今おかれている環境を最大限に活かす！

2021年12月30日 17:46

（写真は夜の小樽運河：2018年12月撮影）

ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健（たかざわたけし）です。

一人ひとりが「最高の自分」に向って成長し続けることに役立ちたいと願って書いています。

成長のための刺激やヒントが一つでも得られれば幸いです。

今回は「今おかれている環境を最大限に活かす！」ことをご一緒に考えましょう。

おかれている環境

今どこにいらっしゃるでしょうか？

今とは、2021年12月30日（木）ですよね。でもこれを読んでいる「今」は別の日である可能性がありますね。

今年もあと1日、年末仕事納めも終えられた方が多いでしょう。職場の近くの自宅から実家に戻られた方も、自粛で帰省をしない方もいらっしゃるかも知れません。

実は息子夫婦の住むハワイに年末年始に来ています。日付変更線を越えましたので、まだ29日（水）なのです。日本時間からは、19時間の時差があります。（便宜上、日本時間に5時間加算して前日の日付にする方法で私は対応しています。）

まあ、現在は「いつ」なのかは別として「どこ」の話しに戻りましょう。

具体的な地図上の位置という意味の「どこ」もあるとは思いますが、その「どこ」が自分にとってどんな場所であるかについてだけ、考えてみましょう。

「どこ」は広い意味での「環境」とか「状況」でもあります。「場」という言葉を使ってみます。

自分にとってどのような「場」であるかが、物理的にそこがどのような場であるか、よりも大きな影響を与えるように思います。

様々なインプットが「場」から意識的に、そして無意識にあるように思います。

私の今の「場」について考えさせられていることについて書きます。

年末年始を5月末に結婚した新婚の息子夫婦の住むハワイで過ごそうと考えて渡米しました。

日本では多くの方々が様々な思いで「自粛」をしている最中ですが、米国社会はすでにワクチン接種をベースに種々のルールが決められており、「ウィズ・コロナ（With Covid-19）」に向かって進んでいます。

米国では連邦政府（国家レベル）の方針がありますが、各州によって法制度が整備されて、ここハワイでは店内での飲食にはマスク着用だけでなく、「ワクチン接種証明」が必須となっています。

仕事によっては「ワクチン接種」を義務としている仕事もあり、ハワイ出身で自身の考えでワクチン接種を受けていない友人は、仕事を辞めざるを得ませんでした。

国家の方針に対してその善し悪しを論じるものではありません。しかし、日本社会と異なる世論を持つ社会に身を置くことで、改めて日本について、自分自身のものの見方について、考えることができるように思います。

また、これまでは　東京の我が家に子ども達が集まってきて年末年始を過ごしていました。

今年は初めて子ども達のところに、親が出かけて行くことになりました。

私の両親は我が家と同じ町にありますので、三世代が年越しそばと新年のおせち料理を一緒に食べる機会が今年はなくなりました。

三世代が揃うのは、毎日のことではないのですが、それでも年末年始を私の両親とは別々に過ごすという「非日常」が生まれます。

昭和のフレーズになりますが、「常夏の島」であるハワイは雪の降る日本とは違って、Tシャツに短パン、ビーチサンダルで過ごしています。これも季節外れの「非日常」です。

オマケにオアフ島からマウイ島、そしてカウアイ島と移動をしたのですが、生まれて初めてTシャツ、短パン、ビーチサンダルの出で立ちで飛行機に乗りました。

普段と違うことをすることで、ある種の「緊張」が生まれたり、慣れ親しんできたものに対して「なぜ」いつもそうしているのだろうと改めて考える機会になっています。

他にも探ってみれば「場」のもたらすものが他にも沢山あるでしょう。

それではこれらをどのように活かすことができるでしょう。

どこにも出かけていないし、何も変わったことはしていないから、おかれている「場」を活用することはできない、と思う人がいるでしょうか。

そのような方も、今の「場」すなわち「環境・出来事・人間関係」を活かして「客観視」や「メタ認知」ができるように思います。

この「場（環境・出来事・人間関係）」は、自分にとってどんなものなのかについて考えて見ることで、そこから得られる新たな視座きっと生まれてきます。

年末年始の時期は、「振り返り」や「目標設定」がしやすい時期でもあります。

おかれている「場（環境・出来事・人間関係）」を活用して「最高の自分」として成長していきたいですね。

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

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