syo813

「旅とスケッチ」をテーマに創作活動中です。

syo813

「旅とスケッチ」をテーマに創作活動中です。

記事一覧

三原色と緑の混色…自然な色を作るには2

                  緑豊かな「風景」を絵にしたいと思うことが、どなたにもあるのではないでしょうか。緑の風景といっても、季節によって、時刻や天候…

syo813
4日前
1

紫陽花の色を感じる緑を描く

梅雨の頃、紫陽花の色を感じる緑を描く。 梅雨の頃の緑には、紫陽花のブルーが似あう。 アジサイ色を感じさせるような緑の描き方は、ブルーの薄い色を余白の近くに塗…

syo813
2週間前
2

「風景スケッチ上達法」・・レッスン5 速描きのススメ

今回は、スケッチの基本である線描を取り上げてみようと思います。線描とは「物の形を線だけで描くこと」ですが、画材(鉛筆、コンテ、ペン、インク、紙など)によって…

syo813
1か月前
6

写真から建物のある風景を描く

 2019/8/20.作成 2024/5/21.加筆校正   風景スケッチは,野外で描くのが最も自然なことです。野外で見た風景をその場所の記憶と共に描くのがスケッチの醍醐味だから…

syo813
1か月前
1

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン4

「スケッチ淡彩の原点」    1.「スケッチ・淡彩」の元になる こと   ★ スケッチ・・・その時の印象を瞬時に素描する(記録する) ★ 淡彩  ・・・色彩を…

syo813
2か月前
2

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン3

「スケッチ淡彩の基本」   天気の良い時に絵が描けると一番いいように思いますが、なかなか思うようにはいかないものです。 そういう時は、その日の天気に、自分を合…

syo813
2か月前
5

「風景スケッチ」上達法・・レッスン2

見える範囲(視界)と絵にする範囲(視野=構図) 風景を絵に描く時に、どのあたりまでの範囲が画面に収まるだろうかと、おおよその見当をつけることはとても大事です。画…

syo813
3か月前
3

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン1

自分の立ち位置と目の高さを大事にする・・・ 私たちが見ている風景は、自分に近いところから遠くへ広がる、空間をもっています。その意味では、横に広がる幅と、縦に伸び…

syo813
3か月前
5

彩翔亭スケッチ③

赤い花の色を重ねたあと、緑色、影色を塗って、明るい色を引き出して、完成。

syo813
4か月前

彩翔亭スケッチ②

前回の彩色に少し濃い色を重ねる。 全体の明暗のバランスをみて、淡彩色の花を引き立てる。あと1回の彩色で完成。

syo813
4か月前
2

彩翔亭スケッチ①

ロウバイの花が咲く頃、航空公園にある茶室、彩翔亭の庭を見学する。その折に描いたスケッチ。 2024.2.16. これに淡彩色で大まかに色をつける。 つづきは、次回で。

syo813
5か月前
1

新宿御苑を散歩

昨日(2024.2.14.)は新宿御苑を散歩してみた。新宿門から入り、梅の咲き具合を見に日本庭園まで歩く。御茶室の近くの梅は三分咲きというところか。 園内は平日のせいか、人…

syo813
5か月前
1

写真とスケッチ

写真は2024年1月18日、午後2時すぎに撮影。スケッチは、同じ場所で描いたもの。 写真では、風景が広角に写っていて、対岸までかなり遠く見える。自分の目には、スケッチに…

syo813
5か月前

ナンシーNancy(フランス)

2023年10月2日、フランスのシャルル・ド・ゴール空港近くのホテルから列車でナンシーに。駅近くのアパートに荷物をおいて、町を散策する。 町の中心にある広場からアパート…

syo813
6か月前

リクヴィールのブドウ畑

フランスのコルマールからバスでリクヴィールに行く。アルザス地方の木組みの可愛い家並みが続く小さな町。ここで1泊して、ゆっくり過ごす計画だ。 リクヴィールは、10年前…

syo813
6か月前

師走の麻布十番を歩く

12月20日、師走の麻布十番を歩く。都営大江戸線の麻布十番駅から、商店街を見て行く。11時すぎでも、開店前の所が目だつ。 パティオ10番の広場で、赤いくつの少女像を眺め…

syo813
6か月前
三原色と緑の混色…自然な色を作るには2

三原色と緑の混色…自然な色を作るには2

                  緑豊かな「風景」を絵にしたいと思うことが、どなたにもあるのではないでしょうか。緑の風景といっても、季節によって、時刻や天候によって、かなり違いがあります。

三原色と色作り(混色して緑色,影色を作る)

1. パレットにある「黄色」と「青色」を混ぜて,緑色を作ってみましょう。どんな色合いの緑色ができるでしょう。混ぜ合わせる量を少し変えたり、水の量を加減して

もっとみる
紫陽花の色を感じる緑を描く

紫陽花の色を感じる緑を描く

梅雨の頃、紫陽花の色を感じる緑を描く。

梅雨の頃の緑には、紫陽花のブルーが似あう。 アジサイ色を感じさせるような緑の描き方は、ブルーの薄い色を余白の近くに塗ることだ。濃い色彩に重ねると、重い感じになる。

余白に塗ったセルリアンブルートーンの上に薄いパーマネントカーマインを重ねると紫陽花の色になる。
色見本の上段が混ぜて使う色。下段が重ねて使う色で、セロハンのように薄い色を重ねる。

もっとみる
「風景スケッチ上達法」・・レッスン5                                  速描きのススメ

「風景スケッチ上達法」・・レッスン5 速描きのススメ

今回は、スケッチの基本である線描を取り上げてみようと思います。線描とは「物の形を線だけで描くこと」ですが、画材(鉛筆、コンテ、ペン、インク、紙など)によっても色々な違いがあります。それぞれの扱い方によって様々な表現ができます。

 水彩スケッチでは、鉛筆を使うのが一般的ですが、「風景・水彩スケッチ会」では、ダーマートグラフとレタリングペンを勧めてきました。それは、鉛筆や一般的なドローイング

もっとみる
写真から建物のある風景を描く

写真から建物のある風景を描く

 2019/8/20.作成

2024/5/21.加筆校正
 
風景スケッチは,野外で描くのが最も自然なことです。野外で見た風景をその場所の記憶と共に描くのがスケッチの醍醐味だからです。そうして描いたスケッチは,「自分の目を通して見たこと」の記録でもあります。

 しかし,実際には,いろいろな事情があり,その場で描くことができないこともあります。できれば,短時間でラフなスケッチでも描いてお

もっとみる
「風景スケッチ」上達法・・・レッスン4

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン4

「スケッチ淡彩の原点」   

1.「スケッチ・淡彩」の元になる こと
 
★ スケッチ・・・その時の印象を瞬時に素描する(記録する)
★ 淡彩  ・・・色彩を用いてスケッチに肉付けする
(イメージを膨らませる)

瞬時に描いたスケッチに淡い色彩を重ねた絵が,「スケッチ・淡彩」の原点です。風景や物の形を大ざっぱに描いて(少ない線描で),その上から淡い彩色をほどこした絵で

もっとみる
「風景スケッチ」上達法・・・レッスン3

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン3

「スケッチ淡彩の基本」 

 天気の良い時に絵が描けると一番いいように思いますが、なかなか思うようにはいかないものです。
そういう時は、その日の天気に、自分を合わせて描けばいいですね。相手に合わせて描いていけば、自分の好みや選択とは違うものが画面の中に入ってくるはずです。そうすれば、描こうとも思わなかった、考えもしなかったような絵が描けると思います。
「絵を描く」ということを、特別なことにせ

もっとみる
「風景スケッチ」上達法・・レッスン2

「風景スケッチ」上達法・・レッスン2

見える範囲(視界)と絵にする範囲(視野=構図)

風景を絵に描く時に、どのあたりまでの範囲が画面に収まるだろうかと、おおよその見当をつけることはとても大事です。画面の左端は、風景のどの辺りがくるか、右端はどのあたりかと、紙と対象である風景を見比べてみたり、実際に腕をのばしてあててみることをします。
 そして、画面の中に収まる範囲がおおよそ決まってから、高さは変えずに左右どちらかに振ってみる

もっとみる
「風景スケッチ」上達法・・・レッスン1

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン1

自分の立ち位置と目の高さを大事にする・・・

私たちが見ている風景は、自分に近いところから遠くへ広がる、空間をもっています。その意味では、横に広がる幅と、縦に伸びる高さと奥行きを、持つ世界です。

 
2. 三次元の空間を紙の上 に表現する絵には、初めから大きな制約があります。
立体的なものを二次平面に描くことはほとんどできない話です。絵の世界でそれを可能にしているのは、「そのように感じさ

もっとみる
彩翔亭スケッチ③

彩翔亭スケッチ③

赤い花の色を重ねたあと、緑色、影色を塗って、明るい色を引き出して、完成。

彩翔亭スケッチ②

彩翔亭スケッチ②

前回の彩色に少し濃い色を重ねる。

全体の明暗のバランスをみて、淡彩色の花を引き立てる。あと1回の彩色で完成。

彩翔亭スケッチ①

彩翔亭スケッチ①

ロウバイの花が咲く頃、航空公園にある茶室、彩翔亭の庭を見学する。その折に描いたスケッチ。
2024.2.16.

これに淡彩色で大まかに色をつける。

つづきは、次回で。

新宿御苑を散歩

新宿御苑を散歩

昨日(2024.2.14.)は新宿御苑を散歩してみた。新宿門から入り、梅の咲き具合を見に日本庭園まで歩く。御茶室の近くの梅は三分咲きというところか。

園内は平日のせいか、人が少な目で、歩きやすい。枝垂桜(シダレザクラ)は満開に近く、写真をとる人で賑わっていた。

中央休憩室で少し休んでから、東にある池の周りをぐるり。スイセンが群生してる所があり、普通のスイセンの他にペーパースイセンという白いスイ

もっとみる
写真とスケッチ

写真とスケッチ

写真は2024年1月18日、午後2時すぎに撮影。スケッチは、同じ場所で描いたもの。
写真では、風景が広角に写っていて、対岸までかなり遠く見える。自分の目には、スケッチに描いた距離感に見えている。
絵にとって必要な最小限の、ことをスケッチする。必要があれば、加筆する。絵のタマゴのようなスケッチ。

ナンシーNancy(フランス)

ナンシーNancy(フランス)

2023年10月2日、フランスのシャルル・ド・ゴール空港近くのホテルから列車でナンシーに。駅近くのアパートに荷物をおいて、町を散策する。
町の中心にある広場からアパートに戻る途中で、であった風景。午後の日差しを受けて、建物が輝いて見えた。

リクヴィールのブドウ畑

リクヴィールのブドウ畑

フランスのコルマールからバスでリクヴィールに行く。アルザス地方の木組みの可愛い家並みが続く小さな町。ここで1泊して、ゆっくり過ごす計画だ。
リクヴィールは、10年前の2013年9月にも来たことがある。その時は、たしか2泊した記憶がある。今回は一月遅い10月。ブドウの収穫は、既に終わったようだ。この町は、ブドウ畑のある丘からの眺めが素晴らしい。朝早くと夕方、ブドウ畑からの町の屋並を眺めるのが最高だ。

師走の麻布十番を歩く

師走の麻布十番を歩く

12月20日、師走の麻布十番を歩く。都営大江戸線の麻布十番駅から、商店街を見て行く。11時すぎでも、開店前の所が目だつ。
パティオ10番の広場で、赤いくつの少女像を眺めてから、ゆっくり坂を上がる。遠く、六本木ヒルズのビルが見える。
途中でカメラを向けている女性、元麻布ヒルズの建物を撮っているようだ。ここまで高いと、周りの景観の中で、異様に感じるのは何故だろう。
有栖川宮記念公園まで歩いてから、駅近

もっとみる