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EUツアーを終えて episode2 -そうだ、イギリスに行こう!"-

全国への緊急事態宣言が発表されてからおおよそ一ヶ月間、家にいる時間が増えた方がほとんどかと思いますが、皆様どの様ににお過ごしでしょうか。

しかし  🏠 ≒  時間が余って暇 

という方程式はさすがに浅はかすぎますよね。

むしろ、リモートワークに移り変わることによって働き方革命が起きて、新しい分野にチャレンジする/せざるを得ない方も多く見られるのではないでしょうか。

私もそのうちの一人で、自分がやっている教室を少しづつオンラインレッスンに移行したり、以前よりSNSやYOUTUBEからの発信に力を注いだり、とある資格の取得に向けて少しづつ勉強を本格化したり、手料理を楽しんだり、生活が大きく変化しています。

ちなみに当方が仲間と主宰しているTRANSIST RECORDSのYOUTUBEチャンネルでは、みなさんに楽しんで頂けるようなコンテンツを可能な限り発信していきたいと思っております!
良かったらチャンネル登録お願いいたします⭐︎


そんな訳で今回もヨーロッパツアーへと繋がる序章パート、その第三章を綴っていきたいと思います。

そうだ、イギリスに行こう

さて、俺とYUJIのフランス行きが確実になったことは前回の第二章でお伝えしましたが、果たしてドラマーのKYOHEIも含めた”THE SYAMISENISTとして”ヨーロッパツアーを決行する為にはどうしたらいいか。
そもそも一言でヨーロッパツアーといっても、ヨーロッパは広い。

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行ける期間も資金も限られている。
フランス以外の第2カ国目としてどこの国にターゲットを絞るか。。。
どこの国も魅力的だし、いくつか個人的に関係性のある国もある。。。
う〜ん・・・・・よし!

こんな時こそ理由は単純な思考で行こう。

そうだ、UKロックが好きだから、イギリスに行こう。

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そんな訳でフランスからの第二カ国目は、The United Kingdom、UKに決めた。
ただしかし、ある程度メジャーで資金力のあるバンドだったら、バンドは基本的に最高のライブをすることに尽力し、残りはメディアからの取材などのミッションをクリアしていく事に集中すればいいですが、僕らにそんなお膳立ては一切無いわけで、木だけではなくその枝葉にまで目を配らなければならないし、同時に全体像を見失わないよう森も見渡さなければいけない。

簡単に言うとブッキングとかツアーの工程とか現地で協力してくれる方を探したりとか全ての業務をDIYでやらなければいけないという状況になるわけで、呑気に"ヨーロッパツアーだー!"と手放しで喜んでいたら大怪我をする訳です。

基本的なツアーのプロセスは国内のそれと同じなので、今まで同様、気合いと根性と努力と知恵である程度は乗り越えられるとして.....(笑)
一番の問題は言語だと認識しました。 

私は高校の時から地道←❌ "地味"←⭕️ に英語を続けてきたので、多少の基盤はありまして、あとは有難いことに海外への渡航経験も一般の方より多くさせてもらっていますので、そんな経験から日常会話程度の英語でしたらいけるのですが、第二言語、第三言語として英語を話すインドやフランスがクライアントならまだしも、今回は英語の本場イギリスを相手にやり取りをを進めて行かなければならない。
必ずどこかで限界が来ると感じました。


アメリカ人マネージャーとの"思いがけない"出逢い

ある日、そんな事を考えながら吉祥寺の街を歩いていた僕は、とある事を思いつきました。「ジャスティンに連絡を取ってみよう!」

ジャスティンとは東京在住のアメリカ人で、MORE THAN MUSICというブランドを立ち上げ、日本在住の外国人と日本人の架け橋になるようなイベントを定期的にオーガナイズしている、東京のインディーズミュージックシーンにおけるキーパーソンの一人です。
数年前に一度だけTHE SYAMISENISTが彼のイベントに出演した事があったのですが、それからも僕たちのライブに見にきてくれたり、僕も個人的に彼のイベントに遊びに行ったり、付かず離れずの関係で交流は続いていました。


思い立ったが吉日というのが僕の一つの信条。
早速彼にを取ってみよう。
彼とのメールのやり取りは基本英語なのでラップトップでしっかり文章を考えたい。
ちょうど近くにあったエクセルシオールカフェへ。
アイスコーヒーを頼んでWi-Fiのログインの仕方を店員さんに聞いたところ、今日に限ってWi-Fiが使えない。との回答が。
あら残念。でもそれはしょうがない。
ところが店員さんから思わぬ提案が。

「大通りにあるスタバに行って見たらいかがでしょう。そちらならWi-Fi間違いないと思いますよ。まだアイスコーヒーも入れてないのでお気にならず」

僕の急用感が伝わってしまっただけかもしれませんが、競合店を進めてくれるなんて、優しいなあ、愛のある社会、ステキ。




そのお兄さんにお礼を伝えて、スタバに向かうと、思いがけないミラクルが。。。




テラス席にジャスティンが座っているじゃないか!!(驚)


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Justin Sachs


第4章へと続く

#収束後のより良い世界を願って   寂空-JACK-


カバーイラスト・TOKI

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