作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part45:判断基準を持つ

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、“教習指導の中での観察と介入”について書かせてもらいました。
今回は、 “教習指導の中での観察と介入”について書いていきたいと思います。




~自動車学校での測定~


自動車学校では、仮免許取得前と自動車学校の卒業前に学科試験や技能検定が行われます。

学科試験では、明確に“数字”という部分で合格基準が決まっています。
技能試験についても、検定においては減算方式で所定のコースやスキルを確認し判定が行われます。

しかし、
教習時限毎には、テーマは決まっていますが明確な判断基準がないような印象があります。
となると、“補習”となるか“次の時限に進むか”という点については、主観的なものになってしまう感覚があります。

小学校から高等学校で、各学科の時間ごとに小テストを受け
それに合格しなければ次の授業に進むことができない。
ということはありませんし、自動車学校での技能教習も毎回テストがあるわけではありません。

その時限の定められた項目を達成できるか?
ということになりますが、達成できていると判断するのは、主観的であるという事になるかと思います。




~判断基準を持つ~


技能教習における、1段階では仮免許の取得に向けた技能向上が必要であり
2段階では卒業検定およびいよいよ交通社会に出るにあたっての基準での、技能向上が必要になります。

そういった中での、各教習時限での目標と判断基準を持つ必要があると感じています。
また、先輩教習指導員からの指導から学び安全運転に向けた各時限の基準を持っていきたいと思います。

本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。

それでは、良い一日を。

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