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ふわっとした気持ちつかまえた。(936文字)

11歳の息子は私から見ると真の平和主義者。
白い鳩を肩にのせ、四葉の冠を頭に歌を歌っていそう。

意外なのは彼が人の好き嫌いが割とあること。
クラスの子を彼の感覚で分けるなら、

①気が合う・好きな
②あんまり好きじゃない
③普通

②が割と多い。

「平和主義でも好き嫌いがあっていいんだよ」




確かに。
気持ちは理屈じゃない。湧いてくるもの。
自分が抱く気持ちを彼は当然のように許している。
さすが。


・みんなと仲良くしなきゃ
・みんなを好きでいなきゃ 
・人に負の感情を抱かないように

対比的に、
自分が抱いていた気持ちにハタと気がつく。

「嫌」があっても彼は人を攻撃しない。
表面上はなるべく出さない。
年齢は子供でも、立派な大人。
円滑な人間関係には必要不可欠能力装備。





どことなく感じる違和感はふわっとした固まる前の気持ち。
その時を逃すとあっという間に
流れていってしまう。

・ちょっといや
・なんかつらい

意図的に見過ごしていたり、後回しにしたり、
気づかないふりかもしれない。

・事を大きくしたくない
・波風を立てたくない
・こう感じる自分がおかしいのかも、と言い聞かせる

そうしていているうち
小さなちょっとがいっぱいになって、たった一滴の「ポトリ」であふれ出す。

断絶。



ブチ。




あるひバケツがいっぱいになって発症する花粉症、
突然離婚切り出す長年連れ添った妻。
お気に入りコレクションを、メルカリでまとめ売りする人も
溢れちゃったのかもしれない。



「察してほしい」

自分の怠惰であり、相手への過度な期待。
相手に思うことや要望を伝える努力の怠り。
自分「嫌」に対し、人任せ。

違和感を捕まえ、
自分はどう思っているか
どうしたいか考える。
人に相談するならその前に一旦自分に落とし込んでから。
そして小さく勇気出す大切さ。
小心者の私は、ちょっとしたことにも勇気がいる。

人の気持ちも人との関係も流動的で良いのかも、
というより
固定的な方が不自然な気もする。

その時を楽しみ、良い時間をすごせたら。
感謝に変えて、経験から学ぶ。
人も自分も永遠の発展途上、40点満点。
失敗し、経験を積んで成長していくこと
それ自体が生きる喜び。


抽象的な話になっちゃったけど、ふわふわを捕まえて勇気だした記録に。
思考整理に。
夫となにかあったわけではありません。


今日は夫と半年ぶりの再会!



いただいたご厚意は、今後の執筆の原動力にさせていただきます。 これからも楽しんでいただける記事を執筆できるよう 精進していきます。 今後とも応援宜しくお願い申し上げます。