オンライン学習はコミュニケーション能力を育てる

「小栗旬を「かっこよくない」という綾野剛に、俺たちの顔を見せに行こうぜ」
数年前の日記に書いてありました。
オンライン家庭教師 束進 代表の高山です。

新型コロナの影響で、オンライン化が進んでますね。公立学校でも今後、導入されていくと思います。

オンライン授業、対面授業は、どちらも以前から存在してました。
私は、オンラインもオフラインも、どちらの授業も経験しました。
いま、大学はオンライン授業ですので、いろいろ気づくことも多いです。

そこで、オンライン、オフラインで出来ることを考えてみたいと思います。


授業の質は変わらない

大学の講義を受けていて、強く感じたのは、「授業の質は全く変わらない」ということです。

面白い講義は面白い。つまらないものはつまらん。

結局は講師次第。細かいテクニックは多分にありますが、生徒に意欲さえあれば、対面もオンラインも違いはありません。

では、オンライン授業や対面授業で、ポイントになるのはなんでしょうか。


ポイントは「発言する機会」

授業は一方通行になった途端、「学び」の要素が消えると思います。


通常、講師は、生徒を巻き込むため、何をしているかというと、「発問」を重視します。


発問し、生徒に発言させることで生徒に頭を使わせているのです。これに関しては、出来る講師とそうでない講師の差が非常に激しい。
(「何を発問するか」「いつ発問するか」「間」などなど、非常に多くの要素、テクニックが施されています。)

「講師→生徒」の発問。これはオンライン、対面でも変わりません。



一方で、「生徒→講師」への発問に関しては、決定的な違いがあります。


実は、オンライン授業になってから、

発言の数が激増したように感じます。

チャット機能によって、積極的な発言が飛び交っているのです。


これは、兼ねてから存在していた「思っても、聞けない」状態。これが顕在化してきているのだと思います。


日本人は、良くも悪くも、空気を読むので、対面授業では、講師が指示しない限り、なかなか発言できません。


一方で、オンラインであれば、チャットでTwitterの感覚で、気にせず発言できるんですね。

また、以前から中学生と話して、気づいていたのですが、子供は、先生が思っている以上に、恥ずかしがっています。

「緊張して質問にいけない…」という声は毎年聞きます。

オンラインになることで、この発言の障壁が下がりました。これは、非常にいい傾向だと思います。


コミュニケーション能力を鍛えるには

そこで、懸念されることとして、特に公立学校では、学力がピンキリですので、「学力低いのがバレたくないから」という理由で、生徒が質問を躊躇してしまうことが考えられます。

これは、生徒のコミュニケーション能力の向上、という観点で非常によくないと思います。


「気になることは、細かいことでも、とことん聞く」

「何を質問しようか、考えながら聞く」

「議論をすることで、一人では気づけない課題を見つける」

「わからないことを、恥ずかしがってる場合ではない」


と言った考えを身にをつけるため、発言を躊躇する経験を積んでしまうことは、マイナスに働きます。

どうすればいいか。


まずは、対話することのメリットを実感する経験を積むことです。


この経験なしに授業に飛び込むから、発言できなくなってしまうのです。

(ちなみに、日本人は外国人と比較して、「処理能力は高い」が、「課題発見能力は低い」と言われているそうです。これはコミュニケーション能力不足が少なからず影響していると思います。)

オンラインだろうと対面だろうと、今後大事になること、伸ばしていくべき力は「発言する力」「コミュニケーション能力」です

そこで、私は オンライン家庭教師 束進 を立ち上げました。
ここでは、アウトプットを重視し、「コミュニケーション能力」を伸ばします。

勉強を通して、「アウトプットにより、学力が上がる経験」をしてもらえればと思います。


詳しくはHPに書きましたので、ぜひご覧ください!



オンライン化により発言のハードルは一気に下がります。
これが、日本の将来を担う子供たちにとって、今を担う私たちにとって、プラスに働くようにしなければいけませんね!!

ご購読ありがとうございます!

私は、綾野剛のもとに顔を見せに行ってきます


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