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人にしかできないこと

 「人にしかできないこと」を追求したいと思い、島根県雲南市の三刀屋高校を選んだ私。

 ところでみなさんにとって「AI」や「技術革新」といえば何をイメージしますか。「ロボット」や「便利さ」を思い浮かべることでしょう。
それらは私たちの生活を快適にしてくれる存在です。しかし、裏側はどうなのでしょうか。AIと人を比べたときに勝っているのは圧倒的にAIだと思います。なぜならAIはミスを犯さないから。それに対して、人は感情というものに左右され、時にはミスを誰しもが犯してしまいます。ミスがなければ物事が円滑に進んでいき、合理性も良いです。
 また、AIの知能が人の知能を超えることが推測されるシンギュラリティというものによれば、2045年後、つまり23年後にはAIは人を超えるといわれています。
 だからこそ、私は恐れているのです。SF映画のようなAIに支配されるような時代がくるかもしれないことを。きっと今ある職はほとんどがAIに代行されるかもしれない。大げさなことかもしれないですが、そんな時代の到来に備え、戦っていくためにも今から「人にしかできないこと」を考えるべきだと思います。

 とはいっても「人にしかできないこと」とは未知の世界のことです。技術発展の中生きていく人類にとっての永遠の課題かもしれません。「感情」は人にしかないものではありますが、社会や企業に通用するのかとなると、感情によって左右されるため断言はできないです。しかし、約10カ月が過ぎた留学生活の中で自分なりに追求した結果、徐々に言語化できるようになりました。「人にしかないこと」は、「温かさ」だと思います。雲南市に来てから身をもって感じました。私のことを受け入れてくれ、応援してくれる温かさ。学校帰りに見ず知らずの地元の方が「おかえり。」や「おつかれさま。」と声をかけてくれる家族のような温かさ。地元を愛している高校生。どんなチャレンジも応援してくれる雲南市民。チャレンジを貫く雲南市民。大阪のような都会にはなくなってしまった地域だからこその温かさ

 「人にしかない」そんな「温かさ」をコンセプトに私は将来的には起業したいとも思っています。技術発展の波にも飲み込まれることのない、AIと共生していけるような会社を。

私の「人にしかできないこと」に対する追求はまだまだ続きます。みなさんの温かい応援が私の原動力になりますのでお願いします。

みなさんの思う、「人にしかできないこと」、「人にしかないこと」は何だと思いますか。


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