため、新規参入してくる会社が多く、そのぶん怪しい会社が多いです。

ちゃんとした退職代行にお願いしないと、無用なトラブルに巻き込まれてしまいますので、会社選びは慎重に進めてください。

多くの利用者にヒアリングした上で作成したブログがあるので、良ければ読んでみてください。
【退職代行の闇は深い!】退職代行で失敗しないための情報

ここまで、退職代行は甘えじゃないとお伝えしてきているものの、

退職代行を批判する人は多いのも事実です。多いというよりは、声が大きいので目立つということかもしれません。


ではどうするか?


それは退職代行を使った後

・会社との関係を断つこと
・退職代行を使ったことは、黒歴史として墓までもっていく

ことをお薦めします。

わたしやあなたが、どれだけ退職代行は甘えではないと説明しても、通用しない相手は多いです。


まとめ

・退職代行を使うのは甘えじゃない

・退職代行を批判する人は絶対いる

退職代行を使った後は

・会社との関係を断つこと
・退職代行を使ったことは、黒歴史として墓までもっていく

ことが重要。


よければブログもみてみてください。
【退職代行の闇は深い!】退職代行で失敗しないための情報

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