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REGENERATIVE LEADERSHIP

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#地球

我々はどう進化すべきか

我々はどう進化すべきか

『我々はどう進化すべきか』 長沼毅 2020年

この本は広島大学大学院生物圏科学研究科教授で「生物海洋学」を担当されている長沼氏による、ガラパゴスから人と自然の関係、生物と地球の関係を考えた内容の本です。

一部引用します。

「ガラパゴスは、大海原に浮かぶ火山島ですが、その立地条件が奇跡的にすばらしいのです。ガラパゴスは大陸から近すぎず遠すぎず、かつ、寒流と暖流が交わる「海流の十字路」にあり、

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WE ARE WHAT WE EAT

WE ARE WHAT WE EAT

映画の試写会が開催され、洞爺佐々木ファームの野菜とハコニワ・ファームを使った大地のランチを出すことができました。
私が試写会を観た時のnoteはこちらです。

「食べ物が地球を癒す」
洞爺佐々木ファームはアイスシェルターを持っているので通年で野菜を送ることができて、また採ってから熟成されたジャガイモはとても甘いです。ランチのポテトサラダで驚かれて、販売用の分も完売しました。

いい土というのは堆肥

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愛するということ

愛するということ

手放す経営ラボのコンテンツの中に「今日斬り」というのがあり、それは対話によって、切られる人の心の中を玉ねぎの皮をむくみたいに奥に入って行くものです。このPodcastでは、ばんちゃんの今日斬りが話題になっているのですが、るいちゃんが言った「その人の愛が見える」に共感します。

別のコンテンツで「てばなす講座」というのがあって、それは自分にとって「不本意な現実」から読み解いていくと心の中にある「いち

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WE ARE WHAT WE EAT 未来につなぐおいしい解決策

WE ARE WHAT WE EAT 未来につなぐおいしい解決策

アリス・ウオータース来日記念ドキュメンタリー映画の試写会に参加しました。アリスはカルフォルニアでシェ・パニースというレストランを経営されています。ファーマーズ・ファーストで食材は生産者から直接買い入れ、従業員も自分のアイデアを活かせる場です。

安いほどいい、多いほどいいというファーストフードが心身や地球を良くない方向にしてしまったと考えて、地産地消、足るを知るなど「おいしい革命」を実践し人生をか

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カオスを楽しむ

カオスを楽しむ

100人100通りの学び、100人100通りの対応が当たり前になりそうな勢いで時代は変わっています。自分の思い込みに気づいてやわらかく貢献を果たしていきたいです。
さらに多様化していく世界で、価値観のゆらぎを楽しんでいきたいです。

「これからは、とくに秀でた才能もない普通の人たちが、自らをマネジメントしなければならない。したがって、知識労働者たる者は、これまでは存在しなかった問題を考えなければな

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海は入魂する

10代の頃に石牟礼道子の『苦海浄土ーわが水俣病』を何度か読みました。
人と地球との関係はこれでいいのかなとずっと思っていたのですが、社会はどんどんゴミを出して新しいものを買い求める価値観でした。
最近になって人と地球との関係を捉え直す時期になったと思います。

少し前に田口ランディさんに出逢い2021年に発行された『水俣 天地への祈り』で水俣の様子を深く知りました。
緒方正人さんの『チッソは私であ

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"あわい"を活かす経営学(その2)

"あわい"を活かす経営学(その2)

大室先生の頭の中のお話に肯定された件の続きです。

直感に従って楽しいことをやり続けることはいわゆる我がままとは違っています。
直感は腹から来ます。人の純粋化とは自我のない状態。
自己の利益に奉仕するのではなくて、自己実現していきます。

人と自然と動植物がフラットに生きられる社会。
地球のいのちは46億年続いていて、絡まり合って存在しています。
自己実現は一人だけでは出来ないから仲間を必要としま

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地球と共に楽しんで生きる

地球と共に楽しんで生きる

今日10/15は、府中の普賢寺で開催された非営利型株式会社Saniwaの設立記念イベントに参加しました。
ここ5年くらいは在宅の服薬管理指導を行っていて担当の患者さんとのお別れを多く経験していて、死に関係するのは少し距離を置きたいと正直思いつつ足を運んだのですが、全くそういうことではない大切なご縁でした。

代表のさかもっちゃんのお話しはリンクしたnoteにも書かれていますが、インドでの主にヨガの

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