syo813

「旅とスケッチ」をテーマに創作活動中です。

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最近の記事

「風景スケッチ」上達法・・・レッスン4

「スケッチ淡彩の原点」    1.「スケッチ・淡彩」の元になる こと   ★ スケッチ・・・その時の印象を瞬時に素描する(記録する) ★ 淡彩  ・・・色彩を用いてスケッチに肉付けする (イメージを膨らませる) 瞬時に描いたスケッチに淡い色彩を重ねた絵が,「スケッチ・淡彩」の原点です。風景や物の形を大ざっぱに描いて(少ない線描で),その上から淡い彩色をほどこした絵です。時間にしたら数分から長くても十数分ほどの間に,一気に描き上げたものですが,そ

    • 「風景スケッチ」上達法・・・レッスン3

      「スケッチ淡彩の基本」   天気の良い時に絵が描けると一番いいように思いますが、なかなか思うようにはいかないものです。 そういう時は、その日の天気に、自分を合わせて描けばいいですね。相手に合わせて描いていけば、自分の好みや選択とは違うものが画面の中に入ってくるはずです。そうすれば、描こうとも思わなかった、考えもしなかったような絵が描けると思います。 「絵を描く」ということを、特別なことにせず、毎日の生活の一部と考えると良いのではないでしょうか。朝起きて顔を洗ったり、歯

      • 「風景スケッチ」上達法・・レッスン2

        見える範囲(視界)と絵にする範囲(視野=構図) 風景を絵に描く時に、どのあたりまでの範囲が画面に収まるだろうかと、おおよその見当をつけることはとても大事です。画面の左端は、風景のどの辺りがくるか、右端はどのあたりかと、紙と対象である風景を見比べてみたり、実際に腕をのばしてあててみることをします。  そして、画面の中に収まる範囲がおおよそ決まってから、高さは変えずに左右どちらかに振ってみる(水平移動させてみる)と、ちょうど収まりの良さそうなところが見つかったりします。

        • 「風景スケッチ」上達法・・・レッスン1

          自分の立ち位置と目の高さを大事にする・・・ 私たちが見ている風景は、自分に近いところから遠くへ広がる、空間をもっています。その意味では、横に広がる幅と、縦に伸びる高さと奥行きを、持つ世界です。   2. 三次元の空間を紙の上 に表現する絵には、初めから大きな制約があります。 立体的なものを二次平面に描くことはほとんどできない話です。絵の世界でそれを可能にしているのは、「そのように感じさせる」という方法です。 3. 紙の上に描いているにもかかわらず、そこに空間や奥

        「風景スケッチ」上達法・・・レッスン4

          彩翔亭スケッチ③

          赤い花の色を重ねたあと、緑色、影色を塗って、明るい色を引き出して、完成。

          彩翔亭スケッチ③

          彩翔亭スケッチ②

          前回の彩色に少し濃い色を重ねる。 全体の明暗のバランスをみて、淡彩色の花を引き立てる。あと1回の彩色で完成。

          彩翔亭スケッチ②

          彩翔亭スケッチ①

          ロウバイの花が咲く頃、航空公園にある茶室、彩翔亭の庭を見学する。その折に描いたスケッチ。 2024.2.16. これに淡彩色で大まかに色をつける。 つづきは、次回で。

          彩翔亭スケッチ①

          新宿御苑を散歩

          昨日(2024.2.14.)は新宿御苑を散歩してみた。新宿門から入り、梅の咲き具合を見に日本庭園まで歩く。御茶室の近くの梅は三分咲きというところか。 園内は平日のせいか、人が少な目で、歩きやすい。枝垂桜(シダレザクラ)は満開に近く、写真をとる人で賑わっていた。 中央休憩室で少し休んでから、東にある池の周りをぐるり。スイセンが群生してる所があり、普通のスイセンの他にペーパースイセンという白いスイセンが綺麗に咲いている。帰りは、千駄ヶ谷門から電車に乗る。一時間ほどの散歩を楽し

          新宿御苑を散歩

          写真とスケッチ

          写真は2024年1月18日、午後2時すぎに撮影。スケッチは、同じ場所で描いたもの。 写真では、風景が広角に写っていて、対岸までかなり遠く見える。自分の目には、スケッチに描いた距離感に見えている。 絵にとって必要な最小限の、ことをスケッチする。必要があれば、加筆する。絵のタマゴのようなスケッチ。

          写真とスケッチ

          ナンシーNancy(フランス)

          2023年10月2日、フランスのシャルル・ド・ゴール空港近くのホテルから列車でナンシーに。駅近くのアパートに荷物をおいて、町を散策する。 町の中心にある広場からアパートに戻る途中で、であった風景。午後の日差しを受けて、建物が輝いて見えた。

          ナンシーNancy(フランス)

          リクヴィールのブドウ畑

          フランスのコルマールからバスでリクヴィールに行く。アルザス地方の木組みの可愛い家並みが続く小さな町。ここで1泊して、ゆっくり過ごす計画だ。 リクヴィールは、10年前の2013年9月にも来たことがある。その時は、たしか2泊した記憶がある。今回は一月遅い10月。ブドウの収穫は、既に終わったようだ。この町は、ブドウ畑のある丘からの眺めが素晴らしい。朝早くと夕方、ブドウ畑からの町の屋並を眺めるのが最高だ。

          リクヴィールのブドウ畑

          師走の麻布十番を歩く

          12月20日、師走の麻布十番を歩く。都営大江戸線の麻布十番駅から、商店街を見て行く。11時すぎでも、開店前の所が目だつ。 パティオ10番の広場で、赤いくつの少女像を眺めてから、ゆっくり坂を上がる。遠く、六本木ヒルズのビルが見える。 途中でカメラを向けている女性、元麻布ヒルズの建物を撮っているようだ。ここまで高いと、周りの景観の中で、異様に感じるのは何故だろう。 有栖川宮記念公園まで歩いてから、駅近くの蕎麦屋で遅い昼を食べてから帰る。4時間ほどの散歩だ。

          師走の麻布十番を歩く

          ルクセンブルク旧市街の町角

          ルクセンブルク旧市街の町角

          フランス、ナンシーの町並み

          フランス、ナンシーの町並み

          緑の混色→自然な色合いを作るには(緑の隠し味)

          自然な緑色は混色で 水彩画で、緑の樹木を彩色するときの色の作り方。緑色の絵の具をそのまま塗っても、自然の色彩にはほど遠い。そこで、絵の具を混ぜて色を作る<混色>が、必要。 主たる緑の絵の具(あなたのパレットにある緑色)に、イエローオーカー、ローシェンナなどの土性顔料を加えて混ぜるのがポイント。薄い緑色にイエローオーカーを、少し濃い緑色にローシェンナを混ぜる。 季節で緑色が、変わっていくので、それにあわせて、土性顔料の色も変えていく。絵の具と、水の分量

          緑の混色→自然な色合いを作るには(緑の隠し味)

          梅の咲く頃

          町田市小野路宿 F6 鉛筆 水彩 2枚の絵は、昨年2月に同じ場所で写した写真から描いたもの。色彩の違いで、受ける感じが、どう変わるか試してみる。手前の畠は、明るくして、描き込まずに残す。 町田市は、東京でも、里山の風景が残る数少ない場所で、1月から3月まで、梅や桜、水田や牧場など楽しめる。

          梅の咲く頃