たびのくま

旅する私。伝える私。

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マガジン

  • EMSi Fellow Community Magazine

    • 321本

    EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは、EMS(Essential Management School)本質行動学基礎原理コースなどの修了生のCommunityです。 多様な人、多様な考え、多様な日々、多様なビジネス、多様なアートが雑多に、ごった煮していく、本質追求マガジンです。

  • REGENERATIVE LEADERSHIP

  • 共感コミュニティ通貨eumo

    • 85本

    共感資本社会を目指すeumoに関する記事を載せています。共同で作成しているマガジンです。

  • 生きづらさ・生きやすさ

    自分をメタ認知することで生きづらさが生きやすさに変わります

  • コネクティブ リーダーシップ

    ジーン・リップマン博士のzoom講義をまとめました

最近の記事

生くる

『生くる』  執行草舟  2010 今、読んでいる途中なのですが、深く共感して先に進めないので書き出すことにしました。人と人との関係、人と自然との関係について書かれた部分です。人は自然から奪ったり蔑ろにすることを当然のようにしていて、人と人との関係も同様になっているように思えるのです。目先の損得ではなく、今あることへの感謝とおかげさま気持ちを持てることが幸せです。いのちはひとりだけでは成り立たないものなので。 以下、引用します。  礼は科学だと言ったら、多くの人は驚くだ

    • WE ARE WHAT WE EAT

      映画の試写会が開催され、洞爺佐々木ファームの野菜とハコニワ・ファームを使った大地のランチを出すことができました。 私が試写会を観た時のnoteはこちらです。 「食べ物が地球を癒す」 洞爺佐々木ファームはアイスシェルターを持っているので通年で野菜を送ることができて、また採ってから熟成されたジャガイモはとても甘いです。ランチのポテトサラダで驚かれて、販売用の分も完売しました。 いい土というのは堆肥などの栄養が豊かであればいいという事ではなくて、多くの種類の細菌が協調して暮らし

      • 見えないものがわかる

        ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは1098年に今のドイツのラインヘッセン地方に生まれています。20 世紀になって、彼女が記したとされる薬草に関する深い知識が満載の書物に関心を向ける人が増えました。 ヨーロッパでは12世紀末ごろから起こった実質的な私刑に近い制度である「魔女狩り」は200年程度続き、犠牲になった人物は、「全ヨーロッパで4万人から6万人が処刑された」とされるほどの大規模なものでした。 「魔女」とされたのは、社会的な役割としては祈祷師やシャーマン、あるいは薬師など

        • 発酵する言葉

          今朝、米麹と塩で塩麴を仕込みました。 そうしたら、昨年から寝かせていた歌があることを思い出してファイルから探しました。 自分の歌を創るEMSのMusic of Lifeというコースを受講していた時のものです。 3つ有るのは、浮かんだメロディーに合わせて、しだいに発酵が進んだ結果です。人はもともとメロディーを持っていて、言葉を話すだけで歌が生まれる。無意識の鼻歌がメロディーです。

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          38本
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        記事

          当事者・共事者

          会場に入った途端に、呼吸がしやすい雰囲気。同じ思いの人たちが集まっています。 ■斎藤幸平さん 人新生のお話し。地球上のあらゆるところに人の影響が出ています。大気中の物質、地球上のあちこちでの放射性物質、海へのマイクロプラスチック、人新生の災害としての液状化や斜面の大規模な崩壊など。 人と自然の間の物質代謝の関係性を見直す時期に来ていると思います。人の身体はひとりでは成り立っておらず、「私」というものはそもそもコモンです。 ■地球守・高田宏臣さん 千葉の房総半島の先にある館

          当事者・共事者

          ギフトは巡る

          今日はイベントでランチを作りました。 最初のお客様は麻の葉カフェで米粉シフォンを出されてる方で、米粉シフォンをギフトしてくださいました^^ ランチにいらした方にデザートとしてお分けしていたら、その中で楽感手技という整体をされている方が、御礼に肩もみをしましょうと、皆さんに。 私も整いました。ありがとうございました。 別の方から、日本最古の歴史書『ホツマツタエ』やヲシテ文字について話していただきました。日本語は一文字で意味があるのですね。 あわのうたが響きました。

          ギフトは巡る

          愛するということ

          手放す経営ラボのコンテンツの中に「今日斬り」というのがあり、それは対話によって、切られる人の心の中を玉ねぎの皮をむくみたいに奥に入って行くものです。このPodcastでは、ばんちゃんの今日斬りが話題になっているのですが、るいちゃんが言った「その人の愛が見える」に共感します。 別のコンテンツで「てばなす講座」というのがあって、それは自分にとって「不本意な現実」から読み解いていくと心の中にある「いちばんの願い」が見つかります。 人は「いちばんの願い」や「愛」を大切に隠し持って

          愛するということ

          幸せな組織とは

          組織を生命体のようにしなやかにする、とは。 自然(じねん)経営を長く行ってきた武井浩三さんが、その組織がどのように成り立ってきたかを研究し、形にした方法がDXOです。 【自然経営に必要な3つの要素】 重なり合い(反対語は分断) 自律分散(反対語は中央集権) 循環(反対語は搾取) 【進化型組織の意思決定の仕組み】 境界の「開放性」 情報の「透明性」 力の「流動性」 全ての組織が進化型組織が合っているわけでは無いですが、DXOの方法は仕事を見える化することで要らない仕事を減

          幸せな組織とは

          愛しき人類

          10代の頃から人と自然の関係は、これでいいのだろうかと思っていました。 Ⅰ.生物としての人の誕生 46億年と言われる地球の歴史、生命の繋がりは38億年続いています。生命は単細胞生物から始まって、それぞれの環境に合った形に多様化していきました。 海の中で誕生した生命が最初に陸に上がったのは5億年前。土はなく、陸地は岩石だけでした。海の中の生物である藻類が陸でコケとなり、岩石の中の無機物と光合成によっていのちを育て、長い年月をかけて土ができました。植物が根を張ることができるよう

          WE ARE WHAT WE EAT 未来につなぐおいしい解決策

          アリス・ウオータース来日記念ドキュメンタリー映画の試写会に参加しました。アリスはカルフォルニアでシェ・パニースというレストランを経営されています。ファーマーズ・ファーストで食材は生産者から直接買い入れ、従業員も自分のアイデアを活かせる場です。 安いほどいい、多いほどいいというファーストフードが心身や地球を良くない方向にしてしまったと考えて、地産地消、足るを知るなど「おいしい革命」を実践し人生をかけた集大成とも言える『スローフード宣言』という本を出版されています。 今回の来

          WE ARE WHAT WE EAT 未来につなぐおいしい解決策

          子どもが主語の学校へようこそ

          著者の森万紀子さんは中学校の校長先生でした。 教室に居られない不登校になりそうな生徒に 「校長室でもよかったらどうぞ。ほかの部屋だっていいし」 「どこなら大丈夫そうかな?」と選んで決めてもらっていた先生。 この本には学校だけでなく様々な組織やコミュニティ運営に通じる、アイデアやデザインがあちこちに書かれています。 「なぜか、本当か、正しいか。」 何となくやっていることを一度考えてから進みたいです。 「子どもが主語」の学校へようこそ!というタイトルですが、 私には、自分自

          子どもが主語の学校へようこそ

          流れとかたち

          流れとかたち  エイドリアン・ベジャン&J・ペダー・ゼイン  2013年 「コンストラクタル法則(constructal law)」の定義 有限大の流動系が時の流れの中で存続するためには、その系の配置は、中を通過する流れを良くするように進化しなくてはならない。 生物・無生物の別なく、動くものは全て流動系である。流動系はみな、抵抗(たとえば摩擦)に満ちた地表を通過するこの動きを促進するために、時とともに形と構造を生み出す。自然界で目にするデザインは偶然の所産ではない。それは

          流れとかたち

          森の再生作業(千葉県山武市日向の森)2

          新年最初の土曜日は坂田昌子さんとの森の再生作業の続きでした。 タイトル写真は森の入り口にある造形。 作業内容は谷津に降りて斜面が崩れるのを防ぎつつ水の流れを改善させる「しがら」作り。谷津はどろどろで足場が悪く全身の筋肉を使います。 このあたりに棲むサンショウウオの産卵場所として、緩やかな流れを作り、また「しがら」はサンショウウオが冬越しする場にもなるとのこと。 この森の再生を進めているWO-unの栗さんは昨年の年初に動物に噛まれたサンショウウオを見つけたと話してくれました。

          森の再生作業(千葉県山武市日向の森)2

          REGENERATIVE LEADERSHIP

          本書は、リジェネラティブな未来の実現に向けてあなた自身が一歩踏み出すための行動計画(アクションプラン)――明日ではなく、今日から行動に移すためのアイデア――を考えるための本です。読みながら、ジャーナリングや内省、自然の中での散歩、同僚との対話する時間をぜひとってください。   〇多くの人が、自然の仕組みについて語るときには決まり文句のように「弱肉強食の無情な世界における過酷な生存競争」といった言い方をしています。 自然の仕組みは本当に生存競争でしょうか。 ベーコンは著書『ノ

          REGENERATIVE LEADERSHIP

          登紀子先輩

          加藤登紀子ほろ酔いコンサート2023を聴きに大宮ソニックシティに行きました。50歳からカウントダウンされていて、12/27には「美しき20歳」を迎える80歳という年齢になるという。 今回このコンサートに行ったのはドキュメンタリー映画REALVOICEがきっかけです。大宮でREALVOICEメンバーが舞台に上がるというので。 この映画はyoutubeで無料公開されていて加藤登紀子が楽曲を提供しています。「この手に抱きしめたい」ぴったりの歌詞です。 以前から社会的な活動をさ

          思考と動き 

          思考と動き アンリ・ベルクソン 2013(原著は1934) メモ的に抜粋します。 私の語る直感は何よりもまず内的な持続へ向かう。直感とらえるのは並置ではなく継起であり、内からの生長であり、絶え間なく伸びて現在から未来へ食い入る過去である。直感とは精神による精神の直接的な視覚である。そこにはもはや何ものも介在しない。 直感は知性によってしか伝わらない。直感は観念をこえるが、しかし伝達されるためには観念に跨(またが)らなくてはならない。直感はできるだけ具体的な観念を選ぶだろ

          思考と動き