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【小説】本丸臨時会議議事録〜対大侵寇防人作戦参加中その四〜
※うちの本丸の話です。
※三はないです。
小竜「では情報部の秋田藤四郎から報告を」
秋田「はい。各本丸からの聞き取り調査によると、三日月宗近及び始まりの一振全てが似たような挙動を取ったとのこと」
主「つまり?」
秋田「今回の三日月宗近及び加州清光の行動は、予め仕組まれていたプログラムが作動した可能性が高いと考えます。キーはおそらく政府配布の三日月宗近を受け取ったことです」
主「受け取るだ
【小説】本丸臨時会議議事録〜対大侵寇防人作戦参加中そのニ〜
※限りなくうちの本丸に近い某本丸の会議です。
※その一はないです
参加者 審神者、加州清光、秋田藤四郎、小竜景光、明石国行、髭切、膝丸、和泉守兼定、堀川国広、陸奥守吉行、水心子正秀、一文字則宗、大般若長光
小竜「戦術部から状況報告を」
堀川「はい、3月29日19時に始まった『大侵寇』は翌30日2時50分に全ての戦線で有利となりました。当本丸も中央〜最終防衛ラインで戦闘しましたが、政府の作戦フィ
【小説】エイプリルフール
4月1日。エイプリルフール。
この本丸でも、この日は嘘をついてもよいことになっている。普段は嘘になってしまうから言えない願いや祈りを、この日だけは気にすることなく素直に伝えようというのがこの本丸の主の方針だった。
今年の4月1日に1番に主と顔を合わせたのは鶯丸である。不寝番だったのだ。
「大包平は『叶わぬ願いなどない!俺は嘘はつかない!』と今年も言っていたぞ。あいつならばそうなのかもしれんな」
小竜景光の来歴を語ると泣いちゃうおじさんの話
この話は小竜景光の来歴や逸話ってしんどいよねって言いながら、多分こうだっただろう、そうだったらいいなぁ、こうかもしれないという、小竜景光に更に自分で呪いをかけてはしんどくなってしまうというどうしようもない審神者の話なので、小竜のしんどい話が読みたい方と、私の愚かな愛を読みたい方はどうぞお楽しみください。
まずは小竜景光の来歴を詳しく調べてくださっているこちらのTogetterをどうぞ。1番まとま
小竜景光の心について
小竜くんのストレスがマッハなのも多分南泉以外は気付いていたんじゃないかなと思うんですよ。大包平とか割と何回も「大丈夫か?」って確認してくれてましたからね。ただ本刃が自分の状態を認識してなかったので……。
兼さんは割とじっくり観察していた感がありますよね。なんせ本心を見せない陸奥守との付き合いが長いですからね。心を見せないからって何も思っていないわけじゃないと兼さんは知っているんでしょう。ただ陸奥
小竜景光の主について
※手紙のネタバレを含みます。
原作の小竜くんって一見元の主にそんなに深い思い入れがないように見えますよね。元の主の事をはっきりとは語りませんしね。
でも彼の言葉にはかつての主の要素がたくさん散りばめられています。「楠公景光との異名」「ゲリラ戦」「死の匂い」「農家にいたこともあった」「その首もらった」「目利きは得意」などなど。
そして彼は自分が貴重な刀であるとも自覚しています。「俺は人を選ぶからさ