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只見線のあるまちにて2023/05/12

はい、今日の天気予報は当たってくれたようです。

でも、問題は明日明後日なのです。

雨が降り始めるのが何時からなのか、天気予報会社の腕の見せ所なのです。

話は変わって自分は今、王様の耳はロバの耳状態なのです。

すごく言いたいことがあるんだけれど、もしかしたら思い違いかもしれなくて恥をかくだけかもしれないという心配もあって黙っているのです。

近いうちに重大発表ができるかもしれないので、皆さん期待しないで待っていてくださいませ。

さて、今日は月に一度の診察日、いつも通り受付を済ませた後、只見線を撮りに出かけて来たのです。

昔、前の主治医に受付済ませて写真撮りに行く人なんていないよ、と諭されたことがあるのですが、なんとかの耳になんとやらなのです。

そう言えばギターをかついで診察に行ったところ、わざわざ見せに持ってこなくていいと言われて、このあと使うから家に戻るのが面倒だから持ってきただけだと反論した思い出があります。

今日は診察がおしていて遅くなったので、夕方の只見線も撮ってきたのです。

そんな感じで今日もいつもの「只見線のあるまちにて」が始まります。

それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。


・農サイド@会津美里町(2023/05/12)

いつも通り、病院で受付を済ませるとナースルームに行って、予約時間まで出かけてくる旨を告げます。今日は撮り逃がさないぞと自転車に乗るのと同時に首にPENTAXをぶら下げます。しばらく自転車を走らせると、一枚の田んぼの田植えが終わっていたのを確認できたのです。
もちろん行先は会津高田駅です。もう、すっかり来るのが当然のことのようになってルーティンワークになっているのです。でも、季節ごとに駅は表情を変えていくので撮らずにはいられないのです。軒下にツバメの巣がないか確認したのですが、どうやら今年はないようだったのです。
植物の成長力と言うのは目を見張るものがあって、先日見た時には上から見ないとどんな花が咲いているかわからなかったのですが、今日は正面からでもどんな花が咲いているのかわかります。寅さん、あなたはマドンナ役に恋した時、どんな花で恋占いをしたのでしょうか?
花壇の確認を終えるといつものようにホームへと入り一番端まで歩いていきます。近くの踏切をどんな車が通るのか当てっこをしながら、軽トラ来ないかなと待ってみます。KOMERIと書かれた車が通ったあと、待ちかねていた軽トラが来たのですが残念ながら荷台は空だったのです。
最近、会津高田駅前の食堂の猫がいなくなったと寂しく思っていたのですが、ホームからぼんやり眺めていると田んぼの中に猫を発見したのです。特段、逃げる様子もなく、かと言ってゴロンと横になるわけでもなく、ただ何かを眺めているそんな猫を撮らずにはいられなかったのです。
iPhoneがブルースのアラームを鳴らし、下り列車が来ることを知らせます。今日は駅舎にはお客さんはいなかったので、降りる人もいないだろうと思っていたのですが、1時過ぎにしては高校生が降りてきます。こんな時間に学校って終わるんだっけかと、ちょっと悩んでしまったのです。
高校生を乗せた下りの列車が会津高田駅を出発していきます。僕は後ろ姿を撮るのが好きなので飽きることなく連写しまくるのですが、今日は何故かピントがハズレてくれたのです。ピント外れの写真の方がいい場合もある、そんなことを何かで読んだ僕はこれはこれで良しとしたのです。
会津高田駅をあとにして、後庵の踏切へと向かいます。そうすると田んぼの中から何やら煙がもくもくとあがっています。この季節に何をしているのだろうか気にはなったのですが、先を急いでいた僕は、とりあえず一枚写真を撮ることにして去ることにしたのです。
後庵の踏切に着くと、田んぼには水がはってあります。しかも風がほとんどありません。これは水鏡を期待できるぞと思った僕は、いつも通り絞りF8、シャッタースピード250分の1に設定して待ったのです。しばらくして、やって来た列車は期待通りの水鏡写真を披露してくれたのです。
列車が後庵の踏切を通り過ぎると僕は道路の反対側へと渡り、列車が通り過ぎて行くのを追いかけます。奥に見える白鳳山公園は今ごろはヤマツツジが見頃だろうかと思ったのですが、どうにも熊が怖くて行けないのです。でも、熊に襲われる可能性は落雷よりも低いらしいと読んだのです。
さて、病院へと戻るかと自転車に乗ったのですが、前方におばあさんが畑仕事をしているのを見つけたのです。今日は快晴でかすみもなく飯豊山がきれいに見えます。僕は自転車に乗ったままカメラを手にとり素早くおばあさんの後ろ姿と飯豊山を撮ったのです。
病院へはゆっくり戻っても間に合うので自転車を漕ぐ足もゆっくりなものとなります。農道の交差点をカブバイと道を譲り合っていると、近くの田んぼにトラクタが代かきをしているのが見えます。これまたバックには雪を被った飯豊山がきれいに見えたので、当然シャッターを切るのです。
診察が思ったよりもおしていたので、いつもなら夕方の只見線を撮らないで帰るのですが、今日は久しぶりに撮ってみることにしたのです。駅前には営業マンのような人が立っていたので、写り込むのですがいいですか聞くと、わざわざどいてくれたのですが入ってもらっても良かったのです。
会津本郷駅も会津高田駅に負けじと花が咲いています。望遠レンズ一本で撮っているのも慣れてきたもので、どんな風にすれば駅銘板も入るかわかってきたのです。シャッターを切ろうとすると駅舎の中から、さっき病院で一緒だったらしき人が出てきたのですが、構わず撮ったのです。
上りの列車を後ろから撮ろうとホームを端まで歩いていきます。そうすると、こんなの誰が見るんだと言うところに駅銘板があります。後ろには花しょうぶだかあやめだかが咲いていて、今年も伊佐須美神社のあやめ苑の季節になってくるんだなと思ったのです。
上り列車がやって来ると、珍しいことにキハ120だけの編成のようで、少しばかりホッとしたのです。僕がホームで花しょうぶだかあやめだかを撮ってる間に駅舎にお客さんが来ていたようで、列車横の赤ランプが点くと女性がドアのボタンを押して乗り込もうとしているのが見えたのです。
上り列車を見送ると、西若松駅ですれ違いをしてやって来るであろう下り列車を待ち受けます。時間もないし近くでいいかと思ったのですが、ちょうど水を張った田んぼがあります。ここは水鏡が出来るんだけどきれいにできるかな・・・そう思いながらシャッターを切ったのです。
なんとか水鏡らしきものが撮れたことに安心して、そのままレンズで只見線を追いかけます。これが小出行の最終列車か、そう思うとなんだか寂しく感じるところがあって、今日の最後の写真にふさわしいのを撮ろうと思ったのですが、いつも通りの平凡な写真だったのは内緒なのです。


今日はここまでです。

おっと、もう3000文字近いようです。

noteを書いていたらお腹もすいてきたのです。

今日はあとがきはこれくらいで終わりにしたいと思います。

それではまた。


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