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リーダーは”4E”で自分をアップデートしよう!

「リーダーシップに必要な要素って何があるかな~?」

たまにリーダーシップについての研修依頼が来る僕は、こう自問自答するときがあります。

自分の経験、クライアントの事例、書籍やネット、まわりへのヒアリングなどから色々と探っていくのですが、ありましたー!個人的にシックリとくるものが。

かつての米GE社の元CEOであるジャック・ウェルチ氏が唱えた「4E理論」です。

4E理論とは・・・

①Energy  
自分自身がエネルギーに溢れている 
 (仕事を成し遂げる情熱)

②Energize
周囲を元気付ける 
(人を刺激して行動させる)

③Edge
 エッジを持っている 
(困難な決断を下す)

④Execute
実行力がある
(結果に結びつけることができる)

確かにこうやって4つに整理されると腑に落ちますね。

一つずつ見ていきましょうか。

まずは、①Energyです。

エネルギーって大事ですよね。言い換えれば熱量といっていいかもしれません。熱量が高いとまわりに確実に伝播していきます。

ビジョンを100語るよりも、目には見えにくいが伝播力が強いエネルギーの高さは大事です。そのためにも、常に心技体の充実やメンテナンスが求められます。

二つ目は、②Energizeです。

個人的には、これが一番大切だと思います。リーダー(特に自らリーダーになる人)は、エネルギーや熱量が高くて当然です。

しかし、だからといって他のメンバーを奮い立たせるように、周囲を元気づけ行動を促すことができるかというと別問題です。

リーダーといえども、できる範囲は限られています。まわりをEnergizeしながら、大きな志を形にできるかどうかはリーダーにとってもしかしたら最重要の要素かもしれませんよ。

三つめは、③Edgeです。

これは日本語でジャストフィットする解釈するのが難しのですが、”とがった覚悟”をもって困難な場面(綱渡り状態のような時)でも、果敢に決断をくだすこと。僕はこう解釈しています。

決断とは、「決めて断つ」ことです。単に決めるだけの意思決定とは異なり、前進するために断ち切る必要がありますので、Edgeという視点は大切ですね。

最後は、④Executeです。

当然ながら、いくらビジョンや事業計画がすぐれていても実行力がなければ、何も成果を出すことはできません。

100の事業計画より1の実行こそ大事なのです。

実行の中でも、最後までみんなの力を引き出して「やりきる力」が肝だと個人的には思います。

たんに着手して実行するだけではなく、成果が出るまでやりきる力こそが真の実行力ではないでしょうか?

と、こんな感じでリーダーの要素について重要ポイントを見てきましたが、分かりやすく覚えやすい”フレームワーク”(物事を捉える枠組み)は自身の頭の整理にとっても役に立ちます。

シンプルで覚えやすい。

この条件を満たすフレームワークは、いくつか使い勝手が良いものを覚えておくと、思考にブレもなくなりますよ。

リーダーシップ面では、4Eで僕自身は振り返りを行い、課題点をチェックしていますが、他にもあります。例えば・・・

SMARTの法則(目標の具体化用)、5W1H(仕事の抜け漏れチェック用)、PDCA(仕事の流れをつくる用)、PREP法(簡潔かつ具体的に語る用)

※詳細な意味は以下を参照

4Eに加えて僕は合計5つのフレームワークで仕事生活は9割くらいが事足ります。

フレームワークは、固定の枠組みで整理することには長けていますが、枠組み以外の発想をするときは逆効果になることがあるため注意は必要ですよ。

それでも、世の中にたくさん存在するフレームワークで、いつ、どのように使えばいいのか・・・と、悩むくらいならば、4Eを筆頭に代表的なBEST5くらいを使えるようになると、思考が瞬速で整理されます。

僕は「思考にテンプレートを持つ」と表現していますが、思考を整理し本質をスピーディーに追求し続けるリーダーの立場であれば、フレームワークを使いこなし、日々アップデートすることが求められるのです。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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