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田井ノエルの創作note

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創作に関するnoteを書きました。
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記事一覧

新人作家の生きる道――デビュー2年間の生存戦略

新人作家の生きる道――デビュー2年間の生存戦略

 田井ノエル、2018年8月にデビューして、ただいま作家デビューして2年と少し。3年目を生きているところです。あと半年ちょいで、「新人」というラベルが剥がれます。デビューから3年経ったら、新人を名乗れないと聞きました。聞きました!知らんけど!
 デビュー作から今まで、12冊の書籍を刊行しました。(2021年1月現在)
 これは自分への覚え書きとして、デビューから今まで行ってきた生存戦略のふり返りで

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作家になりたいのに、物語を作る才能がないと気づいてしまった話

作家になりたいのに、物語を作る才能がないと気づいてしまった話

 衝動的に書きたくなったnoteです。

 作家志望時代の話をしよう。
 なんだか恥ずかしい話なので、有料にします。有用かどうかは謎です。現在は作家デビュー3年目を生きていますが、それまで10年ちょっと作家志望生活をしていました。

 端的に言うと、わたしには物語を作る才能がない。

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ご当地小説を書くために知っておきたい7つの覚え書き

ご当地小説を書くために知っておきたい7つの覚え書き

 よく質問されるのが

「ご当地小説の書き方が知りたい」

 わたしは他人から教わったことはないので、完璧に感覚で書いています。でも、書いてみて「難しい」や「大変」と思うこともあるので、その辺りをツラツラと覚え書きにすれば、誰かのお役に立てるのかも?
 創作論というよりも、「実際に書いてみて気づいたこと」や「役立ったこと」という感覚です。
 そんな気持ちでnoteを書きます。有料でいいと言われたの

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「どうせ公開するならプロットだけではつまらない!」――作家と編集者のやりとり、全部お見せします。

「どうせ公開するならプロットだけではつまらない!」――作家と編集者のやりとり、全部お見せします。

きっかけは、なにげないツイートだった。

「すでに書籍発売済みの作品プロットってnoteで公開したら需要ありますか?もちろん、版元の許可が要るので公開できるかは不明」

作家デビューして痛感しているが、書籍が完成するまでには長い道のりがある。

商業出版である以上、好きなことだけ書くわけにはいかないし、編集さんのフィードバックを受けて、色々と調整する必要もある。
最終的には、最初のプロットからかな

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