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茶道とコーチング、Well-beingと私

6月が終わり、ちょうど2022年も折り返し。
この6か月の旅路を振り返ってみることにしよう。

この記事は、これから新しいことを始めるすべての人に届ける。
あなたが何歳でどこに住んでいようとも、旅立ちに遅いことはないということを伝えたい。

旅立ち

今年1月、私は旅に出た。
物理的な旅ではない。形のない、ゴールのない旅。
そして旅立ちに理由はない。

私は日常が好きではない。
その状態に留まることができないのだ。

国際情勢や政治、経済状況が目まぐるしく変化する現代を生き抜くためには、その変化に耐えうるスキルやマインドが必要だと感じている。

私は常に歩き続けている。

出会い①「茶道」


旅の最初の出会いは『茶道』だった。

ビジネス界ではパナソニック創業者の松下幸之助やアップル創業者のスティーブ・ジョブズなど、多くのビジネスエリートが茶道に魅了されていたことは有名であろう。

私が茶道に出会ったのは5歳ごろ。
抹茶の産地として有名な愛知県西尾市のすぐ近くで生まれ育った私は、身近に茶道があった。

その日常とは違った空間、すーっと落ち着く気持ち、一心にお茶に向き合える環境、
それらを頭の片隅に覚えており、旅の最初にそれ求めた。

茶道教室の体験レッスンに行ったとき、その感覚が一気に呼び起こされ、
「今必要なものはこれだ!!」という確信に変わる。
その日にその教室に通うことを決め、月3日通っている。

確信の理由は3つ。

  1. 職場/自宅以外の落ち着ける空間を求めていたこと

  2. 自分が持っていないスキル/要素を取り入れたかったこと

  3. 自然に還りたかったこと

茶道との出会いは私にいい影響を与えている。

一つは、おもてなしの精神である。
茶道では、正客(メインのお客様)のために、お花や掛け軸、お庭や茶道具など、季節や天候・お客様の志向に合わせた準備が欠かせない。

このおもてなしの精神こそが、私が取り入れたかったものだ。
仕事の場面では、顧客や社内の人が考えていることを想像し、しっかりと準備をして、提供する。
書いてみると至極当然なことであるが、実際にできている人は意外と少ないものである。

もう一つは、自らの精神統一である。
茶道は五感すべてを使う空間である。
水やお茶を点てる音、花や生菓子の美しさ、畳やお香の香り、懐石やお抹茶の味、茶器や茶道具の質感。
すべてを身体全体で感じることができる。

精神統一によって、五感が一体となり自分が形成されていることを感じるのだ。
これにより、日常の乱れをリセットし、リフレッシュ効果があるのだ。
一般の日常生活にこんな空間はきっとないだろう。

出会い②「コーチング」

2つめの出会いは『コーチング』である。

”はじめて”コーチングに出会ったのは2年前になるが、今年はコーチングとの再会となる。

当時から変わらない想いがある。

「自分と同じつらい想いをしてほしくない」

私は3年前にうつになり、復帰後チームメンバーを休職させてしまった経験がある。
当時の私は自分とも他人とも向き合えない、どうしようもないやつだった。

そんな自分を大きく変えたのが「コーチング」だった。
コーチングが一般化すれば、自分とも他人とも向き合える人が増え、幸せな世界が生まれると考え、コーチングスクールに通った。

そして、昨年1月にライフコーチとして独立し、Webサイトを立ち上げた。
それから1年半が経った。

マーケティングの知識をつけ、月間アクセス数を毎月更新し、
体験セッションもちらほら来るようになった。

コーチングに再び向き合うときが来たのである。
これがコーチングとの再会である。

コーチングをもっと磨いて、コーチングの価値をもっと広めたい。
そう思うようになったのである。

しかし、そこには”大きな試練”があった。

本当にコーチングを届けたい人はどんな人だろうか

この問いに私はハッとした。
強い想いだけでこれまで走ってきたが、具体的に何も考えられていなかったのだ。

ターゲットや顧客属性、その人はどこにいるのか、どういう記事を読むのか、どんな理由で私にコーチングを依頼するのか、
すべてを考え直す時が来た。

コーチング第二章がこれから始まるのだ。

出会い③「Well-being」

そして、3つ目の出会いが『Well-being』(以下ウェルビーイング)。

Well-being=「幸福」「健康」

健康とは、単に疾病がない状態ということではなく、肉体的、精神的、そして社会的に、完全に満たされた状態にある。

世界保健機関(WHO)憲章

茶道やコーチングとの出会いを通して、その先にあるものはなんだろうか。

おもてなしの精神、自らの精神統一、コーチングを届けること、そして自己実現。
これすべてを実現した先はウェルビーイングな状態なのだ。


茶道×コーチング=ウェルビーイング


今現在(7/8時点)、私の頭の中にあるのはこの方程式である。

この方程式が成り立つサービス、プロダクトを企画している。

茶道の精神性をもとにし、現在のありのままを幸せに感じ、コーチングによって未来の幸せを実現していく。

まだまだ構想は始まったばかりだが、わくわくが止まらない。

私にしかできないこと、私にしかできないウェルビーイングを実現していきたい。

そして、「ウェルビーイングと実現すること」が今年の旅のゴールだったのだ。

そのゴールを目指し、私は常に前に進み続ける。

自己紹介

日常にいられず、いつもインプットと挑戦を繰り返している26歳。

本業はエキスパートネットワークサービスを展開する企業のインサイドセールス。
また、個人でコーチング事業を展開。

趣味は茶道。
将来抹茶カフェを作るために、抹茶巡り中。
Instagram:@mr.teamaster


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