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変化はゆっくり訪れる

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、変化について思うことを少し書いていきたいと思います。

目次は以下の通りです。

① 変化とは?

デジタル大辞泉より
1 ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。「時代の変化についていけない」「変化に富む生活」「気温が急激に変化する」

今回の記事では、ある性質が変わることという意味で、「変化」という言葉を使っていきたいと思います。

日常で生活していて、時折、良くも悪くも考えや行動が変化することがあるのではないでしょうか。

良い方向だと感じる変化を成長と感じることもあると思います。

ここからは、数多ある変化のうち、自分の行動を良いと感じる方に変化させること【成長させること】について書いていきます。

変化は少しずつ

②   ゆっくり起こる変化もある

急に変化することもあれば、ゆっくり起こる変化もあります。
急な変化は、本人も周りの人もわかりやすいですが、ゆっくり起こる変化は、なかなか気付かないものだと思います。

何かの取組をしながら変化【成長】を自分で望む場合は、根気がいります。

なぜなら、そうした場合、目に見える変化になかなか気づくことが難しいからだと私は考えています。

勉強やスポーツで、努力をしても急激な変化はなかなか生まれにくいものであるということは多くの人が経験から学んでいることかと思います。

しかし、ついつい、努力をすると変化【成長】を求めてしまう自分がいます。

そんな時、「変化は、ゆっくり起きるものだ」と考えることができたら、少し心にゆとりができると思いませんか?

私は、何かの取組を継続していく際に、この「変化はゆっくり起きる」と考えることは、精神面を支える上でとても大切なことだと感じています。

継続なくして、ゆっくり起きる変化を起こす術はないと思います。

継続していくためには、それを行っていくだけのメンタルが必要です。

だからこそ、メンタルを保つための考え方がとても重要になると感じているのです。

「変化はゆっくりと訪れる」という考えをもち、焦らず自分と向き合っていくことは、生活をしていく上でも、とても有効な考えではないでしょうか。

人と接するときもまた、この「変化はゆっくりと訪れる」という考えはとても大切だと思います。

相手に何かを望む場合も同じような考えでいると比較的心穏やかにいることができます。

「~してほしい、~なようなことができてほしい」といったような感情を相手に抱いてアプローチしても、「まぁ少し時間はかかるものだよね」という気持ちでいるのと「なんでまだ…」となるのでは大違いです。

変化はゆっくりと訪れるということをしっかりと体感し、そのように考えることができれば、周りの人のことも温かく見守ることができるのではないでしょうか。

みなさんは、せかせかと「変化」を望みすぎていませんか?

もしも、そうでしたら、ゆっくりとした気持ちで、変化を待つようにしてみてください。

変化が分かりにくくても、少しずつ変わるものだと思いながら、過ごすだけで、日常の心はきっと穏やかなものになると私は思います。

「変化がゆっくりと訪れる」のだったら、その結果を望む場合、「待つ」ということがとても大切になってくるのではないかと私は考えています。

次は、私の働いている場を例に、変化を待つということについて書いていきたいと思います。

ステップアップ

③   子どもの変化を待つ

子どもの変化は大人よりはやいですが、それでもやはり「変化はゆっくり起きる」ことに変わりはないと思っています。
子どもにこそ、「変化はゆっくり起きる」という考えをもとに、「変化【成長】を待つ」という姿勢で向き合うのが大切ではないかと思っています。

子どもたちに何かを教えたり、伝えたりする仕事である小学校の先生をしていて感じるのは、ついつい「急な変化」を求めてしまいがちであるということです。

子どもの変化【成長】には、時間がかかります。

自分に置き換えてみればすぐにわかることです。

例えば、ついつい忘れっぽい子がいたとしましょう。

その子が持ってくるものを忘れて「次から気を付けます」といっても、またすぎに次の忘れものをしてしまうということはしょっちゅうあります。

これ、みなさんも身に覚えがあったり、そうした様子を見ていたりした方も多いのではないかと思います。

でも、ここで、ちょっと考えてほしいんです。

忘れっぽいという特性、ちょっと気を付けてすぐ直るとおもいますか?

自分の何かの特性ってそんな簡単に変化するものでしょうか。

むしろちょっとのことで変化せず、身に付けているものだから特性なのではないでしょうか。

特性を変えるのは、容易ではないはずです。

朝起きるのが弱いという特性を明日から気を付ける!といって直すというのは難しいように、忘れっぽいという特性もまた同じように、一朝一夕では変化させるのは、難しいはずです。

そのことをおざなりにして、次から気を付けますに対して、安直に「全然気を付けられていないではないですか」と話すのは、いかがなものかなと思うのです。

個人的には、子どもにアプローチするのでしたら「今回は、どんなことに気を付けてみたの??」と聞きながら、一緒に過程を楽しんでいくのが良いのではないかと思っています。

はげます

その時に一番大切なのは、変化が起こるまで待つ気持ちだと考えています。

「待つ」ということは本当に大切で、すぐに変化を求めると負担が大きくなり、かえって変化が起こしにくくなります。

ゆっくりと少しずつ変わっていくという気持ちをもって、相手と接することが、相手の変化を促す際のコツではないでしょうか。

ただし、ただ待つというより、少しアプローチをしながら、待つのが良いと思っています。

先の例でしたら、変化のための工夫を聞いているのがアプローチです。

子どもを相手にする場合は、特に、変化のための工夫や過程を共有し、楽しみながら意識して取組を継続させていくことが重要であると思います。

逆にそのことを続けていけば、ゆっくりとした変化を起こすことができるのではないかと私は感じています。

待つことで変えられることもあるということをぜひ、みなさんにも感じていただけると嬉しいです。

むしろ、ゆっくりとした変化を望むならば、しっかりと待つことが本当に大切なことなのではないかと思っています。

希望

以上、変化について思うことでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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