詩『よふけ、よあけ』
そらがあかくなってゆく
ごうごうもえて いるかのごとく
そらがあおくなってゆく
もえるほのおを しずめるように
そらがくろくなってゆく
まるでもえつきた かのごとく
そらがあおくなってゆく
ふたたびもえて ゆくように
おなじあおでも きえるかもえるか
おなじあおでも えらいちがい
おなじあおでも べつのかお
おなじあおでも どちらがすきかね
いろのあいだに あおがある
はじまりにも おわりにも
いつでもそこには あおがある
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