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ヨーロッパツアー

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俺たちはあの時UKにいた | Day2 [IN STROUD]

俺たちはあの時UKにいた | Day2 [IN STROUD]

2020年3月11日にWHOからパンデミック宣言が出される2週間前の2月27日、The Shamisenistsはイギリスにいた。

予想を超えた盛り上がりで初日を終え、2021年イギリスで住みたい街ランキング一位に輝いた自然とアート文化が上手く融合したヒッピータウン、ストラウドへ。

冒頭で「予想を超えた」と平談俗語なを表現したが、心のうちを話せば、"シャミセニストなら間違いない"と言う自信が元

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俺たちはあの時UKにいた。 |  DAY 1 [IN BRISTOL]

俺たちはあの時UKにいた。 | DAY 1 [IN BRISTOL]

2020年3月11日にWHOからパンデミック宣言が出される直前の2月下旬、The Shamisenists(シャミセニスト)はイギリスにいた。

ツアー初日は、あのスプレーグラフィティ文化をアートとして広めた神出鬼没のアーティスト、バンクシーが生まれ育った街、ブリストル。

入り時間まで想い想いの時間を過ごし、いざその日のヴェニュー「The Old England」に入店したが、お店のオーナーは極

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EUツアーを終えて episode7-KEEP CALM JACK-

EUツアーを終えて episode7-KEEP CALM JACK-

今回のフランス・ブルターニュ地方のフェスティバルROUE WAROCHへの出演は、ギャランティーの他、顎足枕(あごあしまくら)も付けて貰う内容での契約となった。

※顎足枕=ツアーミュージシャンなどが日常的によく使う言葉。
顎=食事、足=移動、枕=宿泊、これら3つにかかる費用のこと。

ROUE WAROCHは、地元の音楽愛好家達による有志の集まりで執り行われているローカルフェスティバルとの事もあ

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EUツアーを終えて episode5-フランスから来た意外なミッション-

EUツアーを終えて episode5-フランスから来た意外なミッション-

THE SYAMISENISTとしてのUKツアーと並行して、俺たちはJACK/YUJIによる津軽三味線コンビによるフランスツアーの準備も着々と進めていた。

今回のフランスでのミッションは、第1章にも記した通りブルターニュのケルティックトランスバンド、PLANTECと僕らのコラボ曲をブルターニュの春の到来を祝福するフェスティバルRoue Warochで披露するというものだが、フェスティバルのオーガ

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EUツアーを終えて episode4-TRIGGER-

EUツアーを終えて episode4-TRIGGER-

前回の投稿から大分時間が経ってしまいましたが、アメリカ人マネージャーのジャスティンがツアーへの同行を承諾してくれたところからでした!

続きを書こうと思いますのでよかったらお付き合いください。

チャンスの歯車が合わさり始めた次に彼と会った時に、俺は本当に彼にUKツアーの同行を頼んで良かったと思った。
Macを開くと彼のGoogleスプレッドシートには、ツアーのアジェンダ(行動計画)やヴェニューや

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EUツアーを終えて episode4 -アメリカ人マネージャーとの出会い-

EUツアーを終えて episode4 -アメリカ人マネージャーとの出会い-

シンクロニシティーが起こる時は、自分が正しい方向に向いている時。

今までそんな風に信じてきたので、この絶好のタイミングでジャスティンに出会えたのはとても良い兆候のように思いました。

UK行きの風がTHE SYAMISENISTの背中を押してくれている。

ジャスティンは結構不思議なやつで、まるで申し合わせて待ち合わせしたかのように「Hi, JACK. How is it going?」とか言っ

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EUツアーを終えて episode2 -そうだ、イギリスに行こう!"-

EUツアーを終えて episode2 -そうだ、イギリスに行こう!"-

全国への緊急事態宣言が発表されてからおおよそ一ヶ月間、家にいる時間が増えた方がほとんどかと思いますが、皆様どの様ににお過ごしでしょうか。

しかし  🏠 ≒  時間が余って暇 

という方程式はさすがに浅はかすぎますよね。

むしろ、リモートワークに移り変わることによって働き方革命が起きて、新しい分野にチャレンジする/せざるを得ない方も多く見られるのではないでしょうか。

私もそのうちの一人で、

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