【映画✖️心理学】美人が婚活してみたら
心の穴を埋めるために「結婚」を求めて、
「婚活」を始めようとしているのなら、
活動を始める前に
その穴が、なんで空いてるのかを探ってからの方がいいと思う。
【美人が婚活してみたら】
女性性 ★★★☆☆
自己肯定感低め ★★★☆☆
セクシュアリティを才能に持つ人あるある ★★★★★
内容的には「美人」は、ほぼ関係ないストーリーです。
「美人だから」というセリフが作中にたくさん出てきますが、
「美人だから」という理由と主人公の身の上に起きていることは、ほぼ関係が無いと思われます、心理学的に見ると。
その設定を必要とするのなら、
それは親友が仲良くしているようで、実は主人公に嫉妬しているっていうところなのかなあ。
この時代にこのタイトルで作品を世に出すの、勇気がいったんじゃないかと思ってしまいました。
「アラサー・不倫ばかりを繰り返す私が、婚活してみたら」という方がしっくりくるかもしれません。
でも作品を観てもらうための「引き」とか「字面の良さ」とか、他にもプロの人が考えた上で、このタイトルがベストなのだろうなあ、と、そんなところを気にしてしまった、私です。
内容としては「結婚しなきゃ」とか「結婚しないと恥ずかしい」とか「結婚できない私はダメだ」とか「結婚すれば幸せになれるはず」とか、
周りと自分を比べてしまったり、世間の目なんかも気にしてしまっている人には、めちゃくちゃフィットすると思います。
これから婚活をしようとしている人・婚活をしているけれど心に空虚感を感じている人に観てほしい作品。
自分の「心の穴」としっかり向き合わずに「婚活」や「結婚」をしても、
やっぱりその「穴」は埋まらないままってことは、多々あると思うんです。
誰かとパートナーになって「幸せ」になるってことはあることだし、
私もそれを「幸せ」のひとつのかたちだと思っています。
でも、その「幸せ」を感じられるようになるためには
『自分ひとりでも「幸せ」を感じられる』っていう土台があってこそなんじゃないのかなあ、と思うんです。
「パートナーがいても幸せだし、一人でも幸せだ」と、
自分と自分の人生のありかたに、いくつも選択肢を持って
ゆったりと好きに生きていくことって、自分をとっても楽にしてくれます。
恋愛も結婚も子どもを持つことも、「幸せ」になるために
どれも「絶対に必要」ではないと、私は思うんですよね。
「幸せ」を求めてする「活動」が辛かったり苦しかったりするのは、
やっぱりなんか違うよね、と、思わせてくれる作品です。
「主人公も、そのお友達も、とりあえず一回カウンセリング受けてみたらいいのに」と、思ってしまいました 笑
【こんな人にオススメ】
◯たぶんモテる方だけど、いつも恋愛がうまくいかない。
◯いつも自分は浮気相手・不倫相手になってしまいがち。
◯幸せになりたいけど、「幸せ」が何か分からない。
◯影のある人や、傷ついている人に惹かれてしまう。
◯自分を大切にできない、もしくは「もっと自分を大切にしなよ!」と、言われがち。
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こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
心の穴って、自分で埋めていくこと、できると思うんです。
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