大人になるということ。

21歳、大人の中ではガキんちょの私が、「大人になるってこんなこと」と感じてることをお話しします。

大きく3つあって

① 人生は前途多難なものだと自覚すること

② 「しょうがない」って諦める経験を積んでいくこと

③ 色んなことを経験して挫折を味わうこと

になります。


悟りを開いていない21歳が偉そうなことを言って申し訳ないのですが、今の私の感じていることです。

まず、①について。

残念ながら人生は前途洋々ではありません。
前途多難な人生を、それでも楽しむことはできます。
でも希望に満ち溢れる人生なんてそうそうありませんよね。

それを少しずつ味わっていくんです。希望しかない人生なんてないですから、どん底に突き落とされて這い上がっていくしかないときもあります。

次に②について。

①とも関連しますが、大人になるにつれて、自分の力ではどうしようもない課題にぶつかります。

どうあがいても今の私では解決できない。

その時何が大切かを自分に問わねばなりません。

私は、生活や体調が不安定な状態で大学継続or生活保護を受給して生活や体調を安定させる

この2つ、どちらかの選択肢を選べ、と言われても正直困りました。

人生変わるから。

最終的に何が大切かとなると、生活と体調の安定でした。これがないことには大学で学べないということからです。

諦めるしかありません。
勿論これは、生活保護の受給の可否だけでなく、私自身の体調不良も大きく影響しています。

両方の面で、「しょうがない、大学が無理なら、通信制で保育士になろうぜ私」と諦めました。

幼少期のように、何事も諦めなくていい訳ではなく、悔しさを抱えて生きていくことが大人になるということだと、私は思います。

最後に③について。

私は挫折の経験があるからこそ、成長できると思います。

例えば、全日制高校から通信制高校に転学したとき。

全日制高校のクラスの雰囲気や自分の体調が理由で転学を決めました。「絶対に教室に戻れない」や、「こんなんでいいのか、私」と相反する気持がありました。
当時は挫折したと思っていました。

でもね、今になって大学の退学を決意したときに、果たして、目に見える障害や知的障害などはっきりと感じ取りやすい障害などが無ければ、
小学校から高校まで通常学級・全日制で学び、大学や専門学校などの高等教育を当たり前に終える、若しくは、高校を卒業して終身雇用で働き続けることだけが道なのだろうか?って自分の経験から考えることができました。

学び方や生き方って多様でいいと思う。

おこがましい書き方で申し訳ないのですが、私はこの挫折を経験して、考え方が成長できたと思います。

今書いた「大人になるということ」は、私が大人になるにつれて、直面したこと、直面する回数が増えたことです。

最後に、院内学級(中学校時代)の卒業文集にある先生が書いてくださった「アイシールド21」の言葉を書かせてください。

「ないものねだりしてるほどヒマじゃねえ、あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ」

今、私と周りの大人がができる選択肢で、私の人生を切り開いていくしかない。

そして、前にも書いたけど、同じ思いを次の誰かにさせないために今の状況と闘ってく。

諦めることだらけの人生。ないものねだりだってしたくなるよ、そりゃ。でもそんなヒマはない。だから、あるもんで最強の闘い方探れるよね?

割り切って、でも想いはしっかり持って大人になっていきたいな…!

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