たびのくま

旅する私。伝える私。

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マガジン

  • EMSi Fellow Community Magazine

    • 365本

    EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは、EMS(Essential Management School)本質行動学基礎原理コースなどの修了生のCommunityです。 多様な人、多様な考え、多様な日々、多様なビジネス、多様なアートが雑多に、ごった煮していく、本質追求マガジンです。

  • REGENERATIVE LEADERSHIP

  • 共感コミュニティ通貨eumo

    • 93本

    共感資本社会を目指すeumoに関する記事を載せています。共同で作成しているマガジンです。

  • 生きづらさ・生きやすさ

    自分をメタ認知することで生きづらさが生きやすさに変わります

  • コネクティブ リーダーシップ

    ジーン・リップマン博士のzoom講義をまとめました

最近の記事

お客さんが喜んで買うから佐々木ファームはつくりたくなる

洞爺佐々木ファームの野菜を使って大地のランチを作っています。 佐々木ファームの畑は肥料や農薬を使わず植物たちは自然と他の生き物たちと共生し育ちます。 美味しい野菜を育てられる場。 いのちと愛が循環する。 土と、 気温と、 寒暖差と、 水と、空気と。

    • バタフライ・エフェクト

      ブラジルで蝶々が羽ばたくと、テキサス(アメリカ)で竜巻を引き起こす。 と言われたことがバタフライ効果(エフェクト)という表現の由来です。 初期値がごく僅かに変化するだけで、時間発展とともに指数関数的に結果が変化する。 ひとりひとりに位置と役割のある社会を創れたら 人が自分を深く信頼できたら 他の人のことも自然のことも信頼できて 戦争のない 他の生物も大切にできる そういう地球になるだろう というのが私のバタフライ・エフェクト

      • ロマンチック金銭感覚

        監督・脚本・出演・編集されているのは、緑茶麻悠さん、佐伯龍蔵さんです。佐伯さんは10年以上前から地域通貨について深く考えていて、この映画に繋がったそうです。作品の中では地域通貨として「ゆいまーる」、「ゆーる」、「クワガタ」が登場します。 『エンデの遺言』の言葉。 「重要なポイントは例えばパン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、2つの全く異なった種類のお金であるという認識です」 お金には、交換媒体、価値尺度、価値保蔵の3つの機能がある

        • エネルギーをめぐる旅

          『エネルギーをめぐる旅』古舘恒介 2021 自然に学ぶ生き方を探っている私には興味深い本でした。 今、必要なのは心の成長だと改めて思います。 そして心と身体と自然は同じもの。 以下、一部を引用します。 「 こうして人類の祖先は、料理をすることで自らの体内での消化にかかるエネルギー負担を減らし、胃腸を相対的に小さくすることに成功しました。要するに私たちの祖先は、本来であれば消化器官が行う必要のある仕事を、食べ物を「料理」することで、一部外製化したのです。外製化したことで得

        お客さんが喜んで買うから佐々木ファームはつくりたくなる

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        記事

          精神と自然

          『精神と自然』生きた自然の認識論  グレゴリー・ベイトソン著 佐藤良明訳 (2022) 人は自然と繋がっています。何かの間違いがあって今のような世界になっている。ほんとうはもっと柔らかいものであるはず。 例えば、観察して対話すること、お互いに助け合うこと、 それは自然がいつもやっていること。 マザーツリーが土の中で根を通じて他の木に栄養を与えている。 細菌を通じてお互いに生かし合っているいのち。 自然の美しさはそれが人の中にあるから。 以下、引用します。 「 人間を

          ノヴム・オルガヌム

          『ノヴム・オルガヌム』新機関 ベーコン著 桂寿一訳(1620)を読みました。 人は思い込みがあるけれど、全く思い込みが無かったら生きていくのに選択するのが困難だと思います。思い込みがあることに気づいているのが大切です。 思い込みは人に安心感を与える依存のようなものです。時には居心地が悪いところに参加したり、価値観が合わない人と対話してみるのもいいかもしれないですね。そして自分の中で考える時間を持つこと。 『ノヴム・オルガヌム』に書かれている4つのイドラ(偏見、先入観)。

          ノヴム・オルガヌム

          日々が学びの旅路

          写真は2020年2月、Regenerative leadershipの本の英語でのABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)読書会の時の様子です。 それから4年、社会の様子がずいぶん変わりました。 先日、手放す経営ラボラトリーのフェスに参加しました。そこでは誰もが主体的に参加し、心から楽しんでいる、「この時を待っていたんだ!」という空気感がありました。進行も経営者も参加者も、フラットにそれぞれの役割を楽しんでいます。誰も指示を出しておらず、誰も指示を待っていない状態。 Re

          日々が学びの旅路

          令和元年の人生ゲーム

          『令和元年の人生ゲーム』(文藝春秋)が直木賞候補になったことで、作家の麻布競馬場さんをNHKがインタビューしていたのが、とっても興味深かった。 インタビューが短時間で放映された中なので、麻布競馬場さんの真意かどうかはわからないですが、興味深かった言葉を書きます。 「平成の人生ゲームはいい学校に入っていい会社に就職して、タワーマンションに住んで頭のいい子を育てるだった。」 「今のZ世代の子たちは、正しいことをしたいと模索している。ソーシャルグッドな活動をしている人も多いが、そ

          令和元年の人生ゲーム

          対話と議論

          対話は物語を伝え合う時間。それぞれの前提や文脈を分かち合って、探求していって、個人では得られない洞察を得られる。そうすると、人がどうして今の在り方なのかがわかる。対話が終わったときにお互いが変わるのがいい対話。 議論は決まったテーマを解決する時間。どうすべきか意見を出して分析し方針を出す。 在り方にいいも悪いも無くて、ただ自分の思いを胸に、その時その時を生きている。 ありのままで豊か。 生きとし生けるものをだいじにできるように伝えていきたいな。 下記はラボメン図鑑という

          地球と共生する暮らし

          シニア自然大学校で後藤志果さんのお話し「暮らしと意識のあいだをつなぐ」を聴きました。 同じことを感じて行動している人が多い。 全ての行動は愛の表現なんだよ。 こちらが後藤志果さんのnote。 こちらは一般社団法人ワンジェネレーションのサイト こちらは東京アーバンパーマカルチャーのサイト 私たちはRegenerative leadershipとして地球と共生する暮らしへ動いて行こうと思っています。同様の思いを持っている人が繋がったらいいな。 「豊かで持続可能な社会づく

          地球と共生する暮らし

          食と防災

          雨風太陽さんのパネルディスカッションと生産者さんの表彰式に参加しました。 平時に出来ないことが被災時に出来るわけはない。という言葉が心に残りました。平時から備えることと、被災時のレジリエンスを考えました。 岩手県遠野市長、ヤマト運輸、イオンリテール、日本財団さんが、NPO法人ETICさんのファシリテーションで能登の震災への支援から学んだことや日頃からの活動を話されました。 すごい愛の活動だと思えました。 能登では上下水道がまだ修繕されていない所もあります。井戸を掘る、こ

          自分の内から自然に繋がる

          誠実、クオリティー、創造、この言葉は価値観ババヌキというワークをした時に自己認識した大切にしている価値観です。 いのちが生き生きできる地球を創りたいとベースのところで考えていて、いろいろな人と繋がっています。みんな苦労しながらも心の思うところへと進んでいます。 自然農法を長く続けている洞爺佐々木ファームの野菜を使ったランチを作っています。手探りで進んでいきながら、想定と違ったことが起きる時、自分の誠実とクオリティーを見直すチャンスだと感じます。。 いい社会、いい地球を創り

          自分の内から自然に繋がる

          はたらく動物と

          『はたらく動物と』 金井真紀 2017年 文章、装画とも金井真紀さん。 読む瞑想でした。 引用します 「はじめに おもしろうて やがてかなしき鵜舟かな (中略)  どんな人もその人にしかできない経験をしていて、その経験ゆえの物の見方や物語をもっている。わたしは、その断片を拾う集めるのが好きだ。それも教訓めいた立派なものじゃなく、少し間が抜けているもの、にんまりできるもの、癖のあるものにひかれる。  今回、拾い集めたのは、犬、ニワトリ、馬、そして鵜といったはたらく動物と

          はたらく動物と

          食卓のつくりかた

          「食卓のつくりかた」というイベントをつくりました。 キッチンニジノハシと楽々テラスを繋いで。 イベント内容はこちらです。 「キッチンニジノハシによる 「料理教室」ではなく 「食卓」を共創する場です。 その日に集まった食材たちで その日に集まった人たちの 食べたい料理、習いたいことを受け止め、 その場のインスピレーションで立てた献立を 食卓が出来上がるまで一品一品、どう発想するか、 からお伝えしていきます。 それを肴に呑むもよし、 晩ごはんとして 味わうもよし、 最後

          食卓のつくりかた

          トシャ・マギーさんに会えた日

          トシャ・マギーさんはアフリカ、ブルンジ生まれ。現在は日本のNPO法人テラ・ルネッサンスのメンバーとして、ウガンダを拠点に元少年兵の社会復帰支援プロジェクトを中心とした活動されています。 以前you tubeでトシャさんがテラ・ルネッサンスで働くようになった経緯を観ました。 テラ・ルネッサンスの鬼丸さんの話しで、2011年の東北の震災の際、テラ・ルネッサンスとして国内を支援するか悩んでいた時にトシャさんがウガンダで募金を集めて鬼丸さんに電話で国内の支援をするように勧めてくれ

          トシャ・マギーさんに会えた日

          菌類が世界を救う

          菌類が世界を救う マーリン・シェルドレイク 鍛原多惠子訳 2022 生き物は知れば知るほど面白い。 いのちの仕組みは絶妙です。 そのようなことが書かれている本から一部を抜粋します。 粘菌、菌類、植物が「知性を持つ」と言うかどうかは、その人の視点による。古くからの知性の科学的定義では、ヒトを基準としてあらゆる種の知性を判断する。この人間中心の定義によれば、ヒトは知性においてかならず頂点にいて、次にヒトに似た動物(チンパンジーやボノボなど)、その他の「高等動物」と下に行くに従

          菌類が世界を救う