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授業は、理論も大切だけど、子どもの実態に合っているかはもっと大切だと思う

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「理論と実践」について、考えたことを書いていきたいと思います。

ぜひ、ゆっくりと目を通していっていただければ幸いです。


目次は、以下の通りです。


①学びに関する理論はさまざま

学校現場では、主体的で対話的で深い学びの実現をするために、個別最適な学びや協働的な学びの一体的な充実が必要とされています。

多くの先行研究や実践の土台があって、「こう考えていくのはどうだろうか?」という理論が展開されているわけです。


実際に、有意味学習をはじめとした理論は実際の現場においても大いに活用できると思います。

有意味学習→ざっくり言えば、自分の持っている知識や経験などを関連づけながら学んでいくイメージです。


様々な指導法や考え方があり、それらを生かしていくことはとても大切だし、効果的なことだと思います。

一方で、やりたいやり方と子どもたちの現状にあったやり方というのはまた別に存在するとも思います。

例えば教員が、

子どもたちに主体的に動いてほしい。

学びを自分たちで深めていってほしい。

だから、授業では、子どもたちに全部任せよう。

そんな風に行動したとしても、実際はなかなか上手くいかないのが実態だと思います。


何について学ぶのか。
どう学びを深めたらいいのか。

そんな困りのようなものがでてくることがあります。

いずれは自分たちでそうしたことすらも考えていけるのが良いと思いますが、まずはそうした学び方の練習も必要になってくるのではないでしょうか。

そのため、子どもの実態に合わせて学ぶ内容と学び方のバランスをとっていく必要があると考えられそうです。



②子どもの実態に合わせることについて考える

子どもの実態に合わせて学ぶ内容と学び方のバランスをとっていく必要があると書きましたが、これが学校の教員がしていくとても大切な取り組みであると私は考えています。

そして、今現在、自分自身が力を入れて試行錯誤していることでもあります。


子どもの持っている経験は当然それぞれ違いますし、すでに知っていること、できることにも差があります。

それだけでも、かなり情報量です。

そして、全ての情報を把握して授業を展開することは当然のことながら困難です。

その中で、「実態に合わせる」というのは「そんなことできるんか?」と感じてしまいそうになります。

ですが、完璧に実態に合わせられなかったとしても、より良い具合に近付けていくことはきっとできると信じています。


実態に合わせる=完全に調整すること

ではなく、

実態に合わせる=より良い具合を模索して、変化や成長を促すこと

というイメージで捉えて、向き合っていきたいと考えています。


とはいえ、学び方、学ぶ内容についても、まだまだ理解が不十分であると感じる日々です。

そのため、学び方・学ぶ内容などについての理論を知ることと実態に合わせた関わり方を模索することの二つを織り交ぜながら、自分自身も勉強していきたいと思います。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

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