2002年2月19日から5年間260週間をかけてオンライン配信された連載ネット小説『TRANS ISLAND 儚き島/真名哲也』。スマートフォン黎明期に掌上の端末で読む未来形の小説を創作してほしいというマイクロソフト社からのオファーを受けて書き下ろした作品は「NETWORK小説」なるカテゴリーで、フィクションと現実の世界が同時進行するリアルタイム配信の実験となった。
作品配信開始からちょうど20年を経た2022年2月19日。同作品の語り手である作家・真名哲也を自らのアヴァター的存在としてプロデュースした江藤誠晃が回顧録を含めた複層的作品としてSNSで再配信を行う。
※各種オンラインサイトで販売・公開されたコンテンツ(原題『儚き島』真名哲也)に現在補足を加筆した回顧編です