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詩『よふけ、よあけ』
そらがあかくなってゆく
ごうごうもえて いるかのごとく
そらがあおくなってゆく
もえるほのおを しずめるように
そらがくろくなってゆく
まるでもえつきた かのごとく
そらがあおくなってゆく
ふたたびもえて ゆくように
おなじあおでも きえるかもえるか
おなじあおでも えらいちがい
おなじあおでも べつのかお
おなじあおでも どちらがすきかね
いろのあいだに あおがある
は
詩『ねっちゅうしょう』
きをつけましょう ねっちゅうしょう
ぐあいをよくして どうせなら
しゅみにどっぷり ねっちゅうしよう
たいさくしましょう ねっちゅうしょう
かわもからだも ひあがるあつさ
すいぶんほきゅうに ねっちゅうしよう
もうやすみましょう ねっちゅうしょう
あちこちむかない きょうみとしせん
いったんねて また ねっちゅうしよう
詩『そして、ひをまたぐ』
あしたがきょうに なりました
かわりにきょうは きのうへと
わたしはまだです まだきょうです
きのうになるのはまだはやい
あしたがきょうに なりました
きのうのわたしは そのままあしたへ
きづけばわたしは あしたのわたし
そのあしたは もうきょうです
あしたがきょうに なりました
きのうはすてきなものをみつけた
わたしはきのうへは ゆかぬので
すてきなものといっしょです
き