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詩『かき氷』 シロクマ文芸部‘かき氷’





かき氷が少しずつ溶けだして
赤い水に変わっていく

分離しないで
最後まで
ひとつになったまま 

夜空に大輪の花が咲き乱れる中
誰も気づかない小さなロマンス

先端がスプーンの
しましまのストローでゆらゆらすくう


あまい
とっても




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